September 17, 2009

ダンナの給料日に、給料全部を使い果たして豪勢な夕食を作ってしまい、翌日からはカップ麺を食わせる、なんのヤリクリ能力もない、ガキみたいな主婦。しかも、その豪華なはずの夕食も「塩加減」を間違えていて、食えたものじゃない。

そんな「ヤリクリ」の下手な主婦のダンナだったら、たまったものじゃないが、シアトルの監督のワカマツは、そういう「ガキ主婦」だからしょうがない。



9月15日のホワイトソックス戦後のインタビューは、なにげないセリフではあったが、ハッキリとわかったことは「この新人監督は、ただの新米主婦に過ぎないこと」がよくわかった、ということ。
この監督、正確に先を読み、ヤリクリ上で諦めるしかない部分はスッパリ諦め、使うべき場面では人材を的確に使って、現状戦力を有効に使いきれる手腕など、まったくない。
ただの、慌てモノ。決断力もない割りに、言い訳が多いし、贅沢なことを言う。

この監督では勝率はけして上り詰めることはない。4勝3敗だの、4勝5敗だのを永遠に続けるのが精一杯だろう。

インタビューでは、自分のミスは認めず「7回をまかせられる投手が手元にいないから負けた」と言わんばかりだが、「タラレバ」で監督業は務まらないし、パーツが足りないから補充してくれとか「泣き言」を言えるのは、監督自身がヤリクリの手腕を示してからの話だ。

料理の下手な主婦にフカヒレやフォアグラは全く必要ない。白菜とキャベツでうまい料理を作れるようになってからの話だ。


Mariners Blog | Mariners' loss to White Sox takes a toll | Seattle Times Newspaper

"This game was a lot about the bullpen, obviously,”Mariners manager Don Wakamatsu said. "You win games by getting your closer in the ballgame."
マリナーズの監督ワカマツは「明らかにこのゲームは、ブルペンには荷が重かった。勝利はクローザーを投入してこそ得られる」と言った。

Noting that Aardsma has pitched just once in the last 10 days, he added, "We have to find the guy that's going to step up and give us a solid seventh."
アーズマがこの10日間たった一度しか投げていないことに触れ、ワカマツはこう付け加えた。「ステップアップして、安定した7回を生み出してくれる投手を、我々は見つけなければならない。」


何を言っているのだろう、このアホ。(こんな言い訳話を、これっぽっちも批判しない地元メディアも、まったく機能もしてないとしかいいようがない)
まず、継投をおかしくしたのは、ワカマツ自身の決めた「先発スネルの早すぎる降板」だ。

ワカマツは、クレメントとセデーニョを安売りして獲ってきた虚弱投手スネルを、たったの84球(6イニング)で降板させている。
この過保護投手、シアトルに来てから、一度も7イニング投げたことがない。甘やかすのも、いい加減にしろといいたい。スネルは100球投げられないのではない。実際、8失点した8月11日のヤンキース戦(捕手城島)でさえ109球投げ、直近9月9日のLAA戦でも負けたが、100球投げている。

というのに、ワカマツは1点差のシチュエーションで過保護のコネ捕手同様の「過保護投手」スネルを、84球で降板させてしまったことで、7回、8回、9回と、3イニングもの間、最少得点差をコネ捕手城島マスクで守りきらなければ勝てない「選択」をした。

こんな選択、そもそもありえない。
リスクを抱えすぎ、という程度ではない。
まず成功しない。ただの「自殺行為」だ。
(関係ないが最近ホームの観客が激減した理由の大半は、この「自殺行為」の多さにあるとみている。トレード、采配、城島、選手起用。観衆は馬鹿じゃない。)

まず基本的に「CERA5点のコネ捕手城島マスクのゲームで、1点差をゲーム終盤の3イニング守りきるという選択」それ自体が、「チームの自殺行為」なのはわかりきっている。

ゲーム終盤にロウを投入しようが、アーズマを投入しようが、この「コネ捕手城島リスク」はついてまわる。ついこの間のヘルナンデス登板試合で、キャッチャーを城島に代えてサヨナラ負けしたのを、ワカマツはもう忘れたのか。


「1点差を3イニング絶対に守る選択」が可能になるのは
「キャッチャーが城島ではない」
「ホワイト、ロウ、アーズマの3人がブルペンにいるか、または、ロウが2イニングを投げられる疲労度にある」
「彼らの調子が悪くなく、イニングをまかせきれる」

という特殊な場合のみだ。

おまけに、こんな「贅沢な料理法」は、5人のローテで毎試合使えるわけじゃない。日本のプロ野球阪神のJFKシステムとは違う。

そもそも不完全な継投であっても競った勝ちゲームをモノにできる手腕が監督になければ、勝率を大きく上向かせることなど、できるわけがない。


ワカマツは7回にケリーを投入した。
コネ捕手城島マスクのゲームにケリー投入で無駄にリスクを犯し、さらに、よせばいいのにロウを無駄使いしてまで失敗したのは、「城島問題」の認識の甘いワカマツ自身のミスであり、ワカマツの責任だ。

もしケリーが7回を抑えていたら、ロウ、アーズマと投入して、試合を終わらせられるとでも思ったのだろう。だが、そのケリーが抑えられなかったから、7回をきちんと抑えられる投手がいれば勝てた、と言い訳したわけだ。

だが、そもそもケリー投入にはリスクがあり、そのリスク回避の方法もあったにもかかわらず、その両方をケアせずギャンブルして負けたのは、ワカマツのミスだ。

復帰後のケリーが、理由はわからないが、復帰前のケリー自身や、好調時のホワイトほど、安心できる投手ではなくなったことは、誰でもわかっている。そのケリーを1点差ゲームの終盤で投入する、ということは、今の時点では「リスクを覚悟する」という意味にしかならない。

また最近のゲームを点検すればわかるが、ロウはこのところよく2イニング投げさせられている。スネル先発の1点差ゲームをどうしても勝ちたいのであれば、7回アタマからロウという選択もあったわけだが、ワカマツはあえてそうはしなかった。

また7回にケリーをロウに代えるタイミング自体、おかしい。
ランナー1,2塁のピンチだったが、ケリーが三振をとって1死にしてから交代させている。三振をとれたケリーを続投させてもいいわけだが、ワカマツは急に肩を作ったロウを登板させ、結果、打たれている。


ダメ主婦が、調理法を知りもしない食材をドカスカ鍋に放り込んで、意味のわからないまま煮込んでいるのと、まるで同じ。コネ捕手城島マスクの1点差ゲームが、こんな「タラレバ」で勝てると思っているのか。

この監督、結局「城島問題」を本当に甘く見たままシーズンを過ごし、ミスを犯し続けている。


ホワイトソックス第一戦では、結果的にロウまで無駄使いしてしまい、ロウがこのあとのローテで投げられるゲーム数を限定してしまった。さらには7回に3点とられて負け試合になっているのにもかかわらず、メッセンジャー、オルソン、バティスタと、3人も投手を使ってしまい、これからのゲームで使うセットアッパーがいなくなってしまうような無駄なことをする。

馬鹿としかいいようがない。


プレイオフ進出の可能性など全くないのがわかりきっているのに、セプテンバーコールアップで上げてきた選手(正確にいうと、マイナーにも人材が枯渇しているにしても)が、オルソンだの、バルガスだの、もうメジャーで結果のでてしまった「終わった投手」ばかりで、可能性のある若手を試しもしないクセに、「7回を抑えられる中継ぎが欲しい」?(失笑)笑わせてくれる。

コネ捕手とワカマツはキャベツの千切りでもして料理の練習でもしておけ。話はそれからだ。







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