December 01, 2009

冬の到来とともにマリナーズにまつわるひとつの物語が終わりを告げた。Jon Shields氏のBleeding Blue and Tealである。山里の村落が雪に閉ざされるかのような新聞不況でSPIが潰れた今年、こんどはBleeding Blue and Tealが去っていく。
Bleeding Blue and Teal | Pro Ball NW

彼がこのブログを始めたのは、2007年10月だという。このdamejimaブログは2008年5月からだから、半年くらい先輩になる。Bleeding Blue and Tealはなにか、昔から家にあったよく馴染んだ食器や家具のように、もっともっとずっと前からやっているサイトのような気がしていたのは、気のせいだったようだ。

ブログ主Jonが、なぜ止めようという気になったのか、なんとなくブログ閉鎖の文面を読まなくてもわかる気がした。ブログもやっていると、一気に疲れがくることがあるものだ。
一度彼はブログタイトルを変えている。たぶん自分の中のやる気というか、熱、みたいなものを、もう一度、熱したかったのだろう。

しかし、一度冷えたオーブンはなかなか温まらないものだ。ブログをやっている者として、よくわかる。


このブログにしても、いままで投稿した記事数は、いま見たら、323あった。毎日書いても1年かかるわけだ。シーズンオフは書くペースが落ちるわけだから、シーズン中はそれこそ毎日でも書いている計算になる。どこからそんな熱意が沸いてくるのか、自分でもよくはわからない。Jon Sieldsはどのくらいの数の記事を書いたのだろう。そして、記事に書かないところで、どんなことを感じて毎日を暮らしていたのか。


とにもかくにも、お疲れ様。Jon。
たまには、スタジアムでビールを飲みながら、好きなプレーヤーの名前を書いたプレートでも大きく掲げて大声を出すのもいいんじゃないかな。

僕は、彼がどのプレーヤーが心の底から好きで、誰が嫌いなのか、最後までわからなかった。そういう良識ある筆致がBleeding Blue and Tealのスタイルなのだろうし、それがシアトル市民に広く受け入れられてきた理由でもあるだろう。
まさに、好きなものはとことん好きで、嫌いなものはとことん嫌いと書くこのサイトとは正反対だった気がする。(苦笑)

さぁ。寒い夜だ。
ジャック・ダニエルでも飲もう。







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