December 17, 2009

さきほど、日本の父子家庭の話をテレビで見た。
なんでも、母子家庭が受けられる給付金や貸付金といった行政サービスを、どういうものか、父子家庭では受けられないために、たいへん経済的に困っている父子家庭がたくさんあるのだそうだ。

なぜ、たかが野球ブログの分際でこんな畑違いのことを書くことにしたかというと、お子さんを3人もった父子家庭の小さい男の子が野球をやっていて、将来の夢を聞かれ、「プロ野球選手」と答えたからだ。お父さんは、生活が苦しい中、定額給付金という制度でもらえたお金で、その野球をやっているお子さんにグローブを買ってあげたのだという。


ブログ主は別にどこの政党とも、テレビ局とも、まったく関係はない。ただ、その子が自分と同じ、野球というスポーツを楽しんでいる仲間だと思うから書くだけのことだ。
彼が将来イチローを越えるような名選手になる可能性だってないわけではないが、別にプロ野球選手になれなくたっていい。グラウンドで頑張った日々を子供たちは忘れないだろうし、人生の糧になる。プロ野球なんて大それた夢を追わなくても、子供とキャッチボールができるだけで、お父さんは仕事を頑張れるかもしれない。

自分が彼らにしてあげられることといったら、こうしてただブログに書いて、こういう制度の不備で苦しんでる野球ファンの子供がいることを、社会の片隅から人に知らせることくらいしかない。


メジャーではロベルト・クレメンテ賞という賞があり、これは慈善活動を熱心に行ったプレーヤーの中から毎年ひとりに授与されている。シアトルからはこれまで3人の選手が受賞を果たしている。
ブログ主は彼ら3人を誇りに思うと偉そうに言えるほど、自分自身が普段何もしていないので、そんな僭越なことを言う権利はない。
また、野球選手だけに社会貢献を押し付ける考えはおかしいとも思う。野球選手が元気でプレーする姿そのものが、最初に挙げた子供たちに、将来の夢を与え、元気をあげているとしたら、野球というものがどれほど夢のある仕事かと思う。そのことだけで、もう十分だ。

ロベルト・クレメンテ賞 - Wikipedia

シアトル・マリナーズの過去の受賞者
1991 ハロルド・レイノルズ Harold Reynolds
2003 ジェイミー・モイヤー Jamie Moyer
2004 エドガー・マルティネス Edgar Martinez







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