March 21, 2010

いやはや、
笑いが止まらないとは、このことだ(笑)


日本時間の20日に行われた阪神と広島のオープン戦、またしても日本のプロ野球・阪神の先発・安藤が炎上。つい1週間前に巨人とのオープン戦で炎上した安藤について書いたばかりだというのに、もうこれだ(爆笑)
試合自体を見ていないが、先週はカーブを2球続けて坂本にホームランを浴びたらしいが、こんどは一転してストレートばかり投げさせて狙い打ちを食らったようだ。
阪神・城島、自身のリードを反省 - サンケイスポーツ - Yahoo!スポーツ
変化球連投で失敗して打たれると、こんどは一転して、ストレートばかり、とか(笑)ダメ捕手は何がダメなのか、まるでさっぱりつかめてないままゲームに出ているから、傍観していても、その無策ぶりは本当に笑える(笑)


勝負ごと、というものは、だ。相手に読み負けては、おしまい。ビジネス、株や相場などの資産運用。将棋や碁などのゲーム。賭けごと。そしてスポーツ。ジャンルなど、関係ない。

勝負ごとというものにも種類があるだろうが、市場や相場の中で競争相手と競うタイプであれ、レースなどの結果に個人が投票するタイプであれ、相手の手のうちを読むなり、ツキの流れを読むなり、「読み」の部分を欠かすことができない。データ分析だけで勝てるほど、勝負は甘くない。
ビジネスでもマーケティングデータだけで市場競争に勝てるわけではなく、マーケットの先行きの読みには数値だけでなく、先天的なカンも必要だ。

そして、その勝負師同士の読み合いにおいて、チカラの無い選手、勘の冴えない人間は、すぐに相手にバレる。足元をみられる。「ああ、こいつはカモだ」と、バレるわけである。

ダメ捕手城島が、まさに、それである。

変化球がダメなら、一転してこんどはストレートばかり連投?(笑)馬鹿なことを。バレないわけがない。
メジャーでも、ゲーム中に打ちまくられると、急にリード内容を180度変え、さらに打ちまくられるシーンを何度見たことか。
インコースが悪いのではない。変化球が悪いのではない。インコース一辺倒なのを読まれてアウトコース一辺倒に変え、変化球ばかりなのを読まれてストレートばかりに変えるような単調さでは、結果は見えている。ということ。
打つバットは1本、ボールはひとつだ。

このダメ捕手は、理知的な意味でのデータ分析ができないばかりでなく、ちょっとオカルト的な意味での読みヂカラも、まるで持ちあわせていない。
こういうアホウは、甘い菓子を売って大失敗したからといって、次には辛い塩辛を大量に仕入れる。ルーレットの赤に賭け続けて大損したからといって、こんどは黒にばかり賭ける。
同じことだ。競争相手には手にとるように、カモの動揺と、次に打ってくる失敗の一手が伝わる。なぜって、それがプロ同士の競争、しのぎあいだ。理屈ではない。


こんど書く「カウント論」で触れるつもりの話だが、メジャーの好打者はとにかく早いカウントでの勝負に強い。
特に、初球、2球目。
カウントでいうと、0-0、0-1、1-0での打率が、好打者ほど異常にいいし、ホームラン率も高い。(実は、この、「好打者ほど」という部分がなかなか肝心な点である)
早打ちと勘違いされることの多いイチロー、イチローのライバルのマウアー、待球タイプの代表格アブレイユ、攻守に長けたマーク・テシェイラ、ホームラン打者プーホールズ、メジャーにもさまざまなタイプの打者がいるが、タイプは違えど「早いカウントの勝負に馬鹿みたく強い」という特徴はまったく共通している。
例をあげれば、2009シーズンのイチローがリベラから打ったサヨナラホームランだ。あれは初球のカットボールだった。投手リベラは初球に一番自分の得意な球をインコースにもってきたわけだが、イチローは完璧という言葉ではとても追いつかないくらいに、あまりにも完璧にあの場面でのメジャーNp.1クローザーの心理を読み切っていた。


こう書くと、すぐに気の早いお馬鹿さんは、「メジャーの打者(そしてイチロー)はみんな早打ちだから、早いカウントで打てるのさ」などと思うだろうが、そんなわけがあるはずもない(笑)そんな単純なオツムだから、だからアンタたちはダメなのだといいたい(失笑)だいたい初球を振る打席数など、そう多いはずがない。
またイチローの話なら、この3年間くらいのフルカウントでの打率をみればいい。打数の十分に多いレギュラー打者で、フルカウントから3割打てる打者など、いくらメジャーといえどもほとんど存在していない。イチローは特別な打者だ。ひとつの例外を除いてカウントなど関係ない。早打ちなだけの平凡な打者と一緒にしてちゃ、笑われるだけだ。


何度も言うとしつこいのだが(笑)
「早打ちグセがある打者のすべてが、早いカウントの打率が良く、ホームランもボカスカ打てる」わけではないのである。
そうではなく、「好打者は、早いカウントでの勝負に恐ろしく強い」と言っているのである。間違えてはいけない。まぎらわしい言い方だが、まったく違う話だ。


別の例をあげてみよう。

メジャーにはP/PAといって、「1打席あたり、相手投手に投げさせた球数」というデータが記録されている。この数字、4に近い数字になると好打者といわれる数値だが、打てないダメ打者に限って、数値が小さい、つまり、早打ちなもことも多いのだ。
つまり、言い換えると、早いカウントから打ちたがる、バットが出てしまう。そのくせ打てないダメ打者というのは大量にいるということ。それが平凡なバッターのありがちなバッティングのクセ、なのだ。
もちろんダメ捕手城島はこのダメ・タイプである。


「早いカウントでの勝負に恐ろしく強い好打者」と、「早いカウントから打ちたがるのに、打撃成績があらゆる面でダメダメな打者」とでは、まったく意味が違うことがおわかりだろうか。
「早いカウントでの勝負に恐ろしく強い好打者」のP/PAが人並みはずれて小さいわけではない。つまり、彼らは早打ちなわけでもなんでもない。もちろんイチローの場合だってP/PAはごく普通の数字である。

イチローはあらゆるカウント(例外はひとつあるが)で3割打てる天才打者。イチローを基準にモノを見てはいけない。彼はあらゆる面で野球常識を超えている。



で、阪神・広島のオープン戦の話だが、
メジャーにおけるダメ捕手城島のゲームで、打者が早いカウントからこれでもか、これでもかと打ってきて連打を食らい、大量失点するケースは非常に頻繁にみかけたものだ。投手はこれで精神的に壊れることが多い。

これ、ひとつには「相手に手の内を読まれる」こともあるだろうが、さらに悪いことは「ダメ捕手が、相手に手の内を読まれたことに気がつかないまま、同じパターンを続ける」ことに原因がある。

勝負の読みとは、相手の戦略を察知することが全てだと勘違いしている人は多い。
そうではない。むしろ、自分の手の内をカモフラージュするチカラ、自分の手の内がどのくらい相手にバレているかを想像する「想像力」相手にバレはじめた自分のタクティクス(戦術)をすばやく変更する「勇気」や「柔軟性」、自分の方向性を信じる「忍耐力」や「信頼」など、さまざまな要素が勝負には必要だ。
相手の手の内が読めることだけで勝てるわけではない。相手より先に相手側の手の内が読める速度。自分の手の内をバレさせない策略、たとえバレかけてもすぐに変更できる柔軟性。そういうことをひっくるめて達成してはじめて勝てる。そういうものだ。

ダメ捕手城島には、そのどれもが欠けているから始末におえない。

「単調でワンパターンなために、相手にリードの手の内がバレやすい」、そして「単調さを見抜いた相手打者が、早いカウントで勝負をしかけてきやすい」、さらには「ダメ捕手側は相手に読まれいてることに気がつかない」。そして「打たれると急激に自信を失って、やってきたことをすぐに放棄して方向性を180度変え、さらに打たれる悪循環」。
そんな泥沼状態のまま、ストレートでも、変化球でも、なんでもいいのだが、早いカウントに同じ球種を揃えれば、そりゃ炎上するのは当たり前。
既に言ったように、好打者は早いカウントでの勝負に強いことはもちろんだし、ヘボ打者といえどもプロの1軍選手だから、相手の手の内がわかっていれば、そこはプロだ、打ててしまう。
だから炎上する。

どうだ。
わかりやすい仕組みである。







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