May 18, 2010
以下に、ア・リーグのチーム防御率ランキングを挙げてみた。シアトルは3.58で、リーグ3位である。
ダメ捕手城島が正捕手をはずれてからというもの、シアトルのチーム防御率は、リーグの五本指に入るどころか、常にトップクラスにある。
城島在籍時にはいい投手がいなかったなどという、馬鹿馬鹿しい言い訳はあたらない。ヘルナンデスはダメ捕手がいなくなったとたんにサイ・ヤング賞を争ったし、城島とばかり組まされていたフィスターは、今シーズンは見違えるほど成長した姿を見せている。
かつてのエースモイヤーはいまだにナ・リーグ優勝チームのローテ投手だし、あの弱弱しかったピネイロも、アナハイムのローテ投手としてメジャーで生き残っている。あのシルバですら、他チームでは意味不明の復活を遂げている。
自分を、ではなく、投手を生かす術を知らないキャッチャーはメジャーでも日本でも、同じように投手をダメにする。
ア・リーグ
チーム防御率ランキング
2010年5月16日現在
ア・リーグでチーム防御率が4点を切っているチームは、シアトル以外に、わずか3チームしかない。
タンパベイ(26勝11敗)
ヤンクス(24勝13敗)
ミネソタ(23勝14敗)
この防御率のいい3チームのすべてが、例外なく、貯金を10程度以上積み重ねていて、それぞれ地区首位あたりを快調に走っている。チーム防御率は、やはり、チームの順位と連動性をもつ。
ところが、だ。
シアトル「だけ」は、14勝23敗と、まったく逆なのだ。
この異常事態の原因はハッキリしている。
打力の無さが投手の足を引っ張っている。
ア・リーグ
チーム総得点ランキング
2010年5月16日
さきほどあげたチーム防御率のいい3チームは、この総得点ランキングでも、ヤンクス1位、タンパベイ3位、ミネソタ5位と、上位を占めている。要は、投打に渡ってバランスがとれている。
ひるがえって、シアトルは総得点14位と、最下位。
チームの勝率が上がってこないのは、打線が投手の足を引っ張っている、というような言い方をしたとが、もっと正確な言い方をすべきだろう。
先発投手に問題はない。クリフ・リー、ベダードがいなかった苦しい台所を、フィスター、バルガスと、シーズン前には頼りにならないと思われた2人の投手が支えてくれた。
前の記事でも言ったことだが、問題は、ロスターにおけるセットアッパーの人数と、無駄にベンチに入れている「打てない野手」の人数とのアンバランスさ、もともと打てない打者に好打順を打たせていること、などなど、本質的にはチームマネジメントの問題である。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年5月16日、クリフ・リーの「完投敗戦」にみるシアトルのチームマネジメントの責任。プレーヤー配置のアンバランスさが、ゲーム終盤の逆転劇の原因なのは明らか。
つまり、突き詰めて言うと、
チームとして施策に「合理性」がまるで無い。
欧米だから合理性など、あって当たり前、という一般論は、ことシアトルだけに関しては通用しない。不合理きわまりないこと、リクツに合わない話が、シアトルでだけは、堂々と、我が物顔でまかり通っている。
これまでも、右打者に圧倒的に不利なホームスタジアムなのに、右打者を大量に獲ってきてしまう不合理さ。ダメ捕手城島に高額の3年契約をくれてやるような不合理さ。あらゆる不合理なことが、このチームでは起きてきた。
打てない選手を2番と4番と5番に並べ、ベンチにはDHの予備はいても代走や代打も出しにくいほどアンバランスな選手構成、左のセットアッパーはひとりもいない。そんな不合理な現状を、もうこれ以上チームは続けるべきではない。
ダメ捕手城島が正捕手をはずれてからというもの、シアトルのチーム防御率は、リーグの五本指に入るどころか、常にトップクラスにある。
城島在籍時にはいい投手がいなかったなどという、馬鹿馬鹿しい言い訳はあたらない。ヘルナンデスはダメ捕手がいなくなったとたんにサイ・ヤング賞を争ったし、城島とばかり組まされていたフィスターは、今シーズンは見違えるほど成長した姿を見せている。
かつてのエースモイヤーはいまだにナ・リーグ優勝チームのローテ投手だし、あの弱弱しかったピネイロも、アナハイムのローテ投手としてメジャーで生き残っている。あのシルバですら、他チームでは意味不明の復活を遂げている。
自分を、ではなく、投手を生かす術を知らないキャッチャーはメジャーでも日本でも、同じように投手をダメにする。
ア・リーグ
チーム防御率ランキング
2010年5月16日現在
ア・リーグでチーム防御率が4点を切っているチームは、シアトル以外に、わずか3チームしかない。
タンパベイ(26勝11敗)
ヤンクス(24勝13敗)
ミネソタ(23勝14敗)
この防御率のいい3チームのすべてが、例外なく、貯金を10程度以上積み重ねていて、それぞれ地区首位あたりを快調に走っている。チーム防御率は、やはり、チームの順位と連動性をもつ。
ところが、だ。
シアトル「だけ」は、14勝23敗と、まったく逆なのだ。
この異常事態の原因はハッキリしている。
打力の無さが投手の足を引っ張っている。
ア・リーグ
チーム総得点ランキング
2010年5月16日
さきほどあげたチーム防御率のいい3チームは、この総得点ランキングでも、ヤンクス1位、タンパベイ3位、ミネソタ5位と、上位を占めている。要は、投打に渡ってバランスがとれている。
ひるがえって、シアトルは総得点14位と、最下位。
チームの勝率が上がってこないのは、打線が投手の足を引っ張っている、というような言い方をしたとが、もっと正確な言い方をすべきだろう。
先発投手に問題はない。クリフ・リー、ベダードがいなかった苦しい台所を、フィスター、バルガスと、シーズン前には頼りにならないと思われた2人の投手が支えてくれた。
前の記事でも言ったことだが、問題は、ロスターにおけるセットアッパーの人数と、無駄にベンチに入れている「打てない野手」の人数とのアンバランスさ、もともと打てない打者に好打順を打たせていること、などなど、本質的にはチームマネジメントの問題である。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年5月16日、クリフ・リーの「完投敗戦」にみるシアトルのチームマネジメントの責任。プレーヤー配置のアンバランスさが、ゲーム終盤の逆転劇の原因なのは明らか。
つまり、突き詰めて言うと、
チームとして施策に「合理性」がまるで無い。
欧米だから合理性など、あって当たり前、という一般論は、ことシアトルだけに関しては通用しない。不合理きわまりないこと、リクツに合わない話が、シアトルでだけは、堂々と、我が物顔でまかり通っている。
これまでも、右打者に圧倒的に不利なホームスタジアムなのに、右打者を大量に獲ってきてしまう不合理さ。ダメ捕手城島に高額の3年契約をくれてやるような不合理さ。あらゆる不合理なことが、このチームでは起きてきた。
打てない選手を2番と4番と5番に並べ、ベンチにはDHの予備はいても代走や代打も出しにくいほどアンバランスな選手構成、左のセットアッパーはひとりもいない。そんな不合理な現状を、もうこれ以上チームは続けるべきではない。