July 30, 2010

昨日、あまりにも見苦しいシアトル・マリナーズのマネジメントについて「マリナーズ側にとってはイチローが必要であろうとも、イチローファンにはもはやマリナーズは必要ない」と書いたが、そのとたん、ローランドスミスが15日間のDL入り、なんていうニュースが飛び込んできた。

遅い。
遅すぎる。


シーズンの行方が完全に決してから
ようやくこのダメ投手DL入り?

そんなの、シーズンのもっと早い段階でいつでもできただろうが。
ファンをコケにするにも程がある。

M's recall LHP French, put Rowland-Smith on DL

ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年7月28日、マリナーズにとってイチローは必要かもしれないが、イチローファンにとって、もはやマリナーズは必要ない。



ローランドスミスには「マイナー・オプション」がない。

MLBファンがよく使う「オプション」という言葉、正確には「マイナー・オプション」という言葉の意味については、一度、コロメとテシェイラ、2人のセットアッパーをクビにしたときのいくつかの記事で説明したことがある。
要は「オプションがない選手」というのは、マイナーに落とすために一度ウェーバーを通さなくてはならない。つまり、マイナーに落とすにはその選手を失うリスクを冒さなくてはならない、のである。

ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年5月30日、びっくりするほど「的外れ」な、このチームのマネジメント。よせばいいのに投手を増やすのではなく、キャッチャーを連れてきて、全く同じ「サヨナラホームラン」負け。

ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年6月1日、コロメ、テシェイラ、不調だった2人のブルペン投手がDFAになって、さっそく好ゲーム。バルガス好投で4勝目、打線もつながりまくりだが、本当の意味のチーム改善にはまだまだ。


だが、オプションがないからといって、ローランドスミスの見苦し過ぎる登板、つまり、もはや「人に金をとって見せられるレベルにないもの」を、我慢して見続けなければならない義務は、ファンの側にはない。
MLBでは、そういう見苦しい選手を無駄にベンチに置いておかないための便法として「怪我を口実に故障者リスト入りさせる」とかの方法があって、どこのチームでも活用して戦力低下を防いでいることは、子供ですら知っている。


いままでマリナーズは、この1勝10敗のダメ先発投手がいくら無様(ぶざま)で見苦しい負け方をしても、また、いくらチーム勝率を引き下げ続けて早々にシーズンにピリオドを打たせてしまい、ファンの心を凍えるほど冷えきらせようと、何をしようと、ずっとメジャーのベンチに置きっぱなしにして、先発のチャンスを与え続けてきた。

先発能力がゼロどころか、マイナスなことがわかりきっている今のローランドスミスに、貴重なメジャーのロスター枠を占領させ続け、また同時に、チームにもはやプレイオフ進出の見込みがないのに、秘めた才能があるかもしれないマイナーの若者やメジャーの控え選手たちに、その才能を試す場所を与えないでおく理由を、ただ「ローランドスミスにオプションがないから」というのでは、何も説明になっていない。


まともに説明すらできないこと、不合理きわまりないチーム内部の都合、プレーヤーの側の都合、契約の都合、さまざまな「プレーする側の都合」を、ファンの目にさらすばかりか、ファンに「歪んだ見世物」として押し付けるべきではない。
「城島問題」もそうだったが、そういう見苦し過ぎる行為がシアトル・マリナーズにはあまりにも多すぎる。


同じ負けるにしても、まだ開花していない才能を育てる目的で負けるというのなら、未来のためと、我慢も理解もできるかもしれない。
だが、ダメとわかった選手になんの責任もとらせず、無駄にチャンスを与え続け、負け続けるだけなら、その負けは、単なる、無駄で、見苦しい

「吐き気のするような負け」

でしかない。

ファンは、ローランドスミスのような「見るに耐えない投手」「見苦しい選手」が見苦しいゲームをし続けるのを黙って見続けなければならない義務など無い。苦痛を我慢させられ続けるいわれもない。プロスポーツはそういうものじゃない。
またファンは、フィギンズのような期待はずれの打者が、調子を取り戻すためだけの「現状と能力に釣りあわない打順」と「期待はずれの守備と打撃」「結果を出せていないのに笑って安住していられる努力の跡の見えない態度」を、毎日黙って我慢して見続ける義務など、どこにもない。

さらには、未来のための「価値ある負け」ではなく、無駄で見苦しいだけの「吐き気のするような負け」を黙って見続けさせられるいわれなど、どこにもない。



ローランドスミスがDLになってマイナーから上がってくるのは、2009年夏のウオッシュバーンとのトレードでデトロイトからやってきたルーク・フレンチらしい。

好調だったウオッシュバーンをトレードして、獲得したのはこれっぽっちも使えないフレンチ。
いまのメジャーを代表する名投手のひとり、クリフ・リーを、同地区に放出してまでして、獲得したのは、小太り扇風機のスモーク。

馬鹿馬鹿しいにも程がある。


もういちど言おう。

マリナーズにとってイチローは必要かもしれないが、イチローファンにとって、もはやマリナーズは必要ない。

見苦しいにも程がある。






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