August 09, 2010

今日の準ノーヒット・ノーランで今シーズンのブランドン・モローは9勝6敗。素晴らしい成績である。
ここまでチームが58勝52敗と、貯金6だったのを思えば、チームの貯金の半分はモローの登板ゲームで稼いだことになる。(残りの半分はショーン・マーカム)


ここまで消化したイニング127.1。ア・リーグで33位タイあたりの立派な数字で(ちなみにMLB1位は大投手ロイ・ハラデイ185.0。素晴らしいの一言。ア・リーグ1位はヘルナンデス174.1
チーム内でも、ここまで131.0イニングを消化して10勝5敗のエース格ショーン・マーカムに次いでの2位だから、十分にイニングを「食って」いて、チーム内ですでに準エースクラスになっている。

QS数も今日を含めてシーズン13に達して(トップはヘルナンデスの20)、これはリーグ22位タイ。マーク・バーリーマット・ガーザジョン・レスターなどといった好投手と肩を並べている。
QS%55%となかなかの数字で、マーカムの57%とほとんど変わらない。登板ゲームの半分ではQSできている。ア・リーグ全体では36位で、マーク・バーリーあたりと肩を並べている。
2010ア・リーグQS数ランキング
2010 MLB Baseball Pitching Statistics and League Leaders - Major League Baseball - ESPN

また、今日までの奪三振数151は、ア・リーグ5位。毎年奪三振の多いフェリックス・ヘルナンデスと、今日の17奪三振で肩を並べた。投げたイニング数が比較的ランキング上位の投手たちと比べると少ないことから、イニングあたりの奪三振率がかなり高いことがわかる。

2010ア・リーグ奪三振数ランキング(画像)
2010 MLB Baseball Pitching Statistics and League Leaders - Major League Baseball - ESPN
ウィーバー  171
リリアーノ  156
レスター   154
ヘルナンデス 152
モロー    151
バーランダー 140
シールズ   135
ルイス     134
サバシア   131
グレインキー 129

2010年8月8日 ア・リーグ奪三振数ランキング
2010年8月8日 ア・リーグ奪三振数ランキング

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スターターとしてケチのつけどころのない堂々たる好成績である。


以前、6月の記事で、今シーズンのモローのピッチング内容がシアトル時代とはまるで違っていて、「カーブが非常に増え、変化球を投げる割合が激増したこと」を指摘した。
その後2ヶ月たったが、この「カーブの割合を非常に増やした」という傾向はその後も変わっていない。
準ノーヒッター、17奪三振を記録した8月8日のゲームでも、かなりの数の変化球を投げている。特に、このゲームでは、カーブではなく、スプリッター(と記録された球)を非常に多く使い、強打で知られるタンパベイ打線を沈黙させることに成功した。

「投手有利なカウントにならないかぎり、モローにはカーブのサインを出さない」とか、わけのわからないリードをモローに押し付けていたダメ捕手城島のリードが、いかに馬鹿げたものだったか、意味の無いものだったか、よくわかる。

ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年6月19日、意味なくダメ捕手城島が阻害していた「カーブ」を自由に使えるようになってピッチングの幅を広げ始めたブランドン・モロー。

Brandon Morrow » Statistics » Pitching | FanGraphs Baseball

「城島打ち合わせ無視事件」に関する記録と記事
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2009年12月22日、「投手コーチ・アデアとの打ち合わせを無視し、モローにカーブのサインを一切出さなかった城島」に関する記録。投手たち自身の「維新」による城島追放劇の舞台裏。

元データ:MyNorthwest.com シャノン・ドライアーのコラム
Joh Leaves the Mariners, What Now For Both - MyNorthwest.com

The real eye opener was in the game Brandon Morrow threw right before he was sent down. Don Wakamatsu had said in his post game press conference that it looked like Morrow's breaking ball was shaky the few times he threw it. When we asked Morrow about it he looked at us stunned and said that he didn't throw a breaking ball that game. The plan with Rick Adair and Joh going into the game was to incorporate the breaking ball, it was what he was working on but Joh never called one. His explanation, he couldn't get Brandon into a count where he could throw it.
本当にビックリしたのは、モローがマイナーに降格させられる直前のゲームである。監督ワカマツは試合後の記者会見で「今日のモローはブレーキング・ボールを何球か投げたが、どれも不安定に見えた」と話した。
私たち記者がモローにそれを尋ねると、彼は呆然と我々を見つめながら、「このゲームで僕はブレーキング・ボールなんて、1球も投げてないよ」と言ったのである。
なんでもリック・アデア投手コーチとジョーがゲーム前に立てたプランでは、ブレーキング・ボールを交えるはずだった。だが、ジョーはそれを一度もコールしなかったのである。ジョーの説明によると、モローがブレーキング・ボールを投げることのできるカウントに持ち込むことができなかったから、ということだった







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