September 11, 2010

うーん。困ったなぁ(笑)どうしよか(笑)
これ、とてもいい記事なんだ。ショーウォルターに関して、ここを読みたかったっていう部分が書かれてる。

でも、さ。書いたのが、
「例の」ピーター・ギャモンズじいさんなんだわ。
まぁ、だから人に読むのは是非すすめたいんだけど、ちょっと心情的には「困ったな」と(笑)思うわけ。彼のことは別に持ち上げたくないが、この記事自体は読んでほしい記事なわけね。
Buck making young Orioles believe again | orioles.com: News


ピーター・ギャモンズは、ついこのあいだツイッターで「イチローがボビー・バレンタインをマリナーズ次期監督に就任させるようにオーナーに要請した」たらなんたら、嘘八百を書いて、イチローを超激怒させた、まさに、その人なわけでねぇ(苦笑)

ギャモンズじいさんは、元はボストン・グローブの新聞記者からキャリア始めて、今ではアメリカのWikiにも長々と経歴が紹介されるほどのアメリカの超有名スポーツ記者のひとりで、1945年生まれの65歳。Peter Gammons - Wikipedia, the free encyclopedia
あの日本野球史上の偉人イチローをもってして「僕でも顔と名前を知っているような影響力の大きな人」とまで言わせるおヒトなわけです。(もちろん、日本ではギャモンズはただの無名のジジイですけどね(笑))

スポーツ・イラストレイテッドでカバーストーリー書いたとか、全米向けのスポーツ番組にしこたま出たとか、ESPNでブログもってるとか、2005年7月に野球記者殿堂入りを果たしたとか、経歴について書き出せばキリがないくらいの人なわけだけど、一番大きいキャリアはたぶん1988年にESPNに入ったこと、だろうね。
ESPNの看板をしょってるだからこそ、彼は『ベースボール・トゥナイト』とか、『スポーツセンター』とか、そういう全米向け超有名スポーツ番組に長年出演できてたわけで。まぁ、アメリカのスポーツ好きにしてみたら「毎日顔と名前を見るスポーツ系有名人」だったわけ。
ただ、彼がベースボール・トゥナイトでやってた仕事そのものは、噂話を扱うInside Pitchというコーナーで、彼の立ち位置は「アナリスト」ではなく、一段低い「レポーター」なわけです。だからまぁ、ときに根も葉もない噂rumorを流したりもする程度のランク、くらいに考えたほうがイライラしないですむと思う。

で、ショーウォルターの記事。
これ、ギャモンズの肩書きを注目してもらうと、MLB.com Columnistとなってます。ここポイントです(笑)彼がMLBのコラムニストに「なっちゃった」経緯はアメリカのWikiにも書いてある。要は、彼は去年、20年もいたESPNを「辞めた」わけです。
After 20 years with ESPN, on December 8, 2009, Gammons announced that he would leave ESPN to pursue "new challenges" and a "less demanding schedule.
Peter Gammons - Wikipedia, the free encyclopedia
なぜ彼が辞めたのか? んー・・・。自分から辞めたのか、辞めさせられたのか、ちょっとわからないなぁ。定年みたいなものなのかな?と最初思ったけども、正直どうでもいいことなんで、だからくわしく調べてない(笑)
ピーター・ギャモンズがESPNを辞めたときの
ESPN側のなんともそっけない記事

Peter Gammons leaving ESPN baseball after 20 years - ESPN


ピーター・ギャモンズのボルチモアに関する記事が「いい記事」だと思うのは、
「バック・ショーウォルターがボルチモア・オリオールズの何を、どうやって変えたのか?」という、誰もが知りたい点に、きちんとフォーカスしてることがひとつ。ありそうでいて、こういう記事、探すと無かったんですよ。
もうひとつは、「ヤンキースとの3連戦で、あえて勝った最初の2ゲームではなくて、ウィータースがホームランを打ったが逆転負けした第3戦の『チームの将来にとっての意味の重要さ』にフォーカスした
この2点で、この記事を推薦したいわけです。


マット・ウィータースは、このブログにとっても実は忘れられない、いつもどこかで気にかけてる選手のひとりです。
このブログは主に「キャッチャーの仕事」、つまり「投手と捕手の関係性」「野球にとってのキャッチャーの仕事の意味」にフォーカスして書いてるわけですが、「城島問題」が起こってた時期に、ちょうど、「1983年生まれ世代」のカート・スズキロブ・ジョンソンなんかよりさらに下の世代の、マット・ウィータースとか、テイラー・ティーガーデンのようなキャッチャーたちがデビューしはじめていて、彼らがデビューしたてのプレーぶりは、このブログではほとんど記事にはしないけども、いつも視野に入ってるプレーヤーたちなわけです。
それと、マット・ウィータースのルックスとバッティングフォーム、チームでの立ち位置が、シアトルのマイケル・ソーンダースに似てると思えてしかたがない(笑) いつも「ああ、この2人、顔も背丈も、スイングも、チーム内の立場も似てるなぁ」と思ってゲームを見てるわけです。

だから、ピーター・ギャモンズがボルチモア対ヤンキースの第3戦をとりあげて、
「負けは、した。
 負けはしたけど、そんなこと、どうでもいい。
 マット・ウィータースがホームランを打った。そのことがでかいんじゃないか。先発ブラッド・バーゲセンが、ヤンキースみたいな強打のチームに全投球の69.3%ものストライクを投げこんだ。このチームの将来を背負う選手が自信を持てた。そのことがでかいんじゃねぇか!!
 これがボルチモアなんだあああ、ボケぇええええええええ!!!」
とか、叫ぶのを聞くと、ですね
ブログ主としては、「そうだ、そうだぁああああ」とか思って、思わずコブシを突き上げてしまうわけです(笑)

そう。
そのとおりなんですよ。ボルチモアは負けるのが不思議なくらい才能ある選手が揃ってる。
マット・ウィータースにも、ニック・マーケイキスにも、ブライアン・ロバーツアダム・ジョーンズブライアン・マットゥースケビン・ミルウッドにも、足りなかったのは、技術でも、体力でもなくて、「自信」だったんですね。(でも、イズトゥーリス君は、もっと守備を練習しましょうね)

オトナ、特に過去に一度自信を持ってた人は、けっこう一度自信を失うと取り戻せないもんです。それで病院に通うハメになる人は、MLBにも、ザック・グレインキー、ミルトン・ブラッドリーほか、いっぱいいます。
そういう人に「自信を取り戻させる能力」なんて誰にでもあるわけじゃあないんですよ。監督は精神科医じゃないですからね。
どうみても、バック・ショーウォルターの「自信を取り戻させる能力」は「彼だけがもつ特殊能力」なわけなんですが、知りたかったのは、
そのショーウィルターが「選手に、いつ、どこで、どういう風に声をかけているか」でした。
それが、この記事にはしっかりと、しかも簡潔に書かれているんですよ。

だからギャモンズ、困ったジジイではありますけど、
いい記事なんです。

Wieters gets a green light and hits a huge Yankee Stadium homer. Markakis remembers he is one of the best players in the league. Bergesen throws strikes. Oh, those are the Orioles.
by Peter Gammons







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