October 04, 2010
9月26日の記事で、
「日本のプロ野球セ・リーグではいま、ちょっとやそっとの補強では埋められないほど、チーム別スタッツに大差がついている。」と書いた。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年9月26日、ソフトバンク優勝でハッキリした「城島獲得を渋ったかつての投手王国ソフトバンクと、高額ダメ物件・城島に手を出した阪神」との大差。
城島が3割バッターをズラリと並べながら横浜・村田に9回逆転3ランを浴びて無様に優勝を逃した頃、ほぼ同時に「横浜が身売り」「阪神マートン・シーズン安打記録更新」「有力な選手多数のメジャー移籍」などのニュースが日本の野球界を賑わせているが、それらのニュースにはすべて同じ底流が流れていると思う。
それは「拡大と固定の一途を辿るチーム間格差」だ。
ちょっとセ・リーグ某球団の3人のバッターの対戦球団別スタッツを眺めてみる。(日本時間2010年10月4日現在(たぶん(笑))。A〜Eは対戦相手で、全てセ・リーグ)
誰でもわかる際立った特徴があるから、3人のプレーヤーの名前と所属球団を特定するのは、数字に慣れている人ならまったく難しくない。
打者A
打率 打数 安打 HR 打点 三振 四球 死球
A .236 89 21 4 11 5 3 4
B .276 87 24 3 9 8 5 4
C .295 88 26 7 21 8 5 2
D .278 97 27 8 20 9 1 5
E .382 89 34 3 15 10 5 0
チームEを除いて再計算すると、リーグ内シーズン打率は.271
交流戦パ・リーグ上位2チームに対する打率は.250、.267
打者B
打率 打数 安打 HR 打点 三振 四球 死球
A .239 92 22 6 8 27 4 1
B .228 92 21 5 19 35 3 0
C .315 89 28 5 21 19 5 2
D .327 101 33 7 19 25 4 1
E .402 87 35 14 31 19 5 0
チームEを除いて再計算すると、リーグ内シーズン打率は.278
交流戦パ・リーグ上位2チームに対する打率は.067、.273
打者C
打率 打数 安打 HR 打点 三振 四球 死球
A .292 96 28 2 10 8 9 0
B .302 106 32 6 18 11 4 1
C .455 101 46 4 22 13 5 0
D .356 101 36 4 24 11 11 2
E .370 92 34 0 6 7 9 0
チームA、Bのみ対象に再計算すると、シーズン打率は.297
交流戦パ・リーグ上位2チームに対する打率は.412、.250
「無安打が27試合ある一方、猛打賞23試合と固め打ちが目立つ」(某国内メディア)のも当然。特定チーム相手に安打数を稼いだ
ついでに、打者Aが打ったホームランのうち、7月中旬以降にホームランを打った相手球団をアルファベットで並べてみる。C、D、Eばかりなのがわかる。
E C C A D D D D C C E B D D
もちろん、わかる人は既におわかりのように、上に挙げた3人の打者の所属球団は「阪神」であり、また打者Aは「ダメ捕手城島」である。
彼らは下位球団との対戦でのみ「4割前後もの超高打率」を残し、打者Bなどは「単一チーム相手に14本ものホームラン」を記録し、打者Cは「単一チーム相手に46本ものヒット」を記録している。
「セ・リーグ下位球団が、上位球団の一部バッターに、どれほど異常な高打率 (あるいは多数のホームラン) を供給し続けているか」、説明しなくてもわかると思う。
こうした異常事態は、既に何人かのプロ野球ファンが気づいてブログ等で記事にしている。
こんな単純なデータが頭に入っているだけで、ダメ捕手城島が「お客さん」であるはずの横浜に逆転3ランを供給したことの惨めさや、その後の「お得意さま」広島戦で無駄に城島が「想定内ホームラン」を打つことの無意味さは、子供でもわかるのである。(メジャー時代にも城島は同地区の弱小チーム、オークランド戦などでばかり打っていた)
だから、メジャーから逃げ帰ったヘボ打者が下位球団だけを相手に達成するかもしれない「まやかしの3割30本」などより、いま日本のプロ野球にとって大きな問題だと思うのは、9月30日の記事でも書いた「なぜ日本のスカウティングがこれほどまでに遅いのか。十分に機能していないのか」という点のような気がする。
どうも、データを見るかぎり、下位球団に限って、苦手な打者にいいように打たれまくっているのを「放置」しているのではないか、という気がしてしょうがないからだ。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年9月30日、逆転3ランを打った村田が「なぜ、あれほど勝負のかかった場面で、高めのクソボールを強振できるのか?」についてさえ、何も書かない日本のプロ野球メディア、野球ファンの低レベルぶり。
プロ野球ファンの人たちは現状をどう感じているのだろう。
例えば「有力選手多数のメジャー流出」という話だが、もしブログ主が「リーグ下位球団に所属する数少ない主戦投手」だとしたら、チームにさっさと見切りをつけて「メジャー移籍」に走る。
理由は、「リーグの上位球団に有力プレーヤーがますます集まる現状があって、どう戦っても勝てそうにないから」というのではなくて、むしろ「自分の所属する下位チームが、きちんと対戦相手を研究せず、また研究結果をできるだけ早くゲームに生かそう、苦手な対戦相手をなんとか負かそうという姿勢にあまりにも欠けていて、無為無策に負け続ける」からだ。
野球選手には「優勝できる球団でなければやりたくない」という選手ばかりがいるわけではない。「自分の置かれた限定された境遇に負けずになんとか頑張って、好成績を残したい。チームに貢献して上位にしたい。優勝したい」と考える男気のある選手も少なくない。
しかし、それにしたって、2010シーズン終盤に快進撃したボルチモアのように、ボストンのクローザー、パペルボンすら打ち崩して自信を取り戻し「有名選手が集まっていなくたって勝てるんだ!」と気概に燃えていればともかく、現役時代の秋山が入団する前のソフトバンクのように練習はロクにしないわ、シアトルの無能なベンチコーチロジャー・ハンセンのように練習の狙いそのものがあまりにも的外れだわ、セ・リーグ下位球団のように、打たれまくっている打者がわかっているのに何度でも打たれ続け、負け続ける、なんて事態が長く続けば、誰だって嫌になる。
嫌にならないわけがない。
どうもブログ主には「日本、特に下位球団では、相手チームのスカウティングをあまりに怠っているか、たとえしていても、対策速度があまりにも遅すぎる」という問題が、結果的に「下位球団(特にセ・リーグ)の異常な弱体化」を招いているような気がしてならない。(以下にオリックスの例を挙げた。対戦チームが同じリーグだけみても5チームあるのに、どうすると4人でデータが満足に収集できるというのか)
例:上位チームと下位チーム スコアラーの人数格差
セ・リーグ優勝の中日 10人
オリックス 4人
4人じゃ勝てない オリックス データ収集から見直す(野球) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
原因は何だろう。下位球団に金がなくて、分析スタッフを雇ったりデータを買う予算がないのか。データ自体を軽視して、昔ながらの勘だけで古臭い野球をやっているのか。データに金をかけるくらいなら選手に金をかけたほうがいいとでも思っているのか。それとも、いい捕手を育てるための素材や育成スタッフに恵まれないのか。それとも、野球はいくら打たれても、自分も打てばなんとかなる、とでも思っているのか。
詳しいことはよくわからないが、まぁ、何億もかけて見かけ倒しのキャッチャーを買ってくるより、数千万円程度でデータを買って既存の給料の安いキャッチャーに覚えてもらうほうが、よほど大金を使わずに済ませられると思うのだが、どういうものか、「同じ打者に、何度でも、何十回でも、果てしなく打たれ続ける球団」は無くなりそうにない。
よく、いい選手には打たれてもしょうがない、と言うが、この場合どうだろう。
上の3人の打者のデータで、Eというチーム(横浜だが)の死球数を見てもらうとわかるが、チームEは3人の打者にただのひとつも死球を与えていない。もちろん打者にぶつけろなどと言っているのではない。そうではなくて、要は、「きわどいところにズバンと決めにいくような厳しい攻めをしてないのではないか」と言いたいのである。
もちろんメジャーには来たい選手はどんどん来ればいい。誰だっていつか世界最高峰の舞台でプレーしたいと願うのが当然だ。
だが、もし、こういう下位球団の抱える問題が放置されて招いたデメリットとして、「せっかく下位球団で頑張ってきた主力選手の『我慢の糸が切れた』ためのメジャー流出」や、「勝てない下位球団の赤字による身売り」が発生しているのだとしたら、そういうネガティブな方向で達成されるメジャー移籍やフランチャイズ分散はちょっといただけない事態だと思う。
メジャー移籍やフランチャイズ分散はもっとポジティブな意味で実現されるべきだし、これでは日本野球の体質改善が進みっこない。
だからこそ、飛ばない国際球(あるいはメジャーのボール)への対応を進めるどころか、かえって「飛ぶボール」を採用し、打てる打者をズラリと揃えて、スカウティングが弱体で投手力も弱い下位球団だけを打ちまくった挙句に、やがてスカウティングの遅い下位球団にすら研究されはじめると途端に打てなくなって得点力が急降下していき、最後の最後に、お得意さんのはずの球団から劇的な9回逆転3ランを食らって優勝を逃す球団の正捕手が「どれだけ恥ずかしい」か。
この恥は野球史に残るレベル、と言うのは、そういうことだ。
「日本のプロ野球セ・リーグではいま、ちょっとやそっとの補強では埋められないほど、チーム別スタッツに大差がついている。」と書いた。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年9月26日、ソフトバンク優勝でハッキリした「城島獲得を渋ったかつての投手王国ソフトバンクと、高額ダメ物件・城島に手を出した阪神」との大差。
城島が3割バッターをズラリと並べながら横浜・村田に9回逆転3ランを浴びて無様に優勝を逃した頃、ほぼ同時に「横浜が身売り」「阪神マートン・シーズン安打記録更新」「有力な選手多数のメジャー移籍」などのニュースが日本の野球界を賑わせているが、それらのニュースにはすべて同じ底流が流れていると思う。
それは「拡大と固定の一途を辿るチーム間格差」だ。
ちょっとセ・リーグ某球団の3人のバッターの対戦球団別スタッツを眺めてみる。(日本時間2010年10月4日現在(たぶん(笑))。A〜Eは対戦相手で、全てセ・リーグ)
誰でもわかる際立った特徴があるから、3人のプレーヤーの名前と所属球団を特定するのは、数字に慣れている人ならまったく難しくない。
打者A
打率 打数 安打 HR 打点 三振 四球 死球
A .236 89 21 4 11 5 3 4
B .276 87 24 3 9 8 5 4
C .295 88 26 7 21 8 5 2
D .278 97 27 8 20 9 1 5
E .382 89 34 3 15 10 5 0
チームEを除いて再計算すると、リーグ内シーズン打率は.271
交流戦パ・リーグ上位2チームに対する打率は.250、.267
打者B
打率 打数 安打 HR 打点 三振 四球 死球
A .239 92 22 6 8 27 4 1
B .228 92 21 5 19 35 3 0
C .315 89 28 5 21 19 5 2
D .327 101 33 7 19 25 4 1
E .402 87 35 14 31 19 5 0
チームEを除いて再計算すると、リーグ内シーズン打率は.278
交流戦パ・リーグ上位2チームに対する打率は.067、.273
打者C
打率 打数 安打 HR 打点 三振 四球 死球
A .292 96 28 2 10 8 9 0
B .302 106 32 6 18 11 4 1
C .455 101 46 4 22 13 5 0
D .356 101 36 4 24 11 11 2
E .370 92 34 0 6 7 9 0
チームA、Bのみ対象に再計算すると、シーズン打率は.297
交流戦パ・リーグ上位2チームに対する打率は.412、.250
「無安打が27試合ある一方、猛打賞23試合と固め打ちが目立つ」(某国内メディア)のも当然。特定チーム相手に安打数を稼いだ
ついでに、打者Aが打ったホームランのうち、7月中旬以降にホームランを打った相手球団をアルファベットで並べてみる。C、D、Eばかりなのがわかる。
E C C A D D D D C C E B D D
もちろん、わかる人は既におわかりのように、上に挙げた3人の打者の所属球団は「阪神」であり、また打者Aは「ダメ捕手城島」である。
彼らは下位球団との対戦でのみ「4割前後もの超高打率」を残し、打者Bなどは「単一チーム相手に14本ものホームラン」を記録し、打者Cは「単一チーム相手に46本ものヒット」を記録している。
「セ・リーグ下位球団が、上位球団の一部バッターに、どれほど異常な高打率 (あるいは多数のホームラン) を供給し続けているか」、説明しなくてもわかると思う。
こうした異常事態は、既に何人かのプロ野球ファンが気づいてブログ等で記事にしている。
こんな単純なデータが頭に入っているだけで、ダメ捕手城島が「お客さん」であるはずの横浜に逆転3ランを供給したことの惨めさや、その後の「お得意さま」広島戦で無駄に城島が「想定内ホームラン」を打つことの無意味さは、子供でもわかるのである。(メジャー時代にも城島は同地区の弱小チーム、オークランド戦などでばかり打っていた)
だから、メジャーから逃げ帰ったヘボ打者が下位球団だけを相手に達成するかもしれない「まやかしの3割30本」などより、いま日本のプロ野球にとって大きな問題だと思うのは、9月30日の記事でも書いた「なぜ日本のスカウティングがこれほどまでに遅いのか。十分に機能していないのか」という点のような気がする。
どうも、データを見るかぎり、下位球団に限って、苦手な打者にいいように打たれまくっているのを「放置」しているのではないか、という気がしてしょうがないからだ。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年9月30日、逆転3ランを打った村田が「なぜ、あれほど勝負のかかった場面で、高めのクソボールを強振できるのか?」についてさえ、何も書かない日本のプロ野球メディア、野球ファンの低レベルぶり。
プロ野球ファンの人たちは現状をどう感じているのだろう。
例えば「有力選手多数のメジャー流出」という話だが、もしブログ主が「リーグ下位球団に所属する数少ない主戦投手」だとしたら、チームにさっさと見切りをつけて「メジャー移籍」に走る。
理由は、「リーグの上位球団に有力プレーヤーがますます集まる現状があって、どう戦っても勝てそうにないから」というのではなくて、むしろ「自分の所属する下位チームが、きちんと対戦相手を研究せず、また研究結果をできるだけ早くゲームに生かそう、苦手な対戦相手をなんとか負かそうという姿勢にあまりにも欠けていて、無為無策に負け続ける」からだ。
野球選手には「優勝できる球団でなければやりたくない」という選手ばかりがいるわけではない。「自分の置かれた限定された境遇に負けずになんとか頑張って、好成績を残したい。チームに貢献して上位にしたい。優勝したい」と考える男気のある選手も少なくない。
しかし、それにしたって、2010シーズン終盤に快進撃したボルチモアのように、ボストンのクローザー、パペルボンすら打ち崩して自信を取り戻し「有名選手が集まっていなくたって勝てるんだ!」と気概に燃えていればともかく、現役時代の秋山が入団する前のソフトバンクのように練習はロクにしないわ、シアトルの無能なベンチコーチロジャー・ハンセンのように練習の狙いそのものがあまりにも的外れだわ、セ・リーグ下位球団のように、打たれまくっている打者がわかっているのに何度でも打たれ続け、負け続ける、なんて事態が長く続けば、誰だって嫌になる。
嫌にならないわけがない。
どうもブログ主には「日本、特に下位球団では、相手チームのスカウティングをあまりに怠っているか、たとえしていても、対策速度があまりにも遅すぎる」という問題が、結果的に「下位球団(特にセ・リーグ)の異常な弱体化」を招いているような気がしてならない。(以下にオリックスの例を挙げた。対戦チームが同じリーグだけみても5チームあるのに、どうすると4人でデータが満足に収集できるというのか)
例:上位チームと下位チーム スコアラーの人数格差
セ・リーグ優勝の中日 10人
オリックス 4人
4人じゃ勝てない オリックス データ収集から見直す(野球) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
原因は何だろう。下位球団に金がなくて、分析スタッフを雇ったりデータを買う予算がないのか。データ自体を軽視して、昔ながらの勘だけで古臭い野球をやっているのか。データに金をかけるくらいなら選手に金をかけたほうがいいとでも思っているのか。それとも、いい捕手を育てるための素材や育成スタッフに恵まれないのか。それとも、野球はいくら打たれても、自分も打てばなんとかなる、とでも思っているのか。
詳しいことはよくわからないが、まぁ、何億もかけて見かけ倒しのキャッチャーを買ってくるより、数千万円程度でデータを買って既存の給料の安いキャッチャーに覚えてもらうほうが、よほど大金を使わずに済ませられると思うのだが、どういうものか、「同じ打者に、何度でも、何十回でも、果てしなく打たれ続ける球団」は無くなりそうにない。
よく、いい選手には打たれてもしょうがない、と言うが、この場合どうだろう。
上の3人の打者のデータで、Eというチーム(横浜だが)の死球数を見てもらうとわかるが、チームEは3人の打者にただのひとつも死球を与えていない。もちろん打者にぶつけろなどと言っているのではない。そうではなくて、要は、「きわどいところにズバンと決めにいくような厳しい攻めをしてないのではないか」と言いたいのである。
もちろんメジャーには来たい選手はどんどん来ればいい。誰だっていつか世界最高峰の舞台でプレーしたいと願うのが当然だ。
だが、もし、こういう下位球団の抱える問題が放置されて招いたデメリットとして、「せっかく下位球団で頑張ってきた主力選手の『我慢の糸が切れた』ためのメジャー流出」や、「勝てない下位球団の赤字による身売り」が発生しているのだとしたら、そういうネガティブな方向で達成されるメジャー移籍やフランチャイズ分散はちょっといただけない事態だと思う。
メジャー移籍やフランチャイズ分散はもっとポジティブな意味で実現されるべきだし、これでは日本野球の体質改善が進みっこない。
だからこそ、飛ばない国際球(あるいはメジャーのボール)への対応を進めるどころか、かえって「飛ぶボール」を採用し、打てる打者をズラリと揃えて、スカウティングが弱体で投手力も弱い下位球団だけを打ちまくった挙句に、やがてスカウティングの遅い下位球団にすら研究されはじめると途端に打てなくなって得点力が急降下していき、最後の最後に、お得意さんのはずの球団から劇的な9回逆転3ランを食らって優勝を逃す球団の正捕手が「どれだけ恥ずかしい」か。
この恥は野球史に残るレベル、と言うのは、そういうことだ。