October 07, 2010

フィラデルフィアに移籍したロイ・ハラデイが104球でノーヒット・ノーラン達成なら、テキサスに移籍したクリフ・リーはまったく同じ104球で、タンパベイを10三振と翻弄し、幸先の良いポストシーズンのスタートを切った。
Texas Rangers at Tampa Bay Rays - October 6, 2010 | MLB.com Gameday

ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年8月19日、CCサバシアには申し訳ないが、今シーズンのア・リーグのサイ・ヤング賞にふさわしいのは、さまざまなメジャー記録を更新しそうなクリフ・リーだと思う。


2人の名投手がまったく同じ104球でポストシーズン初日を終えたわけだが、ロイ・ハラデイが9回を完投したのに対し、クリフ・リーの投球回数が7回なのは、ハラデイとクリフ・リーのピッチングスタイルの違いだ。
ロイ・ハラデイは「驚異的に少ない投球数で打者を抑え、今の時代には珍しく、平気で8回9回と投げて完投してしまう」のに対して、クリフ・リーは、シアトル時代がそうだったように、「多少はシングルヒットを打たれランナーを出すが、四球は少なく、ランナーが出ても後続には絶対に打たせず、7回くらいのイニングをピシャリと締めるタイプ」だ。


だが、今日この2人に共通していたのは、ストライクの驚異的な高さ
ロイ・ハラデイが104球中79ストライクなら、クリフ・リーも、104球中76ストライク。2人のストライク率は73から75%、つまり、2人とも4球のうち3球をストライクを投げ込んでいる
これは驚異的なストライク率だ。

前にフェリックス・ヘルナンデスのストライク率とピッチングの安定感の関係を記事にしたことがあるが、もし、この70%を遥かに越える高いストライク率でフェリックス・ヘルナンデスが投げ込んだ場合、ここまでの安定感を発揮できるとは、ブログ主は思わない。
もちろんフェリックスもだいぶ進化しつつあるが、それは主に「それぞれの持ち球の、球のキレや安定感が上がったこと」を意味していており、無駄な四球などが無くなったわけでもない。ヘルナンデスのピッチングにおける投球術は、クリフ・リーや、ましてロイ・ハラデイには、まだまだ及ばない。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2009年10月5日、ヘルナンデスのストライク率と四球数の関係を解き明かす。(ヘルナンデスの2009ストライク率グラフつき)

ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年6月13日、「バランスの鬼」ヘルナンデス、8回2/3を2失点に抑え4勝目。輝きを取り戻しはじめたヘルナンデスの個性を、クリフ・リーとの「ストライク率の違い」から考える。ロブ・ジョンソン3安打。(2010年ヘルナンデス ストライク率表つき)







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