October 20, 2010

たぶんロン・ワシントン自身、打たれるのがわかっているトミー・ハンター先発のGame 4を楽勝できるとは思っていなかっただろう。
Texas Rangers at New York Yankees - October 19, 2010 | MLB.com Gameday


ALCSのGame 1で、(ALCS=ア・リーグのリーグ・チャンピオンシップ。ナ・リーグのチャンピオンシップはNLCSと略す)、テキサスが逆転負けした原因は、終盤にちょっとヤンキース打線に打たれたくらいで動揺した監督ロン・ワシントンの弱気にあった。
あのとき彼が投入しまくったブルペン投手はことごとく打たれていったが、たった一人だけ動揺してない投手がいた。

それがデレク・ホランド
今日のGame 4でも、実にいい感じ。

あれからロン・ワシントンは、ダレン・オリバーを勝ちゲームの最重要な場面で使わなくなった。また、Game 1でスタメンマスクだったキャッチャーのマット・トレイナーを使っていない。ロン・ワシントンは、Game 1の失敗ですぐに「頭を切り替えた」わけだ。


シアトルというチームをブログ主が嫌いなのは、「チームに何か致命傷になる欠陥が見えたとしても、シーズンが実質終わるまで、まるで対策しない」からだ。
たとえば、2010年の「打線の問題」がそうだ。バッティングに致命的な問題があることくらい、春にはわかっていたが、シアトルは何も手を打たなかった。
そして100敗しておいて、何かするのかと思えば、無能なGMが「どうだ、この俺がマイナーを充実させたんだぜ。すごいだろ。へへっ。」とか、馬鹿なことを言い出す始末。
まるで何をやらせても動きのニブい、太り過ぎのド田舎の公務員みたいなチームだ。


そんなどうでもいいことより
デレク・ホランドだ。

いつも彼にしてやられているシアトルファンはよくわかっているわけだが、ホランドは「クール」な印象がある。どこかクリフ・リーに通じる雰囲気がある。表情がとにかく変わらないのがいい。
Game 1の記事で、好投していたCJウィルソンの終盤のピンチで、投げさせるべきセットアッパーは、どうみてもダレン・オリバーダレン・オデイではなくて、ホランドだ」と言ったわけだが、それはデレク・ホランドの「クールさ」が理由だ。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年10月15日、まさしく監督の経験の差が出たテキサスのリーグ・チャンピオンシップ第1戦。ロン・ワシントンの「乱心」。

クールなホランドなら、Game 1の、あの酷く追い詰められた場面でも、それほど動揺はしないと予想できた。
今日のGame 4でも、ホランドはアテにできないのが最初からわかっている先発のトミー・ハンターをロングリリーフ(3回2/3)して、ヤンキース打線を見事に沈黙させた。十分すぎる仕事だ。テキサスの今日の勝ちは、デレク・ホランドのおかげである


デレク・ホランド
ア・リーグ西地区のゲームを見るとき、ちょっと名前を覚えておいてほしい投手のひとりである。







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