April 09, 2011

ジェイソン・バルガスの投球フォームの安定感について、今シーズンの初登板を終えたばかりの松坂と比較しながらじっくり書こうと思っていたら、フェリックス・ヘルナンデスの登板ゲームでジャック・ウィルソンの2つのタイムリーエラーと怪我による懲罰交代、もともと使えるわけがないアダム・ムーアのDL入り(→ムーアは60日間のDL入り。タコマからクリス・ギメネスが昇格)、ミネソタの西岡の骨折、さまざまな事件がたて続けに起き、さらには、日本のプロ野球で巨人が電源車を使ってドーム開催をするとか言い出して、ブログ記事をしっかりまとめられる時間も限られているというのに、もう、どこから手をつけてよいやらわからない(笑)
【東日本大震災】巨人が東京ドームで自家発電 夏場のナイター実施へ - MSN産経ニュース


いろいろ書きたいことはたまっている。
シアトルの野球。日本の野球。大震災。予想どおりの坂本九ブーム。野球叩きをベースにした「首都圏は自粛せよプロパガンダ」の哀れすぎる失敗。あらゆること。

ベースになることは、
おまえら、正直に言え。馬鹿なんだろ?(笑)
ということ。相変わらずクチが悪い(笑)


さて、どこから手をつけよう。

最初にシアトル・マリナーズ。
何度も何度も書いてきたが、何度でも書く。

無能GMのズレンシックは、「守備で世界を制覇する」とかいうルーニー・テューンズの間抜けなコヨーテみたいな自分の無謀なアイデアのために、セカンドにショーン・フィギンズを入れ、ショートに高給取りで、しかもスペランカーのジャック・ウィルソンを入れ、プレーは粗いが打てるユニスキー・ベタンコートはカンザスシティに、打率はあまりたいしたことはないが40万ドルで使えたロニー・セデーニョはピッツバーグにくれてやり、セカンドのホセ・ロペスはサードにコンバートした。
だが、フィギンズもジャックも、2人とも打てず、フィギンズのセカンド守備は最低ランクときた。さらに打順降格させたフィギンズがゴネるのは許し、打順降格させた能力はあまりないがスジは守った監督のほうを首にし、フィギンズにセカンドを譲ったロペスはコロラドにくれてやり、結局、生え抜きのロペスは、セカンドからも、サードからも追い出された挙句に、フィギンズにチームを追い出された形になった。
スペランカーであることが判明したジャック・ウィルソンはどうするのかと思えば、首にするどころか、そして、ロペスをセカンドに戻すこともなく、まるっきり同タイプである「ショートが本職で、打てない守備の名手」ブレンダン・ライアンを意味もなく獲ってきて、なんと、ショートが本職のはずのジャック・ウィルソンを、念願のサードに回ったフィギンズの穴を埋めるためにセカンドをやらせることにした。

その結果は、どうだ。
(アダム・ムーアなどは問題外の外)

移籍先でもう5番打者、ホセ・ロペス
コロラドのスタメンのセカンド。開幕から19打数6安打、打率.316。(四球ゼロで、出塁率が打率とまったく同じなのは、ロペスらしい(笑)まぁ、ご愛嬌ということで)チームは4勝1敗で首位。
2011 Colorado Rockies Batting, Pitching, & Fielding Statistics - Baseball-Reference.com

今年もスタメンの、ロニー・セデーニョ
ピッツバーグのスタメンのショート。19打数5安打、打率.263、出塁率.333。OPSが冴えないが、長打が案外打てるので、そのうちに上がってくるだろう。チームは、万年地区最下位のはずが、なんと4勝3敗。地区2位と健闘中。
Ronny Cedeno Statistics and History - Baseball-Reference.com

打てないどころの騒ぎではない、ショーン・フィギンズ
シアトルのスタメンのサード。25打数3安打。打率.120。出塁率.115。OPS.395。惨憺たる打撃は今年も変わらず。チームはテキサスにスイープされて、2勝4敗と既に地区最下位。
Chone Figgins Statistics and History - Baseball-Reference.com

既にスタメンにいない、ジャック・ウィルソン
打率.333と、去年の.249が嘘のように、打撃好調。と、思いきや、あっさりフェリックス・ヘルナンデスの登板ゲームでタイムリーエラーを2つ続けてやり、挙句に怪我をしてしまった。
Jack Wilson Statistics and History - Baseball-Reference.com

予想どおり打てない、ブレンダン・ライアン
19打数2安打。打率.133。もともと打てないのはわかっていた選手だ。「ジャック・ウィルソンは実は双子で、ライアンが弟だ」とでも思うしかない。
Brendan Ryan Statistics and History - Baseball-Reference.com



次は日本の野球。

大震災発生直後の「野球バッシング」「東京バッシング」はあまりにも出来の悪いプロパガンダだったが、「なにしろ首都圏では自粛しろ。節電しろ。買いだめはするな」とかいう「節約自粛プロパガンダ」の、この哀れすぎる失敗ぶりはどうだ
あれだけプロ野球叩きをベースネタにしたプロパガンダをぶちあげていたクセに、こんどは「自粛しすぎで経済がダメになる、どうしよう?」とか言いだす。馬鹿馬鹿しいにも程がある。

そして野球を叩く側の惨めな失敗の一方、野球をやる側にしても、「電源車を使ってドーム球場でナイターやります」とか言い出すのだから、困ったものだ。
電源車でナイターをやるという程度のアイデアくらい、ブログ主も含め、誰だって思いつくことだし、また、もしスタジアムの外に電源車を並べてナイターができるのなら、なぜ世間にセ・リーグの開幕問題についてとやかく糾弾される前に、最初から先手を打って「セ・リーグでは既に節電について十分に目配りしており、低電力でナイター開催できます。だから、ご安心ください。被災地のためにも、われわれ野球人一同は全力プレーします」と、毅然とした態度で宣言しておかないのだ。



どう行動をすると、どういう反応を招くのか。
これからどういう事態が起こりそうだから、
いま、どう行動しておくのが適切か。

そういうことについてピカッとひらめくチカラをブログ主はよく
先読み」とか言っているのだが、
この「先読み」するチカラは、実は、ひとつの特殊能力であって、できない人が大半であることは案外知られていない。

いま世の中では、原子炉から水が減っているのを隠していて初動が遅れ、あわてて先を読まないで原子炉に塩水をぶちこみ、水が蒸発したら塩がたまり、さらには塩水が分解されて出来た水素がたまって爆発を起こし、水を大量にぶちこんだら水が漏れ、どうしようもないので海に捨て、こんどは海が放射能で汚染された、なんてことが平気で起きる。

ベースボールという小さい世界でも、打てない内野手が問題なのに、まったく同じポジションのまったく打てそうにない内野手を獲得してきて、同じ過ちを繰り返してしまう、なんてくだらないことが平気で起きる。

いわゆる「城島問題」でもそうだ。
先発投手にダメ捕手城島への不満が爆発するくらいにたまってますよ、失点が増えるばかりで打てないチームはどうやっても勝てませんよ、この選手はまったくMLBに適応できていませんよ、と、いくらクチを酸っぱくして言っても、わからない人には、まるでわからなかった。

その結果が、今日という日だ。



こういう先の読めない人たちは、いくら自分の判断の結果が失敗に終わることがわかっていても、その原因が「自分に、もともと判断力が無いせいだ」ということは、残念ながら、最後まで認めようとしない。
外からみれば、どういう悲惨な結果が出るか、わかりきっている場合でも、こういう判断力の伴わない人たちは、自分自身が、自分自身の手で、何度でも何度でも失敗し、どうしても何をやってもダメだという惨憺たる結果が徹底的に出て、それから後でないと、自分の失敗を渋々認めようとすらしない。
そして、彼らがようやく失敗を認める頃にはもう、事態は手のつけようがないところに追い込まれているものだ。



こういうタイプの「オトナ」に特徴的なことのひとつは、「イザ」というときがきていても、無表情だったり、微笑を浮かべていたりしていて、見た目では、あたかも「落ち着いているように見える」ことだ。

だが、「無表情だから、心にゆとりがあるのだろう」とか、「微笑んでいるから、リラックスできているのだろう」とか、こういう人を「顔」で信用してしまってはダメだ。

大昔のカンフーブームを作ったブルース・リーが格闘シーンでよくみせた表情のように、本当に集中している人の顔というものは、どこか「悲しげな表情」に見えるものだが、無表情でクールな顔つき、あるいは、妙にゆるんだ意味のよくわからない微笑みを浮かべたまま、誰でもわかる原則論を繰り返し言葉にしつつ、たいへんな失敗をやらかす人間が、大勢いる。
それが、今のテンションの高い時代だ。


どこかの電力会社の人たちの会見も、Youtubeなどで見ると、どこをどうし
たものか、微笑んでいる人がいる。あれもそういう「ゆるんだ微笑み」であって、けして心理的な余裕だなどと思ってはいけない。
そもそも、どういうものか、われわれ日本人は時に「どうしていいか、まったくわからなくなっているとき」にかぎって、微笑んだりすることがある。

緩んだ微笑みはときとして信用できない。こういうことを肝に命じてないと、共倒れになってしまう。
そして、共倒れになってしまってから後悔しても遅いのである。

人を信用してはいけない、というのでは、けしてない。
イザというときに信用していい相手を探すために、ヒトをよく観察しておくべきだ、と、言いたいのである。






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