April 22, 2011

プロ野球の2011シーズン開幕が東日本大震災の影響でズレこんだために、半月板損傷の手術をしたダメ捕手城島が(うわべでは)開幕に間に合って、これまで9試合を消化しているらしいが、たったこれだけのゲーム数で、すでにあまりにも多いパスボールについてのサンプルが揃いすぎるほどたまってきた。いちおうメモに残しておく。


とあるサイトの記述によると、4月14日(日本時間)のゲームで解説をしていた2人の捕手出身の解説者、元阪神の矢野氏、元広島の達川氏が、両膝を同時ついて捕球しようとしない城島のキャッチングの欠陥を指摘したらしい。
資料:和泉式日記: 唐実桜〜矢野っちデビュー〜
矢野「前から気になってたんですけど、もともと城島のくせだと思うんですが両膝が同時に降りないんですね。一緒に降りないとワンバンってのはなかなか捕れないんです。」

阪神入団後の城島のプレーについて解説者などが発言するのは、なにもこの2人が最初ではなく、例えば4月2日のプレシーズンマッチではかつて阪神の投手だった湯舟氏も、パスボールを危惧していろいろと指摘したらしい。


阪神入団1年目の2010シーズン後に城島が、明らかに分不相応なゴールデングラブ賞を受賞したために、あたかも「城島はキャッチングを含めて、守備がいい」などと誤解した人もいるかもしれない。
だが、そもそも経済紙の記者すら賞の選考にかかわる日本のゴールデングラブ賞は、MLBのゴールドグラブ賞、あるいはFielding Bible賞などとは、そもそも賞の性格も権威も、まったく異なっていることくらいは頭に入れておいてもらいたいものだ。
また、それ以上に知っておくべきことは、2010シーズンの城島のパスボールは4で、これが両リーグ最少タイの数字だったにしても、実はその一方で、城島のエラー数9は最多であり、また、阪神投手陣のワイルドピッチ数が、なんと「12球団ワースト」の52だったことだ。

こういう基本的なことを知らないで、盲目的な擁護発言を繰り返しているだけでは恥をかくだけだ。あのゴールデンなんたらいう賞の受賞には、ほとんど何の価値もない。
チームの投手陣が12球団最多のワイルドピッチを犯しているというのに、その球団のキャッチャーのパスボール数がリーグ最少、なんていう意味のわからない笑い話は、ひとつのプレーをワイルドピッチとみなすか、それともパスボールとみなすかという、単なる数字上のギミックに過ぎない。

投手が12球団最多のワイルドピッチを犯すチームのキャッチャーが、上手いわけがない。


実際調べてみると、今年の城島についても、既に「あきらかにキャッチャーのパスボールなのに、投手のワイルドピッチとして記録されてしまっているケース」が多々発生している

たとえば、2011年4月16日の中日対阪神戦。
この日に記録された4つの暴投はセ・リーグ新記録になったが、このうち、ボールがキャッチャー城島の股間を抜けて後逸したケースなどは明らかにキャッチャー城島のパスボールであることは、多くのプロ野球ファンがブログなどで指摘している。
矢野氏が指摘するように、キャッチャーが素早く膝をつくことによって後逸を防止し、ランナーの進塁を阻止すべきだったプレーだろう。


以下に今シーズンのパスボール及びワイルドピッチに関するいくつかのメモを残しておく。もちろん以下が全てではない。もっと数多くの「ポロリ」がある。多すぎて資料を集めきれない。


4月12日 広島戦
7回表 ワイルドピッチ 打者・廣瀬 投手・能見


4月13日 広島戦
4回表 パスボール、ワイルドピッチ2 投手・スタンリッジ
ファウルチップを追わず、球審にパスボールと判定された城島は「バットに当たった」と抗議。前年に引退し、この日解説者としてデビューした元阪神の矢野氏、キャッチャー出身の元・広島の達川氏が、城島のキャッチングを批判。
【阪神】開幕連勝も目立つバッテリー失策 - 再チャレンジ日記〜道一筋
達川と、昨日「解説者公式戦デビュー」を果たした矢野の共通した意見。
城島が低い球、ワンバウンドを捕りに行く時の膝の動き。両膝揃って腰を下ろすべきところを、左→右、右→左と片足ずつ少しずれて下りると言う事です。
阪神が開幕2連勝!スタン7回1失点の快投 (2/2ページ) - 野球 - SANSPO.COM
城島(バッテリーミスが相次ぎ)
「低めに投げるのは当たり前のこと。それを止めるのがキャッチャーの仕事。スタン(スタンリッジ)に申し訳ないことをした」
阪神2-1広島@現地観戦|阪神ファンの独り言
4回のパスボールの連続。あれ何だったんでしょう。スタンがめちゃくちゃな球を投げていたのか、城島が逸らしすぎなのか。これも勿体無い失点でした
でんでん雑記II(2011-04-13)
「今日のスタンリッジは失点した4回以外は素晴らしい出来だったな。
4回も城島のパスボール(城島は廣瀬のファウルとアピール)の判定のごたごたがなければ失点はしてないわけだし。」


4月16日 中日戦
4回裏 打者・森野、ブランコ 投手・メッセンジャー
8回裏 打者・ブランコ 投手・久保田
9回裏 打者・荒木 投手・小林宏
11回裏 打者・谷繁 投手・福原 
時事ドットコム:阪神、セ最多タイの4暴投=プロ野球
阪神は16日の中日2回戦(ナゴヤドーム)で九回までにセ・リーグのチームゲーム最多の4暴投を記録した。過去4度はいずれもヤクルトで、パの最多は日本ハムとソフトバンクの5。 

73 :名無しさん@恐縮です:2011/04/17(日) 09:55:31.56 ID:ZTLLRgLN0
その4つのうち、どうみてもパスボールってのがあったな。
城島の股間を抜けて後逸するやつ。
股を閉めて腹に当たってまで制しようって気はなかったのかな?

95 :名無しさん@恐縮です:2011/04/17(日) 14:12:42.33 ID:VJJx5gX80
城島はもう限界だろ
ワンバン全然止められない
てか全部股間を抜けちゃうんだよね プロの捕手として相当恥ずかしい事
腰を浮かせてしまうのは癖なんだろうな
逆に腰沈めて体全体で止めないといけないのに
打撃も糞だし、もう早いとこ藤井に代えた方が断然いい

100 :名無しさん@恐縮です:2011/04/17(日) 22:43:44.38 ID:NXFlO6It0
城島、ワンバンの捕球が腰高というか膝を落とさないから股間ががら空き。

ふーむ、、、|はんしんにっき@宮城猛虎魂
「終盤についてはさっき書いたから良いとして(内容については福原以外全く良くないが)、、、やっぱりパスボールが多い。あれでは投手が安心して投げられない。城島使い続けるのもどうなの?って思う。特別扱いはやめて守備力重視で行くなら藤井と併用って選択肢は十分あると思いますしそうしないといけないんじゃ無いのかな?」

ボードルーム|エンタメ|阪神タイガース公式サイト
「昨日のパスボール見てたら動けてないような感じがしましたね」

ホタログ ―紅白
「城島パスボール多すぎだと思う。っていうかパスボールなのに
ワイルドピッチ扱いになってるのが納得いかん!ピッチャーは悪くないのに!
ワンバンボールは体で抑えるんやで!」

ZOZOPEOPLE | ○△□ - 城島どんだけ!!
「城島のかわりに代走だしてほしかったー
アウトなるしー
楽天からきたらキャッチャーを使ってほしかったー」

今年の阪神はやらかす!!11-84 | スポーツ最新情報まとめ
85 名前: 代打名無し@実況は野球ch板で:2011/04/19(火) 22:32:57.36 ID:yZNy34Dg0
「城島のパスボール(コバが投げてた時)が無ければ9回で勝てた試合。
あれは獲れるボール。一番大事なとこで出るから。」

長い試合: 野球人の徒然日記
「中日はまだまだ本調子には程遠くて、阪神勝てる試合やのになあ〜ダッシュ(走り出すさま)
気になるのが城島。
膝の手術で開幕危ぶまれてて間に合ったのはいいけど、
キャッチングも足腰がフットワークもついていけてないんで、
パスボールは目立つし、バッティングは下半身まるで使えてないし、
肩は開いて上体だけで打ってるし…このままだと危険信号やなぁあせあせ(飛び散る汗)」


4月17日 中日戦
パスボール 投手・スタンリッジ
Eさま日記
「城島のパスボールで同点にされるが、俊介の3塁打とマートンのヒットで再びリード。」


4月19日 巨人戦
8回表 ワイルドピッチ 投手・小林宏
【阪神】城島について #231に返答 - 阪神タイガース掲示板|爆サイ.com北陸版

しかし、これで歩が男と確定してしまった… :: すめしの酩酊日記
「今日の試合は先発の能見の調子が良く三振をバッタバッタ取っていたものの7回1失点で代打を出されて降板してその後のコバロリが失点し能見の勝ち星が消えたり、その失点の原因に今年多発の城島のパスボールが絡んでいたりと…もやもやの連発で正直今日も引き分けになるのかな…と半ば諦めていました。」


5月5日 巨人戦
4回表 二死1塁 パスボール 投手・岩田

5月7日 横浜戦
阪神2点リードの8回裏 一死満塁
投手・小林宏のフォークを後逸 打者・内藤
初球から3球目まで、120km/h台の落ちるフォーク3連投。2球目を例によって後逸。まず1失点。
直後に、こんどはインコースのストレートを2連投。毎度おなじみの「同じコースに投げ続けると、ボールは必ず甘くなる法則」発動で、シュート回転の2球目を打たれ、2点タイムリー・ツーベースを浴び、逆転負け


5月14日 中日戦
阪神1点ビハインドの7回表 一死満塁
投手・榎田のスライダーを後逸 打者・森野
堂上剛裕に、アウトコース低めにフォークとストレートばかり連投して失点。さらに森野の打席で、ミットの真下を抜けていく後逸により、さらに1失点。グスマンには、インコースにストレートをミット通りに投げさせて、試合を決めるホームラン被弾。カード連敗。

セ・リーグ暴投数ランキング
(2011年5月11日(日本時間)現在)

1位 小林宏(阪神) 3
1位 今村(広島) 3
2位 スタンリッジ(阪神) 2(与四球ランキング3位タイ 9個)
2位 メッセンジャー(阪神) 2
2位 岩田(阪神) 2(与四球ランキング1位 11個)
2位 能見(阪神) 2


半月板手術から異常に早すぎるゲーム復帰。だがその結果、目もあてられないほど多くの「パスボール多発」という最悪の結果を招いた。特にフォークボール。大きく変化するボールの後逸が多発した。
ダメ捕手が責任逃れに思いついたのは、なんと、パスボールを減らすためにはピッチャーに変化球のサインを出さない「打者とのストレート勝負」。
だが、交流戦に入って以降「ランナーがたまった場面」「得点圏にランナーがいる場面」でのワンパターンすぎる「ストレート勝負」が打者にバレないわけはなかった。


5月22日 西武戦
1-1同点 11回表 一死1塁 投手・小林宏 打者・中村剛
まず小林宏の決め球フォークを後逸。さらにキャッチャー城島のセカンド暴投で 走者中島が三塁に進み、一死3塁。ここで、次打者フェルナンデスを敬遠。二死1、3塁となって、代打・平尾。
ここで、後逸による失点を避ける意味なのだろうが、なんとフォークを一球も投げられない配球に。窮屈すぎるストレートオンリーの配球が打者平尾に読まれ、決勝タイムリーを浴び、敗戦。


5月25日 ロッテ戦
2-3 1点ビハインド 7回表 二死満塁
投手・スタンリッジ 打者・今江
6番・清田がストレートを見送って、2アウト満塁。パスボールを恐れる阪神バッテリーが7番・今江への初球にチョイスしたのは、ストレート。「四球直後の初球を叩け」との鉄則どおり、今江はレフトへ弾き返して、2-4。この1点がダメ押しになって、阪神は敗戦。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年5月26日、25日の阪神・ロッテ戦7回表の「ストレートしか投げる球がなくなっていっていく現象」を暇つぶしに考える。


5月28日 楽天戦
1-0 6回表 二死満塁 投手・能見 打者・内村
4番山崎がインコースのストレートを見送って四球を選んで、二死満塁。
ここで5回から守備についた5番・内村。ここでパスボールを恐れる阪神バッテリーがチョイスしたのは、ストレート。「四球直後の初球を叩け」との鉄則どおり、センターへ弾き返して、楽天が逆転。
7回表に同点に追いついた阪神だが、延長に入って、楽天の9番・横川が、1アウト2塁の3-2からレフトへのサヨナラタイムリーでゲームセット。


5月31日 日本ハム戦
0-0 4回表 一死1塁 投手・メッセンジャー 打者・中田翔
初球のカーブがワンバウンドになり、城島がこれを「トンネル」して後逸。ランナーがセカンドに進み、結局打者・中田翔も四球で歩かせてしまい、1死1、2塁。その後、2死満塁。
ランナーがたまった時点で、もう城島に落ちる球の選択はない。お約束の初球ストレートを、7番今浪に打ち返され、2失点。結局この2点が決勝点に。3失点した8回裏の2死満塁でも、初球はやはりストレート。
阪神、拙守連発…交流戦9試合で10失策 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
「四回一死一塁では、城島が中田への初球を“トンネル”(記録は暴投)。ピンチを広げ、先制を許した。」


6月1日 日本ハム戦
0-0 8回裏 一死1、3塁 投手・小林宏 打者・大野
1死から二岡が内角のストレートを見送って四球にすると、俊足の代走・村田。7回から守備についた7番・金子誠がレフト前ヒットで、1、3塁。
ここでバッターは下位8番のキャッチャー大野だが、阪神バッテリーは4球続けてのストレート勝負をしかけて、4球目に決勝タイムリーを浴びた。
変化球が決め球の小林宏は、城島相手だとまったく自分のピッチングにならないことが判明


6月5日 オリックス戦
0-0 1回表 一死1、3塁 投手・久保 打者・T岡田
1回表にさっそくランナーがたまって後逸の怖いフォークが封じられると、さっそく「ストレート連投」。2球目をT岡田に強振され、いきなりの3ラン。さらに同じ1回の一死満塁、そして3回の二死満塁から打たれた2本のタイムリーも、ストレート。トドメは、4回の先頭打者・鈴木郁に打たれた長打、二死3塁で田口に打たれたタイムリーで、そのどちらも「初球ストレート」。
こうして、4回までストレートばかりを打たれまくって、被安打11、四死球5、毎回の10失点。5回表の守備からたまりかねたベンチがキャッチャーが城島から控え捕手・藤井に交代させ、城島はフィールドから消滅。


5月末現在、城島を獲らなかったソフトバンクは断トツの首位。一方、城島を獲った阪神はリーグ順位も交流戦順位も最下位付近を低迷。6月5日時点、打率.130、本塁打0、打点1、長打率.130、OPS.346で、城島のほとんどの打撃スタッツが、交流戦最下位。



「パスボール・暴投の多発」。ランナーがたまり、ボール後逸の許されない場面での「見え透いたストレート一本勝負」によるタイムリー多発で、阪神は最下位に沈む。
そんなダメ捕手城島のダメぶりにようやく気づいたのか、阪神は城島を2試合連続スタメン落ちさせ、キャッチャーを藤井に。すると、切り札の変化球を使えずにいた阪神投手陣が復活しはじめるという、あまりにも予想どおりの展開に(笑)


6月8日 ロッテ戦
6-3 8回裏 二死走者なし 投手・小林宏 打者・大松
小林宏・藤井のバッテリーで、ロッテのクリーンアップ、井口、キム・テギュン、大松を、三者三振に仕留めた。決め球はフォーク、スライダー。小林宏はこのイニングだけで2度のワンバウンド投球があったが、キャッチャー藤井が難なくさばいた。

6月9日 ロッテ戦
5-1 8回裏 二死1塁 投手・小林宏 打者・井口
この日も前日同様、4点リードの8回は小林宏・藤井のバッテリー。シングルヒットのランナーを許したものの、好調のロッテのクリーンアップ、井口を、フォークで凡退させ、無失点。このイニングで3つのアウトのうち、2つのアウトが、小林宏の決め球フォーク。キャッチャー藤井が難無くさばいて、ロッテに連勝。


「半月板手術からのゲーム復帰ゴリ押し」「パスボール多発」「ストレート勝負」と、開幕以来迷走を続けてきたダメ捕手城島は、6月初旬、ついに登録抹消。










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