July 10, 2011
その事件はSEA vs LAA第3戦、スコアレスで迎えた3回裏に起きた。
先頭のマーク・トランボが四球で歩いた。
次打者はハンク・コンガー。
シアトルの先発マイケル・ピネダはフルカウントまでストレートを投げ続けて、8球目に真ん中低めにスライダーを投げた。コンガーはハーフ・スイングして三振。ランナーのトランボはスタートを切っており、ミゲル・オリーボがセカンド送球して楽々アウト。
いわゆる三振ゲッツー。
の、はずだった。
ところが、球審Todd Tichenorがスイングの判断を仰いだ三塁塁審Sam Holbrookは、なんと「スイングしてない」と判断した。
このときのシアトルの選手、ベンチのとまどいは、以下の動画に収められている。MLBが故意に消さない限り、Sam Holbrookの、この恥ずべき判定の記録は永遠に残る。
動画:Wedge's ejection │ MLB.com
この判定結果に抗議したシアトル監督エリック・ウェッジは退場させられたわけだが、ゲーム後、こんな風にコメントしている。「酷いコールによって試合の流れは変わってしまった」。
スイングしているかどうかなど、議論する必要などない。
写真を見て、コンガーのグリップ位置、バットヘッドの位置、全体のピントなどを検討すれば、誰にでもわかるし、立証できるからだ。たぶん、バットのヘッドは、ホームプレートどころか、バッターボックスの先端まで突き出ているはずだ。
だが、こんな「事件」、ほんの一部にすぎない。
このブログでは、シアトルの地元メディアが書きたがらないようなこと、エリック・ウェッジがコメントしそうもないことも書いてきた。もちろん、球審Sam Holbrookについては、ずっと前からその「おかしな挙動」をずっと追跡して記録してきている。
ウェッジはこの事件、どう思ったのだろう。
よくある単なるアンパイアの誤判定だと思うのか。よくある単なるアンパイアの誤判定だと思って、風呂にでも入ってビールでも飲んで忘れてしまうのか。
それとも、一時期多発していたイチローのアウトコースへのストライク判定、オールスター、バルガスを中心にしたさまざまな先発投手における判定の歪み。エリック・ウェッジは、さまざまな「設けられたハードル」の存在に気づいただろうか。
ハッキリ言って、監督エリック・ウェッジが抗議すべき判定、抗議して退場になるべき判定は、いままで、もっと数え切れないほどあった。選手は、そういうおかしな判定の中でずっとゲームをやらされている。
このブログは、忘れない。なにもかも。
ピンときたことを、記録し、積み重ねる。
そうすることで、おかしな「流れ」の存在が見えてくる。
球審Todd Tichenorに関するブログ記事
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年5月27日、フランクリン・グティエレスのスーパー・キャッチ。イチローの変態ツーベース&決勝打点。タイムリー無しの4得点でヤンキースを撃破! 勝率5割復帰!!! ポーリー3勝目。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年5月28日、両軍先発に合計10個の四球を記録させた球審Todd Tichenorの、「あの記録」。
三塁塁審Sam Holbrookに関するブログ記事
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年4月15日、Sam Holbrookの特殊なストライクゾーンに手こずったジェイソン・バルガス。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年4月29日、4月8日にてこずったアンパイア Sam Holbrookにまたしても遭遇したジェイソン・バルガスの初勝利。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年5月28日、アダム・ケネディのサヨナラタイムリーを生んだマリアーノ・リベラ特有の「リベラ・左打者パターン」配球を読み解きつつ、イチローが初球サヨナラホームランできた理由に至る。
先頭のマーク・トランボが四球で歩いた。
次打者はハンク・コンガー。
シアトルの先発マイケル・ピネダはフルカウントまでストレートを投げ続けて、8球目に真ん中低めにスライダーを投げた。コンガーはハーフ・スイングして三振。ランナーのトランボはスタートを切っており、ミゲル・オリーボがセカンド送球して楽々アウト。
いわゆる三振ゲッツー。
の、はずだった。
ところが、球審Todd Tichenorがスイングの判断を仰いだ三塁塁審Sam Holbrookは、なんと「スイングしてない」と判断した。
このときのシアトルの選手、ベンチのとまどいは、以下の動画に収められている。MLBが故意に消さない限り、Sam Holbrookの、この恥ずべき判定の記録は永遠に残る。
動画:Wedge's ejection │ MLB.com
この判定結果に抗議したシアトル監督エリック・ウェッジは退場させられたわけだが、ゲーム後、こんな風にコメントしている。「酷いコールによって試合の流れは変わってしまった」。
"It changes the course of the entire ballgame,'' Wedge said of the call. "Two outs and nobody on, to first-and-second and nobody out. They score four runs. It's ridiculous. It was obvious to everybody in the ballpark, obviously, except for him that he did go (around). It was just a bad call. A bad call that changed the entire ballgame.''
Mariners Blog | Eric Wedge furious at umpire's call, saying it "changed the entire ballgame'' | Seattle Times Newspaper
スイングしているかどうかなど、議論する必要などない。
写真を見て、コンガーのグリップ位置、バットヘッドの位置、全体のピントなどを検討すれば、誰にでもわかるし、立証できるからだ。たぶん、バットのヘッドは、ホームプレートどころか、バッターボックスの先端まで突き出ているはずだ。
だが、こんな「事件」、ほんの一部にすぎない。
このブログでは、シアトルの地元メディアが書きたがらないようなこと、エリック・ウェッジがコメントしそうもないことも書いてきた。もちろん、球審Sam Holbrookについては、ずっと前からその「おかしな挙動」をずっと追跡して記録してきている。
ウェッジはこの事件、どう思ったのだろう。
よくある単なるアンパイアの誤判定だと思うのか。よくある単なるアンパイアの誤判定だと思って、風呂にでも入ってビールでも飲んで忘れてしまうのか。
それとも、一時期多発していたイチローのアウトコースへのストライク判定、オールスター、バルガスを中心にしたさまざまな先発投手における判定の歪み。エリック・ウェッジは、さまざまな「設けられたハードル」の存在に気づいただろうか。
ハッキリ言って、監督エリック・ウェッジが抗議すべき判定、抗議して退場になるべき判定は、いままで、もっと数え切れないほどあった。選手は、そういうおかしな判定の中でずっとゲームをやらされている。
このブログは、忘れない。なにもかも。
ピンときたことを、記録し、積み重ねる。
そうすることで、おかしな「流れ」の存在が見えてくる。
球審Todd Tichenorに関するブログ記事
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年5月27日、フランクリン・グティエレスのスーパー・キャッチ。イチローの変態ツーベース&決勝打点。タイムリー無しの4得点でヤンキースを撃破! 勝率5割復帰!!! ポーリー3勝目。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年5月28日、両軍先発に合計10個の四球を記録させた球審Todd Tichenorの、「あの記録」。
三塁塁審Sam Holbrookに関するブログ記事
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年4月15日、Sam Holbrookの特殊なストライクゾーンに手こずったジェイソン・バルガス。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年4月29日、4月8日にてこずったアンパイア Sam Holbrookにまたしても遭遇したジェイソン・バルガスの初勝利。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年5月28日、アダム・ケネディのサヨナラタイムリーを生んだマリアーノ・リベラ特有の「リベラ・左打者パターン」配球を読み解きつつ、イチローが初球サヨナラホームランできた理由に至る。