August 17, 2011
そりゃね、しっかりスカウティングされちまう前に選手を、1ヶ月ごとに取り替えながら使い続けてるんだから、誤魔かせるでしょうよ(笑)でもね、そんなドアマットを取り替えるだけで部屋全体が綺麗なように見せかける手口なんて、とっくにバレバレ(笑)線香花火が燃え尽きるたびに取り替える花火大会が、あんたらの言う「育成」?(笑)馬鹿はやっぱり馬鹿だねぇ。
今シーズンのシアトルの選手起用の変遷を、外野手を中心に一覧にまとめてみた。このチームがどれほど行き当たりばったりな花火大会ばかりしてきたか、ひと目でわかるはずだ。クリックして別窓に開いて、しっかり見ながら読むといいだろう。
それぞれの月でメインに使われた選手がひと目でわかるように、それぞれ色分けしてみた。「使い捨てのキッチンペーパーみたいに、選手を使い捨ててローテーションしてきただけ」なのが、一目瞭然でわかる(笑)
4月を中心に使われた選手(赤色)
ミルトン・ブラッドリー
マイケル・ソーンダース
ルイス・ロドリゲス
5月(青色)
カルロス・ペゲーロ
マイク・ウィルソン
6月・7月(緑色)
グレッグ・ホールマン
マイク・カープ
ダスティン・アックリー
カイル・シーガー
8月(黄色)
キャスパー・ウェルズ
ロビンソンなんたら
「4月のみ」だったジャスティン・スモークに
やたら4番を打たせてみたものの、モノにならず大失敗
数字から明らかなように、今シーズン2ヶ月目には既に打率が2割ちょっとに落ちていたわけだが、ウェッジは執拗に4番に起用し続けた。だが、スモークのバットは3ヶ月もの間、湿ったままで、結局ケガがちになって、戦列を離れた。
スモークの数字が特に酷かったのは、17連敗した7月だが、この月、重度の左右病患者のエリック・ウェッジが4番を何度も何度もまかせたのだから、馬鹿にも程がる。相手投手よってスモークとオリーボの2人を使い分けようとしてウェッジは大失敗し、8月には2人とも下位打線に下げた。
なんともお粗末な監督さんだ。(数字は順に、打率、OBP、SLG、OPS)
4月 .284 .393 .527 .920
5月 .229 .333 .417 .750
6月 .226 .318 .419 .737
7月 .141 .211 .188 .399
マトモだったのは5月のみだったミゲル・オリーボに
7月にはやたらと4番を打たせて大失敗
4月が良かっただけのスモークに、17連敗した7月に4番をまかせ続けて大失敗したエリック・ウェッジが、同じ7月に、スモークとのダブルキャストで4番をまかせ続けたのは、5月がマトモだっただけのミゲル・オリーボだ。
たが、この「7月の実験」はかえってオリーボの月別数字で最悪の成績を残させただけに終わり、大失敗。8月には下位打線に下げた。
4月 .217 .256 .313 .569
5月 .267 .352 .387 .739
6月 .189 .196 .489 .685
7月 .188 .188 .304 .492
8月 .216 .211 .243 .454
5月だけは大花火を打ち上げていたライアンも
実は4月と6月の数字は酷いもの
エリック・ウェッジのお気に入りのライアンを2番に固定しだしたのがいつだったかはあまり覚えていないのだが、彼についてはなにかシーズン中ずっと打ち続けているような誤解をしている人をよくみかける。だが、馬鹿馬鹿しくて反論する気になれない。彼のバットが火を噴いていたのは、5月だけだ。
4月 .184 .276 .224 .500
5月 .384 .432 .479 .911
6月 .204 .262 .237 .499
7月 .260 .304 .385 .689
6月の線香花火だったカルロス・ペゲーロに
4番まで打たせてみたクセに、結局マイナー送り
エリック・ウェッジがこだわり続けたひとりが、インコース低めのチェンジアップしか打てないのがわかりきっているカルロス・ペゲーロ。挙句の果てには4番まで打たせたりする執心ぶりだったが、7月にOPS.359と予想通りあえなく沈没。マイナーに返品になった。
5月 .167 .216 .354 .570
6月 .233 .313 .500 .813
7月 .167 .192 .167 .359
さすがにモノが違うと、言いたいところだが
やっぱり下降してきたダスティン・アックリー
言うまでもなく、欠点の少ない素晴らしい打者。それでも、たとえば体が開きやすくなるとか、プルヒッターっぽい欠点が打席で表面化しだすと、とたんに調子が落ちてくる。このところ三振するケースも増えてきたのは、カウント1-2が非常に苦手なため(打率.154、OPS.423)。大半の三振をこのカウントで喫している。また、おそらく内外を使った左右に振られる配球に弱い。
6月 .300 .378 .575 .953
7月 .308 .360 .516 .876
8月 .250 .368 .375 .743
8月 .237 .366 .356 .722(8月20日修正)
まさに8月前半だけの線香花火だった
フランクリン・グティエレス
まぁ、バッティングの成績の酷さは言うまでもない。6月・7月と酷いものだった。これほどまでにひどい状態でも2ヶ月以上使い続けてもらえるのだから、イチローも1試合や2試合打てないくらいクヨクヨしないことだ。
彼は野球選手として本当に超一流だといつも思っているが、唯一の欠点といえるのが「人のよさ」だ。(もちろん、だからこそ、イチローでもあるのだが 苦笑)10年もの間、スターマインを打ち上げ続けてきたイチローには、もう少し他人だの、外国人だのに気がねをせず、徹底したゴーイング・マイ・ウェイで突っ切る行動パターンを身につけてもらえると嬉しいかぎりだ。
5月 .243 .282 .351 .633
6月 .176 .205 .200 .405
7月 .190 .247 .215 .462
8月 .348 .367 .435 .802
8月 .270 .288 .349 .637(8月20日修正)
まぁ、花火にたとえると、2ヶ月もった花火は、アックリーを除けば、どこにもない、ということだ。
ペゲーロやスモークのような若い線香花火はもちろん、オリーボ、ライアン、グティエレスなど、ベテランの線香花火もけして例外ではない。もちろんアックリーは苦手部分のわかりにくい、スカウティングしにくい打者だが、来シーズン以降も安定的にプレーできるとは限らない。
シアトルの打者は火をつけると、たいてい1ヶ月で燃え尽きる。燃え尽きていても使い続けると、たいていは火薬がなくなって、「線香花火の棒だけ」になる。
燃え尽きたあとは、どうなるか。
燃え尽きた線香花火の棒をいじくりたおして可愛がるのが大好きな「燃え尽きた線香花火の棒フェチ」のエリック・ウェッジが、気にいれば使い続けるだろうし、気にいらなければマイナーに返品するだろう。
燃え尽きているのがわかりきっている線香花火で、なおも花火大会を続けようとして大失敗したのが7月の17連敗だが、エリック・ウェッジはその責任すら、明確にしようとはしていない。
それどころか、無能GMズレンシックが投手を安く売り飛ばして、他の店から線香花火を仕入れてきたのをいいことに、まだこの「線香花火大会」を続けようとしている。
カップの中にいくら熱いスープを作ってもすぐに冷めてしまうのは、結局のところ「カップの置かれた部屋が冷え切っている」からだ。単純な話だ。
誰かがよろめいても、このチームの中には、どこにもつかまるところはないから、必ずコケる。椅子の温まらない無機質な野球ばかり繰り返してきた「ツケ」は、イチローやアックリーすら含めて、すべての選手に必ず、直接ノークッションで、回ってくる。
今シーズンのシアトルの選手起用の変遷を、外野手を中心に一覧にまとめてみた。このチームがどれほど行き当たりばったりな花火大会ばかりしてきたか、ひと目でわかるはずだ。クリックして別窓に開いて、しっかり見ながら読むといいだろう。
それぞれの月でメインに使われた選手がひと目でわかるように、それぞれ色分けしてみた。「使い捨てのキッチンペーパーみたいに、選手を使い捨ててローテーションしてきただけ」なのが、一目瞭然でわかる(笑)
4月を中心に使われた選手(赤色)
ミルトン・ブラッドリー
マイケル・ソーンダース
ルイス・ロドリゲス
5月(青色)
カルロス・ペゲーロ
マイク・ウィルソン
6月・7月(緑色)
グレッグ・ホールマン
マイク・カープ
ダスティン・アックリー
カイル・シーガー
8月(黄色)
キャスパー・ウェルズ
ロビンソンなんたら
「4月のみ」だったジャスティン・スモークに
やたら4番を打たせてみたものの、モノにならず大失敗
数字から明らかなように、今シーズン2ヶ月目には既に打率が2割ちょっとに落ちていたわけだが、ウェッジは執拗に4番に起用し続けた。だが、スモークのバットは3ヶ月もの間、湿ったままで、結局ケガがちになって、戦列を離れた。
スモークの数字が特に酷かったのは、17連敗した7月だが、この月、重度の左右病患者のエリック・ウェッジが4番を何度も何度もまかせたのだから、馬鹿にも程がる。相手投手よってスモークとオリーボの2人を使い分けようとしてウェッジは大失敗し、8月には2人とも下位打線に下げた。
なんともお粗末な監督さんだ。(数字は順に、打率、OBP、SLG、OPS)
4月 .284 .393 .527 .920
5月 .229 .333 .417 .750
6月 .226 .318 .419 .737
7月 .141 .211 .188 .399
マトモだったのは5月のみだったミゲル・オリーボに
7月にはやたらと4番を打たせて大失敗
4月が良かっただけのスモークに、17連敗した7月に4番をまかせ続けて大失敗したエリック・ウェッジが、同じ7月に、スモークとのダブルキャストで4番をまかせ続けたのは、5月がマトモだっただけのミゲル・オリーボだ。
たが、この「7月の実験」はかえってオリーボの月別数字で最悪の成績を残させただけに終わり、大失敗。8月には下位打線に下げた。
4月 .217 .256 .313 .569
5月 .267 .352 .387 .739
6月 .189 .196 .489 .685
7月 .188 .188 .304 .492
8月 .216 .211 .243 .454
5月だけは大花火を打ち上げていたライアンも
実は4月と6月の数字は酷いもの
エリック・ウェッジのお気に入りのライアンを2番に固定しだしたのがいつだったかはあまり覚えていないのだが、彼についてはなにかシーズン中ずっと打ち続けているような誤解をしている人をよくみかける。だが、馬鹿馬鹿しくて反論する気になれない。彼のバットが火を噴いていたのは、5月だけだ。
4月 .184 .276 .224 .500
5月 .384 .432 .479 .911
6月 .204 .262 .237 .499
7月 .260 .304 .385 .689
6月の線香花火だったカルロス・ペゲーロに
4番まで打たせてみたクセに、結局マイナー送り
エリック・ウェッジがこだわり続けたひとりが、インコース低めのチェンジアップしか打てないのがわかりきっているカルロス・ペゲーロ。挙句の果てには4番まで打たせたりする執心ぶりだったが、7月にOPS.359と予想通りあえなく沈没。マイナーに返品になった。
5月 .167 .216 .354 .570
6月 .233 .313 .500 .813
7月 .167 .192 .167 .359
さすがにモノが違うと、言いたいところだが
やっぱり下降してきたダスティン・アックリー
言うまでもなく、欠点の少ない素晴らしい打者。それでも、たとえば体が開きやすくなるとか、プルヒッターっぽい欠点が打席で表面化しだすと、とたんに調子が落ちてくる。このところ三振するケースも増えてきたのは、カウント1-2が非常に苦手なため(打率.154、OPS.423)。大半の三振をこのカウントで喫している。また、おそらく内外を使った左右に振られる配球に弱い。
6月 .300 .378 .575 .953
7月 .308 .360 .516 .876
8月 .237 .366 .356 .722(8月20日修正)
まさに8月前半だけの線香花火だった
フランクリン・グティエレス
まぁ、バッティングの成績の酷さは言うまでもない。6月・7月と酷いものだった。これほどまでにひどい状態でも2ヶ月以上使い続けてもらえるのだから、イチローも1試合や2試合打てないくらいクヨクヨしないことだ。
彼は野球選手として本当に超一流だといつも思っているが、唯一の欠点といえるのが「人のよさ」だ。(もちろん、だからこそ、イチローでもあるのだが 苦笑)10年もの間、スターマインを打ち上げ続けてきたイチローには、もう少し他人だの、外国人だのに気がねをせず、徹底したゴーイング・マイ・ウェイで突っ切る行動パターンを身につけてもらえると嬉しいかぎりだ。
5月 .243 .282 .351 .633
6月 .176 .205 .200 .405
7月 .190 .247 .215 .462
8月 .270 .288 .349 .637(8月20日修正)
まぁ、花火にたとえると、2ヶ月もった花火は、アックリーを除けば、どこにもない、ということだ。
ペゲーロやスモークのような若い線香花火はもちろん、オリーボ、ライアン、グティエレスなど、ベテランの線香花火もけして例外ではない。もちろんアックリーは苦手部分のわかりにくい、スカウティングしにくい打者だが、来シーズン以降も安定的にプレーできるとは限らない。
シアトルの打者は火をつけると、たいてい1ヶ月で燃え尽きる。燃え尽きていても使い続けると、たいていは火薬がなくなって、「線香花火の棒だけ」になる。
燃え尽きたあとは、どうなるか。
燃え尽きた線香花火の棒をいじくりたおして可愛がるのが大好きな「燃え尽きた線香花火の棒フェチ」のエリック・ウェッジが、気にいれば使い続けるだろうし、気にいらなければマイナーに返品するだろう。
燃え尽きているのがわかりきっている線香花火で、なおも花火大会を続けようとして大失敗したのが7月の17連敗だが、エリック・ウェッジはその責任すら、明確にしようとはしていない。
それどころか、無能GMズレンシックが投手を安く売り飛ばして、他の店から線香花火を仕入れてきたのをいいことに、まだこの「線香花火大会」を続けようとしている。
カップの中にいくら熱いスープを作ってもすぐに冷めてしまうのは、結局のところ「カップの置かれた部屋が冷え切っている」からだ。単純な話だ。
誰かがよろめいても、このチームの中には、どこにもつかまるところはないから、必ずコケる。椅子の温まらない無機質な野球ばかり繰り返してきた「ツケ」は、イチローやアックリーすら含めて、すべての選手に必ず、直接ノークッションで、回ってくる。