August 26, 2011

デトロイト移籍後5回目の先発となるタンパベイ戦で、ダグ・フィスターが99球(63ストライク)で3勝目。
デトロイトの大黒柱は言うまでもなく、8月5勝負けなしで、8月の月間最優秀投手が確実どころか、今シーズンのサイ・ヤング賞投手ほぼ当確と思っているジャスティン・バーランダーだが、8月3勝1敗のフィスターも、ほぼ2番手といっていい大活躍だと思う。
Detroit Tigers at Tampa Bay Rays - August 25, 2011 | MLB.com Classic

素晴らしい投球内容だったと思う。
理由は3つ。

一つ目は、「球種の少なさ」。
投げたのは以下の球種だが、基本的に誰でも投げる球しか投げていない。まさに実力の証だ。スプリッターもなければ、高速シンカーも、ナックルカーブもない。といって、ストレートが特別早いわけでもない。たぶんトップスピードは93マイルいってないと思う。
4シーム    41球
スライダー   22球
カーブ     14球
チェンジアップ 14球
2シーム     8球

2つ目は、「リリースポイントの安定感」。
無四球に象徴されるように、いまのフィスターは安定感が抜群だ。その理由のひとつが、この「リリースポイントの安定」だろう。どんな球種を投げてもバラつかないことが、いまの彼のピッチングを支えている。こういう状態のときの投手は、特殊な変化球などに頼らなくても十分ピッチングができる。

3つ目は、「長打を打たれなかったこと」。
打たれた長打はサム・フルドのツーベースのみ。何度も書いてきたが、ホームランを打たれなくなったのは、今年のフィスターの成長を示すポイントのひとつ。


これでポストシーズンでのフィスターの登板を見るのが非常に楽しみになってきた。

それにしても、相変わらずビクター・マルチネスが素晴らしい。今日はDHでの出場だが、1安打2四球の3出塁。荒っぽくバットを振り回して長打を狙うようなかつてのようなバッティングではなく、常にシチュエーションを考え、無駄なプレイをしないよう心がけている真摯な姿勢が、バッターボックスからビシビシ伝わってくる。







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