October 05, 2011

なんとも恥ずかしい負け方である。

テキサスとタンパベイのALDS Game 4は、ホームラン4発でテキサスが勝利。
うち3本は、エイドリアン・ベルトレのホームランだが、打った球種はすべて「4シーム」。

このところ毎日「このポストシーズンは、先発投手はストレートで押そうとし、打者はストレートを狙いにきている」と、投手と打者の「ストレート勝負の様相」を書いているわけだが、タンパベイの監督ジョン・マドンは、結局のところ、何もわかってなかった。せっかく劇的な展開でボストンを逆転してポストシーズンに出てきたというのに、これではもったいなさすぎる。マドンは、マトモに分析もせず、行き当たりばったりな野球をやっているのだろうか。
タンパベイの主力投手ジェームズ・シールズが、ああいう「スカウティングとは無縁の、出たとこ勝負なピッチングばかりしている投手」に育ちつつあるのは、結局のところ、タンパベイ・レイズの「分析やスカウティングを重視しないチーム体質」に原因があることが、つくづくよくわかった。、
Texas Rangers at Tampa Bay Rays - October 4, 2011 | MLB.com Gameday



もちろん、今日のベルトレの3本のホームランの伏線は、昨日のGame 3、7回表に、2シームばかり投げていたのにテキサスが狙いをきちんと絞らないために打たれずにすんでいたデビッド・プライスの「初球の2シーム」を、いきなりヒットにしたことだ。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年10月3日、ALDS Game 3、7回になってようやくデビッド・プライスの2シーム攻略に成功するテキサスのゲーム運びの生温さ。

ベルトレがこのポストシーズンに入ってからずっと「ストレート狙い」をしてきたとは思わないし、また、テキサスが打線全体に「ストレート狙いを指示している」ようにも見えない。
ベルトレ個人が、Game 3の試合終盤になってベンチで突然「ストレート狙いをしてみよう!」とひらめいたのか、神のお告げか(笑)、なんなのか、それはまったくわからないが、とにかくGame 3の7回のベルトレのバッティングは「何かが違った」のである。
あの打席のベルトレは明らかに「初球から2シームを狙って」いて、そしてそのシングルヒットが、次のGame 4での3本のホームランにつながるのである。

Game 4でのベルトレの「ストレート狙い」がハッキリ確定できるのは、4回表の第2打席の3球目。シアトル在籍時代から「振りたがりの打者」で有名なベルトレが、ど真ん中のチェンジアップをまったくスイングしなかったのである。そして、次の球が、アウトコースの「4シーム」。狙いすまして、ライトスタンドへ。この日2本目のソロ・ホームランだ。

1本目のホームランは2球目の4シーム、3本目のホームランなどは初球の4シームをスタンドインしているのだから、明らかにベルトレは「ストレートに狙いを絞れていた」のである。(だからこそ、次の試合で打てるとは限らない、という意味でもある 笑)

2011年10月4日 テキサス対タンパベイ 4回表 ベルトレ ホームラン





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