October 07, 2011

Game 5までもつれたデトロイトとヤンキースのALDSが終わった。
低めをとらない球審に苦しみつつも、ダグ・フィスターが5回を1失点でしのいで、勝ち投手。
コントロールのいいフィスターだけに、カーブやスライダーなど、低めに決まる球はいくらでもあったが、今日の球審ではまるでとってくれない。こんな不利な状況で、よく5イニングもちこたえた。特に5回の満塁のピンチを、フィスターが2つのポップフライで乗り切った時点で、デトロイトのこのゲームの勝ちが6割方決まった。(デトロイトの監督リーランドは、もう1イニングいけそうなフィスターを下し、シャーザーをリリーフ登板させたかと思うと、早々に降板させ、フラフラ投げて満塁から押し出し四球をやらかしたフィリップ・ベノワをなぜか2イニング目も使ったり、どうもよくわからない投手起用だった)

さぁ次はテキサスとのア・リーグチャンピオン決定シリーズだ。
頑張れ、ダグ・フィスター。
Detroit Tigers at New York Yankees - October 6, 2011 | MLB.com Classic


それにしても、今日の球審Ted Barrettは酷かった。今シーズン見た球審の中でも、5本指に入る。Sam Holbrookを越えた酷さ。
Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Strikezone Map Tool
まず、とにかく低めをまったくとらない。
それと、左バッター。アウトコースがボール2つ分くらい広く、インコースが狭いために、ゾーン全体が大きくアウトコース側にズレている。

かと思うと、この球審、試合終盤になって、突然デトロイトのピッチャーの投げる低めをとったりしだした。さぞかしヤンキースのバッターはフラストレーションがたまったことだろう。

通常のTed Barrettのストライクゾーン
(Game 5でのゾーンと全く違っていることに注意)
Ted Barrettのストライクゾーン


CCサバシアは、5回から1回1/3投げたが、キャリア初のリリーフ登板だったらしい。1失点してしまい、これが結果的に決勝点になってしまった。フィスターの失点が1点だけだったために、負け投手はヤンキース先発イヴァン・ノヴァだったが、実質的にはサバシアのこの失点が決勝点だから、サバシアにやったことがないリリーフ登板させたヤンキース監督ジョー・ジラルディは、チャンスで三振ばかりしていたアレックス・ロドリゲスとともに、たぶんニューヨークの口うるさいメディアとファンの絶好の餌食になることだろう。
加えてジラルディは、5回の2死2塁のピンチで、ミゲル・カブレラを敬遠し、ビクター・マルチネスと勝負するチョイスをしている。
今シーズンのマルチネスをずっと見守ってきたブログ主の立場からいうと、マルチネスが打席に入る前から「おいおい、ジラルディ。わかってなさすぎる(笑)」と思って見ていたら、案の定、マルチネスは決勝点となるタイムリーを打った。


シアトルから無意味に放出されてデトロイトに移籍後、デトロイトのポストシーズン進出に大きな功績のあったダグ・フィスター、そして、「そのシチュエーションに必要なバッティング」を確実に成功させ続けてきた今シーズンのビクター・マルチネスのバッティング。
今シーズンの力をそのまま発揮できたデトロイトが、見事にヤンキースを打ち破った。




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