January 29, 2012

フィリーズから巨人に入団するらしいバンクーバー生まれのスコット・マシソンイチローファンだというのでうれしくなったという、たったそれだけの理由(笑)で、軽く調べてみることにした(笑)


カナダのバンクーバーは、シアトルからインターステイト5号線を120マイルちょっと北上してカナダ国境を越え、カナダの99号線(HWY-99)で約30マイル。所要時間は2時間40分から3時間ほど。シアトルとバンクーバーは「住みやすさ」という点で共通している。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2010年6月19日、野球大好きなパール・ジャムがデビューアルバムのセッションをしたLondon Bridge Studioは、セーフコから5号線を北に16マイル。


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彼のキャリアハイライトは今のところ、彼の公式ウェブサイトに書かれているとおり、2006年3月の第1回WBC予選第1ラウンドで、カナダ代表として1イニング登板し無失点だったアメリカ戦だろう。(2006年3月8日 WBC Pool B Game 3 CAN:USA アリゾナ チェースフィールド)
ScottMathieson.com • Biography

このゲームでカナダは、当時のMLBオールスタークラスの現役選手を揃えたアメリカチームを、8-6で破る金星を挙げている。(ちなみにカナダ先発Adam Loewenは、かつてボルチモアのトッププロスペクトだった左腕。3回2/3を投げ勝ち投手になったが、後に外野手に転向)
World Baseball Classic: Box Score: Canada vs USA March 08, 2006

このゲームのアメリカチーム、なかなかのメンバーだ。(よくWBCにおけるアメリカチームは辞退者続出のせいもあって手抜きをした、本気じゃないとワケ知り顔で語る人がいるが(笑)、どこをどう勘違いしているのだろう。調整不足はともかくとして、メンバー的には十分、本気だ)

1B マーク・テシェイラ
2B マイケル・ヤング(→チェイス・アトリー)
3B アレックス・ロドリゲス
SS デレク・ジーター
RF バーノン・ウェルズ(→ジェフ・フランコーア)
CF ケン・グリフィー・ジュニア
LF マット・ホリデイ
DH デレク・リー
C  ジェイソン・バリテック
P ドントレル・ウィリス、マーク・レスター、ゲイリー・マジュースキー、ブライアン・フエンテス、ジェイミー・シールズ、ヒューストン・ストリート
2006World Baseball Classic: United States: Rosters

2006年第1回WBC予選第1ラウンド カナダ対アメリカ


このゲームでマシソンは、カナダ2点リードの8回裏にリリーフし、なんとか無失点でイニングを終えて、いちおうチームの勝利に貢献したが、1イニングで四球を2つも出している。
20球投げて、ストライク11に対し、ボール9。どうやらマシソンというピッチャー、コントロールが悪いらしい。彼のメジャーでのWHIPは1.886と酷い数字なのだが、WBCでの登板も、残念ながら、まさにスタッツどおりの内容だ。
彼のコントロールの悪さは、フィリーズ在籍当時のスカウティングレポートでもかなり手厳しく指摘されている。(下記リンクはPECOTAのような専門シンクタンクの分析ではないことに注意。あくまで参考程度)
3rd & Longenhagen: MLB Prospect Scouting Report: Scott Mathieson
ストレート系
That velocity is great but the fastball is very flat. It has no sink.(速度自体は素晴らしいのだが、棒球。沈まない)
カーブ
Mathieson threw a handful of good ones but he doesn’t often know where it’s going and it’s flat.(数多く投げるものの、コントロールが悪いし、単調だ)
スプリッター
it sure looked nasty enough to be an effective major league pitch.(なかなか素晴らしい。十分メジャーで通用)


ストレート系を評価するときに、「ボールが微妙に動くかどうか」を問題にするあたりが、とてもMLBらしい。たとえストレート系であっても、2シームやカットボールのようにどれだけボールが打者の手元で動くかが、MLBでの投手評価のポイントになっていることが、よくわかる。単調なストレートしか投げられない投手ばかり生産したがるシアトルのマイナーのコーチに、この話を聞かせたいものだ。
スコット・マシソンの評価は他に、スロースターターだと言われていたのがブルペン投手としてどうなんだろうとは思うし、また、肘に故障を抱えているらしいのも気になる点だが、それなりに早い球が投げられて、スプリッターが切れるらしいし、まぁコントロールが多少マトモになって、イチローファンの彼に良い結果が残ることを一応期待しておきたい。


ちなみに、スコット・マシソンがかつてMLBにドラフトされる前に所属していたブリティッシュ・コロンビア州のユースチームLangley Blazeは、スコットの父親、ダグ・マシソン, Doug Mathiesonが作ったチーム。ダグ・マシソンは、カナダ球界でよく知られた存在で、「ブリティッシュ・コロンビア州で最も影響力のある野球人100人」にも選ばれている。
このユースチームには、かつて2009年12月のクリフ・リーがフィリーズに移籍した複数球団間トレードで、シアトルがPhillippe Aumontなどとともにフィラデルフィアに放出したTyson Gilliesも所属していた。
Baseball BC - Top 100 Influential Canadians in Baseball

Lawrie, Mathieson top Canucks in minors | Baseball | Sports | Toronto Sun

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