April 20, 2012
説明するまでもない。
シアトルのライトに強肩イチローがいることくらい、元チームメイトのジャック・ハナハンが一番よく知ってる。
ライトフライじゃ、多少のフライでも、サードランナーは帰れない。
右中間のフライも、普通のチームならセンターに守備の優先権があるが、シアトルではライトのイチローが横どりして捕球し、ホームプレートにレーザービームしてくる。(これは過去に何度もあった)
つまり、ライトから右中間にかけてのフライじゃ、同点にならず、ただ2アウトになるだけになる。もちろん、ライト前ヒットのケースでも、同点にはできるが、イチローの返球を考えればセカンドランナーまでは帰れないから、逆転まではいかない。
一方、クリーブランドのドミニカ人監督Manny Actaは代走をサードランナーにではなく、セカンドランナーにだした。これは、「同点どころか、逆転まで視野にいれているぜ」、という意味。
だから、トータルに言えば、クリーブランド側にライト方向の打球(外野フライ、シングルヒット)でまずは同点、なんて発想は、最初からゼロ。クリーブランドの監督にしてみたら、ハナハンがライト方向に犠牲フライを打つのを期待する発想なんて、ゼロどころか、むしろ、それだけはやめてくれ、という話。
ならば。
ハナハンはライトには打ってこない。
それくらい、アタマ使えよ。死ぬまでにな。
頭使うってことが、わかってなさすぎる。
なのに、押し出しへの恐怖で頭が一杯のリーグ、オリーボのバッテリーは、わざわざ初球から左バッターのハナハンがレフトに流し打ちしやすいアウトコースに2シーム系で攻めて、三遊間抜かれて逆転負けしてりゃ、世話ねぇわ(笑)
おまけに、狙われてるレフトの肩の弱いフィギンズに守備固めしない。馬鹿ですか? と言われてもしょうがないのが、この無能監督エリック・ウェッジ。
去年、イチローの捕る外野フライの数がものすごく減ったことが、単なる偶然だ、とでも思ってるんだろな。
馬鹿だねぇ。
みんな、「ものすごく考えて野球やってる」のが、MLBなんだぜ?
「イチローのいないところに打つ」。これがシアトルと戦うチームの原則になってる。だからライトに打球がいかない。
追伸:
以下のコメントは、さっきみつけた。こういうコメントがあるだろうと想定して探してたら、やっぱりあった。クリーブランドの地元メディアではなく、マイアミのメディアにあるんだから、見つけにくかった。
やっぱりハナハンは「初球から狙ってた」んだねぇ。やっぱ彼は、シアトルのことをよくわかってるし、周りがよく見えてる。
一方、1点差で満塁の場面で押し出しにだけはしたくないから、シアトルバッテリーは「初球からストライクが欲しくてたまらない」わけだ。
ただ、打つ側からすると、ゲームのゆくえが決まる1点差満塁のチャンスで初球から強振していく行為には、かなりの勇気が必要。
それでもハナハンは、ブランドン・リーグの球質からして、「勝負は速いカウントにかかってくる」と考え、「ここは、初球から振っていくべき打席なんだ」ということを、とてもよくわかった上でスイングしたことになる。
これって、なかなかできることじゃない。
たとえ頭でわかってても、チビってスイングできない臆病なバッターがどれだけ多いことか。また、クローザーのピッチングスタイル、持ち球、追い込みかたによっては、初球から強行するわけにはいかない投手もいる。あらかじめ頭を使っておかないと、初球から振っていいかどうかは、わからない。
ハナハンが、重要な条件の大半をきちんと考慮に入れて打席に入れているってことが、とても素晴らしい。
シアトルのライトに強肩イチローがいることくらい、元チームメイトのジャック・ハナハンが一番よく知ってる。
ライトフライじゃ、多少のフライでも、サードランナーは帰れない。
右中間のフライも、普通のチームならセンターに守備の優先権があるが、シアトルではライトのイチローが横どりして捕球し、ホームプレートにレーザービームしてくる。(これは過去に何度もあった)
つまり、ライトから右中間にかけてのフライじゃ、同点にならず、ただ2アウトになるだけになる。もちろん、ライト前ヒットのケースでも、同点にはできるが、イチローの返球を考えればセカンドランナーまでは帰れないから、逆転まではいかない。
一方、クリーブランドのドミニカ人監督Manny Actaは代走をサードランナーにではなく、セカンドランナーにだした。これは、「同点どころか、逆転まで視野にいれているぜ」、という意味。
だから、トータルに言えば、クリーブランド側にライト方向の打球(外野フライ、シングルヒット)でまずは同点、なんて発想は、最初からゼロ。クリーブランドの監督にしてみたら、ハナハンがライト方向に犠牲フライを打つのを期待する発想なんて、ゼロどころか、むしろ、それだけはやめてくれ、という話。
ならば。
ハナハンはライトには打ってこない。
それくらい、アタマ使えよ。死ぬまでにな。
頭使うってことが、わかってなさすぎる。
なのに、押し出しへの恐怖で頭が一杯のリーグ、オリーボのバッテリーは、わざわざ初球から左バッターのハナハンがレフトに流し打ちしやすいアウトコースに2シーム系で攻めて、三遊間抜かれて逆転負けしてりゃ、世話ねぇわ(笑)
おまけに、狙われてるレフトの肩の弱いフィギンズに守備固めしない。馬鹿ですか? と言われてもしょうがないのが、この無能監督エリック・ウェッジ。
去年、イチローの捕る外野フライの数がものすごく減ったことが、単なる偶然だ、とでも思ってるんだろな。
馬鹿だねぇ。
みんな、「ものすごく考えて野球やってる」のが、MLBなんだぜ?
「イチローのいないところに打つ」。これがシアトルと戦うチームの原則になってる。だからライトに打球がいかない。
追伸:
以下のコメントは、さっきみつけた。こういうコメントがあるだろうと想定して探してたら、やっぱりあった。クリーブランドの地元メディアではなく、マイアミのメディアにあるんだから、見つけにくかった。
やっぱりハナハンは「初球から狙ってた」んだねぇ。やっぱ彼は、シアトルのことをよくわかってるし、周りがよく見えてる。
一方、1点差で満塁の場面で押し出しにだけはしたくないから、シアトルバッテリーは「初球からストライクが欲しくてたまらない」わけだ。
ただ、打つ側からすると、ゲームのゆくえが決まる1点差満塁のチャンスで初球から強振していく行為には、かなりの勇気が必要。
それでもハナハンは、ブランドン・リーグの球質からして、「勝負は速いカウントにかかってくる」と考え、「ここは、初球から振っていくべき打席なんだ」ということを、とてもよくわかった上でスイングしたことになる。
これって、なかなかできることじゃない。
たとえ頭でわかってても、チビってスイングできない臆病なバッターがどれだけ多いことか。また、クローザーのピッチングスタイル、持ち球、追い込みかたによっては、初球から強行するわけにはいかない投手もいる。あらかじめ頭を使っておかないと、初球から振っていいかどうかは、わからない。
ハナハンが、重要な条件の大半をきちんと考慮に入れて打席に入れているってことが、とても素晴らしい。
"It's not the type of guy you want to go deep in the counts with, with that split-finger fastball and he's throwing 97 (mph)," Hannahan said.
「(シアトルのクローザー、ブランドン・リーグは) スプリットも、97マイルのスピードボールも持ってるピッチャーなんだから、カウントを追い込まれたくないタイプの投手なんだ」 (決勝2点タイムリーで、初球から狙ったことについて、ジャック・ハナハン)
League coughs up lead, Indians beat Mariners 2-1 - Baseball Wires - MiamiHerald.com
満塁の場面の狙い球。当然、投手は初球ストライクとらないと苦しくなる。あそこで初球をボールになるチェンジアップ投げられるPはいない。外の安全策のストレート系のストライクが来る。ハナハン、狙いすまして、狙いどおりのレフトに2点タイムリー。て、ことはね。三遊間を開けてはいけないの。
— damejimaさん (@damejima) 4月 20, 2012