March 24, 2013

イチローがこの年齢にしてヤンキースのレギュラーであり、2度のWBCで結果を残してきた理由。それは、彼がMLBのレジェンドだから、でも、10年超MLBで活躍してきたから、でもない。

イチローが、ほかの誰よりも必死にグラウンドに立とうとしてきたから」だ。

他の誰よりも。
そう。誰よりも、だ。
必死。死ぬほど必死に、だ。

移籍当初、どんな打順でも打ち、レフトでも、センターでも、ライトでも守った。グラウンドに立って野球をやるためだ。その必死さの意味が、2013年春のWBCで、初めて昔のパンクを聴いたときのように、あらためて心にグサリと刺さった。



誰もがわかったつもりになっていた。わかっていたはずの、誰の眼にも見えていたはずの、彼の必死さは、実はまだ伝わりきっていなかった。

勝つ、ということに本当の本当に必死になったら、スモール・ボールも、ビッグ・ボールも、へったくれもない。勝たなければならない。勝ち続けたければ、いまのいま勝たなければ、明日がない。
そのためにいま、いま何ができるか。何なら、できるのか。何をして時を過ごしていなければならないのか。そういうシンプルなこと。それを、あれほど死ぬほど必死になってやってこれた人間が他にいない。必死になってやってきた。だから鈴木一朗はイチローになれた。


2013シーズンのMLBがもうすぐ始まる。
楽しみでならない。

イチローも年をとった。年とったからこそ、彼はまた怖いくらい真剣に野球をやるだろう。びっくりするほどの数の才能が、世界中から集まるMLBで。


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