October 04, 2013

ヤンキース移籍後のイチローの全スタメン時の打順と守備位置のデータを残しておく。
黄色い色のついた部分がイチローの出場ゲームと打順だ。詳細はパソコン上で画像部分をクリックして別窓で見てもらうしかないが、そのまま見てもらっただけでも、「黄色の部分の移動」をおおまかに眺めるだけで、2013シーズンのイチローの「扱い」がいかにコロコロ変化したか、手にとるようにわかるはずだ。


2012年
(イチロー加入以降のみ)

移籍後、ほとんどのゲームで8番か9番を打たされていたが、9月半ばになってほぼ2番に固定された。イチローの1番起用は4試合、2番起用は10試合。
チームは9月終盤のイバニェス9月22日以降 打率.405 15安打 4HR 9打点)とイチロー9月19日以降 打率.394 28安打 2HR 9打点)の活躍でかろうじてボルチモアの追撃を振り切って地区優勝した。

2012年ヤンキース全打順(イチロー加入以降)
データ出典:2013 New York Yankees Batting Orders - Baseball-Reference.com



2013年

あれほど地区優勝に貢献しながら、イチローの2013シーズンのスタートは6番あるいは7番が中心だった。またヤンキースはラウル・イバニェスについても再契約をオファーせず、彼は移籍先のシアトルで29ホームランを打って気を吐いた。
イチローがようやく2番に固定されるようになったのは、6月中旬以降から7月下旬まで。この時期チームはオールスターブレイクを首位で折り返した。

7月下旬、ジーターの「復帰と休養の繰り返し」が始まる。この「繰り返し」は3度にわたり、そのたびにイチローの打順は「ジーターの不安定な体調しだい」で2番と下位を往復するようになり、そこにソリアーノ獲得が重なり、イチローの起用は「6番または7番」で、しかも対右投手のほうが打率が低いにもかかわらず「先発が右投手だったとき限定」という意味のわからない起用になっていく。
(「右投手限定起用」については、以下の記事がより詳しい 参考記事:Damejima's HARDBALL:2013年9月9日、イチローのバッティングを常に「冷やし」続けてきたジョー・ジラルディの不合理な起用ぶりを、この際だから図に起こしてみた。

結局イチローの1番起用は18試合、2番起用は38試合にとどまった。
2012年にヤンキースの2番を打った選手は、5人しかいなかったが、2013年はなんと3倍、「のべ15人」を数え、いかに今年のヤンキースが打順をいじくり倒したかがわかる結果になっている。2012年は「20人以上の選手が打った打順」はひとつもなかったが、2013年は、6番を20人、7番を21人の選手が打っている。

2013年ヤンキース全打順
データ出典:2012 New York Yankees Batting Orders - Baseball-Reference.com


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