March 29, 2014




要旨のいくつかを下記に挙げておく。詳細については正誤確認中なので、あくまで正式には、MLB発表の文書を自分の目で参照してもらいたい。
http://mlb.mlb.com/pa/pdf/jda.pdf (pdfファイル)

1)PEDによる処罰
1度目/80試合(従来は50試合)の出場停止
2度目/162試合(従来は100試合)の出場停止で、183日間分のサラリーを失う(→下記注参照)
3度目/永久追放

2)PEDで処罰を受けたプレーヤーは、ポストシーズン(あるいはプレーオフ)には出場できない

3)PEDで処罰を受けたプレーヤーは、残りのキャリア全てにおいて、尿検査と血液検査を義務付けられる

4)シーズン中に行われる尿検査の数を、1400から3200に増やす。HGH検出のための血液検査を400から1200に増やす


ブログ注:
MLBにおける「契約サラリーの対象になるレギュラーシーズンの日数」とは、「所属球団のレギュラーシーズンゲーム162試合が開催される日数」という意味での、「162日間」のみを意味するのではなく、2014年シーズンでいえば、MLB全体の全日程期間である「183日間」を意味する。

例えば、アレックス・ロドリゲスはドーピングによって「162試合の出場停止」というる処罰を受けたわけだが、この処罰によって発生する「サラリーの支払い停止対象」は、あくまで「処罰対象である162試合のみのサラリー」を意味していて、「183日間すべてのサラリー」ではない。
そのためヤンキースは、「183日」から、レギュラーシーズン162試合が開催される「162日間」をマイナスした、「残りの21日間分のサラリー、約300万ドル」をロドリゲス側に支払うという、なんともおかしなことが起きた。

こうした不合理なことが起きるのは、いうまでもなく「これまでのPED処罰の方式に不備があったため」だ。


だが、今回のJDA締結によって、「162試合の出場停止」は、同時に、「183日間分のサラリーの支払い差し止め」を意味することになり、意味不明な「21日間のサラリー支払」という悪弊もこれで解消されることになったわけだ。


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