September 28, 2014

2012年9月末に「次の3000安打達成者予報」を書いた。
2012年9月28日、3000安打達成のための「38歳」という最初の壁。これからのイチローの数シーズンが持つ、はかりしれない価値。次の3000安打達成者予報。 | Damejima's HARDBALL

当時はイチローより通算ヒット数の多い打者が、既に3000安打を達成していたジーター以外にも、Aロッド、オマー・ビスケール、イヴァン・ロドリゲス、ジョニー・デーモン、チッパー・ジョーンズと、5人もいたが、イチローと、ドーピングで資格停止になっているAロッドを除いて、全員が引退した。

あのとき名前を挙げていた選手たちが、その後どうなったのか。ちょっと見てみたい。


2012年9月時点での3000安打達成候補選手
(カッコ内は 2012年当時の年数/年齢/通算安打数/年平均安打数)

Derek Jeter (18年 38歳 3296本 180本/年)達成済
----------------------------------------------
Alex Rodriguez  (19 36 2894 186)ステロイダー
Omar Vizquel   (24 45 2876 157)出場機会減
Ivan Rodriguez (21 40 2844 181)引退
Johnny Damon  (18, 38) 2769 154 出場機会減
Chipper Jones  (19, 40) 2724 142 引退予定
Ichiro Suzuki   (12 38 2597 213)
Albert Pujols   (12 32 2241 183)
Michael Young  (13 35 2224 168)年齢に問題
Adrian Beltre   (15 33 2218 145)
Paul Konerko   (16 36 2177 165)年齢に問題
Juan Pierre    (13 34 2140 176)
Carlos Beltran  (15 35 2058 136)ペース遅い
Jimmy Rollins   (13 33 2020 152)ペース遅い
Miguel Cabrera  (10 29 1773 175)
Carl Crawford  (11 30 1642 149)トミージョン手術
Mark Teixeira   (10 32 1579 157) ケガがち

上は、2012年に書いた「3000安打達成候補者リスト」だ。当時のリストには、2014年9月末時点で引退している選手の名前が多数ある。デレク・ジーター、オマー・ビスケール、イヴァン・ロドリゲス、ジョニー・デーモン、チッパー・ジョーンズ、マイケル・ヤング、ポール・コネルコ、ホアン・ピエール。

引退した選手たちをリストから除いてみると、こうなる。

Alex Rodriguez  (19 36 2894 186)ステロイダー
Ichiro Suzuki   (12 38 2597 213)
Albert Pujols   (12 32 2241 183)
Adrian Beltre   (15 33 2218 145)
Carlos Beltran  (15 35 2058 136)ペース遅い
Jimmy Rollins   (13 33 2020 152)ペース遅い
Miguel Cabrera  (10 29 1773 175)
Carl Crawford  (11 30 1642 149)トミージョン手術
Mark Teixeira   (10 32 1579 157) ケガがち

3000安打候補はさらに減らすことができる。
なぜなら、いまイチローより年齢が低い選手たちの「選手としての失速ぶり」がハッキリしてきているからだ。2012年版予報の時点ではわからなかったことだが、2014年9月末時点でいうと、ジミー・ロリンズ、カルロス・ベルトラン、カール・クロフォード、マーク・テシェイラなどの3000安打達成は、たぶんないだろう。(それにしても、最近の選手はどうしてこうも怪我で休んでばかりの選手が多いのだろうか)

そんなわけで「2014年版 3000安打達成予測」は、こうなった。
次の3000安打達成者予測 2014年9月版
(カッコ内は達成時の年齢)

2015 イチロー(41歳 打席数によっては2016年)
2016
2017 ベルトレ(38歳)プーホールズ(37歳)
2018 
2019 ミゲル・カブレラ(36歳)

2012年版との比較でいうと、ヤンキースとジョー・ジラルディの姑息な飼い殺しのせいで2013年と2014年のイチローの打席数が故意に抑制されたために、2015年の打席数によっては、イチローの3000安打達成年度が1年繰り下がって、2016年になる可能性が出てきた。もちろん、イチローがフルシーズン出場できれば、100数十本くらいのヒットくらいは2012年からの予定通り「2015年」に打ててしまうことは、いうまでもない。
また、2014年に素晴らしいペースでヒットを量産し、9月末時点で通算2600安打を越えたエイドリアン・ベルトレの3000安打達成年度が、1年繰り上がって、最近DL入りが多くなったアルバート・プーホールズと同じ2017年に達成できる可能性が濃厚になってきた。


2012年当時、こんなことを書いた。2012年の状況は、2年たった2014年の今も、まったく変わっていない。

「こうして並べてみると、2010年代中期に3000安打を達成できそうな打者は、イチロー、ただひとりしかいない。」

何度も書いてきたように、3000安打というのは、「38歳以降にどれだけ打てるかで、達成できるかどうかが決まる」という大変に厳しい記録なのだ。平均年180本くらいのハイペースだったジーターですら38歳での達成だというのに、ジーター以下のペースでヒットを打っている打者は、38歳を前に引退してしまうようでは、3000安打達成は絶対に達成できない。

なにはともあれ来年のイチローが楽しみだ。
ありとあらゆる記録を塗り替えてもらいたい。

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