November 2008

November 29, 2008

「4月に09年から3年総額2400万ドル(約22億4000万円)で延長契約したものの打率.227、出塁率.277の不振に終わったと指摘した。」などと、サンスポは手ぬるい翻訳をしたようだが、原文を普通に読めば意味はわかる。
チームが101敗もしたのを個人のせいにするのは、普通は忍びないが、こと城島に関してはそうではない。つまり、シーズン101敗という惨憺たるシーズンをおくったメインの理由は城島にある、と指摘した上で、2009年からはoverpaid player、つまり、給料をもらい過ぎのシーズンが始まる、やれやれ、と、言っているのである。
ちなみに、タイトルになっているGobbleとは、「がつがつ食う」という意味と、それ以外に「オスの七面鳥」という意味もあり、この文章の最初の部分で、baseball once again had a plentiful supply of turkeys this seasonと、わざわざturkeysという単語を使ったのは、アメリカ・カナダで、七面鳥の日(Turkey Day)とも呼ばれる感謝祭Thanksgiving Dayにちなんで使っている。アメリカでの感謝祭は11月の第4木曜日で、この記事が書かれたのは2008年11月29日だから、当然、感謝祭で食べる七面鳥にひっかけたタイトルである。
だから、この記事は、サンスポがいうように単に「今シーズン精彩を欠いた選手10傑」、というだけの意味ではない。
そうではなく「がつがつ食うクセに働かない選手」、つまり「サラリーが馬鹿高いのに、まるで働かないと選手ベスト10」というような、成績の酷さとサラリーを比較した意味のランキングであって、サンスポは元記事の意味もわからないままタイトルをつけている。
それはそうだ。ESPNのLVPではないが、サラリーとの対比でないワーストランキングなら、もちろん城島はアンドリュー・ジョーンズなど目ではなく、ワーストワンだろうから。

Gobble Gang: Major League Baseball's top 10 turkeys

http://www.nydailynews.com/sports/baseball/2008/11/29/2008-11-29_gobble_gang_major_league_baseballs_top_1.html
http://www.sanspo.com/mlb/news/081203/mla0812030504000-n1.htm
Leftovers anyone? Fortunately, baseball once again had a plentiful supply of turkeys this season. Here's our annual Daily News top 10, completely basted
9. KENJI JOHJIMA
It's probably a tad unfair to blame one person for how bad the dysfunctional 101-loss Seattle Mariners were this year, but Johjima, if nothing else, was a primary reason GM Bill Bavasi got fired. The M's catcher will soon become their most overpaid player after, incomprehensibly, he was given a three-year, $24 million extension that begins in '09 - despite the fact their best prospect, Jeff Clement, is also a catcher. In '08, Johjima was a complete disaster. He hit .223 with a .272 on-base pct. and a .322 slugging pct. - all of which was compounded by the fact that the Mariners' pitchers hated pitching to him. (For the record, one of them, Carlos Silva, held the distinction of most overpaid Mariner in '08, earning $8.2 million to go 4-15.)

1. MANNY RAMIREZ
2. JOHN MOORES
3. ANDRUW JONES
4. ED WADE
5. IAN SNELL
6. NATE ROBERTSON
7. DRAYTON McLANE
8. MARK REYNOLDS
9. KENJI JOHJIMA
10. ROGER CLEMENS

1位がマニー・ラミレスなのは、東海岸で、ヤンキースのお膝元のニューヨークのメディアとしてはご愛嬌といったところ。他意はない。



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