June 2014
June 24, 2014
いまでも、よせばいいのに初めて買ったフェンダーのピックを持っている。よくある、どこにでもある茶色のピックだ。
ロックを知った子供にとっては、ギターでもベースでも、アンプでもいいが、「フェンダーを手に入れること」は憧れのひとつになるわけだが、すぐに手に入れられる金額でもない高価な楽器だけに、最初どうするかというと、「フェンダーのピック」を買ってお茶を濁すわけだ(笑)(それでもまぁ、本人は「ほぉ・・・これがフェンダーかぁ・・・」などと、しげしげとピックを眺めてしまうわけだが 笑)
そのうちプレーがだんだんうまくなってくる。
すると、たいていの場合、仲間の中に実際にフェンダーのギターなんかを買うヤツが出てくる。
すると、長い目でみると(ブログ主のまわりだけかもしれないが)どういうわけか不思議なことに、仲間うちで、誰よりも早くフェンダーの楽器を買ったヤツに限って、のちのち自主制作CDなんかを出したり、さらにはプロミュージシャンになったりするという現象が生まれてくる。
もちろん、フェンダーの楽器を買いさえすれば誰でもプロになれる、という意味ではない(笑)だが、それにしたって、誰よりも早くピックでなくフェンダーを実際に買うところまで行けた人間のほうが、それだけ「プロになる確率が高い」という側面がある。誰だって、ピカソになる前に、油絵の道具を買うべきなのだ。
たくさんの子供たちが音楽に手を出す。だが、ほとんどの子供はフェンダーを買うほど音楽にのめりこまないし、そこまでプレーも上手くならない。
こうした「フェンダーのピックを買う大勢の子供たちの中に、フェンダーのギターを買う子供が出現し、そうした子供の中からプロミュージシャンにまでなる若者がうまれる現象」があることを思うと、「フェンダー社がピックを売ること」は、高価な商品を販売するフェンダー社の長期的な販売戦略にとって、最大のプロモーション戦術のひとつになっているといえる。
これをベースボールで考えると、どの行為、どのプロモーションが、この「フェンダーのピックを買った子供たちの中から、のちのちプロが出現する現象」にあたるか。
やはり、つまるところ
「球場で野球を見ること」
これに尽きる気がする。
つまり、球場で実際の野球を見て衝撃を受けたり、興味をひかれた子供たちの中から、価格の高い本物の硬式野球のグローブを手に入れたいと思う子供が出てきて、その「本物のグローブ、本物のボールで練習した子供たち」の中から、「プロをめざす子供」が出てきて、さらに「プロになる子供」が出てくるという図式だ。
そして、この図式においてもフェンダーのギターと同じで、「他の子供より早く、ちゃんとした本物のグローブを使って練習した子供の中からこそ、プロになれる子供が出現する」という現象がある気がする。(実際MLBでも、メジャーリーガーの父親がプレーヤーとか大学のコーチだったり、野球の熱狂的なファンだったりすることは、よくある)
ベースボールカードを集めたり、パソコンやゲーム機で野球ゲームをやることもまったく否定しないし、たいへんいいことだとは思うが、やはり、球場でナマのゲームを見てもらうことの大事さは、野球というスポーツの発展を考えるとき、やはり他と比較にならないほど大事なことだと思う。
ロックを知った子供にとっては、ギターでもベースでも、アンプでもいいが、「フェンダーを手に入れること」は憧れのひとつになるわけだが、すぐに手に入れられる金額でもない高価な楽器だけに、最初どうするかというと、「フェンダーのピック」を買ってお茶を濁すわけだ(笑)(それでもまぁ、本人は「ほぉ・・・これがフェンダーかぁ・・・」などと、しげしげとピックを眺めてしまうわけだが 笑)
そのうちプレーがだんだんうまくなってくる。
すると、たいていの場合、仲間の中に実際にフェンダーのギターなんかを買うヤツが出てくる。
すると、長い目でみると(ブログ主のまわりだけかもしれないが)どういうわけか不思議なことに、仲間うちで、誰よりも早くフェンダーの楽器を買ったヤツに限って、のちのち自主制作CDなんかを出したり、さらにはプロミュージシャンになったりするという現象が生まれてくる。
もちろん、フェンダーの楽器を買いさえすれば誰でもプロになれる、という意味ではない(笑)だが、それにしたって、誰よりも早くピックでなくフェンダーを実際に買うところまで行けた人間のほうが、それだけ「プロになる確率が高い」という側面がある。誰だって、ピカソになる前に、油絵の道具を買うべきなのだ。
たくさんの子供たちが音楽に手を出す。だが、ほとんどの子供はフェンダーを買うほど音楽にのめりこまないし、そこまでプレーも上手くならない。
こうした「フェンダーのピックを買う大勢の子供たちの中に、フェンダーのギターを買う子供が出現し、そうした子供の中からプロミュージシャンにまでなる若者がうまれる現象」があることを思うと、「フェンダー社がピックを売ること」は、高価な商品を販売するフェンダー社の長期的な販売戦略にとって、最大のプロモーション戦術のひとつになっているといえる。
これをベースボールで考えると、どの行為、どのプロモーションが、この「フェンダーのピックを買った子供たちの中から、のちのちプロが出現する現象」にあたるか。
やはり、つまるところ
「球場で野球を見ること」
これに尽きる気がする。
つまり、球場で実際の野球を見て衝撃を受けたり、興味をひかれた子供たちの中から、価格の高い本物の硬式野球のグローブを手に入れたいと思う子供が出てきて、その「本物のグローブ、本物のボールで練習した子供たち」の中から、「プロをめざす子供」が出てきて、さらに「プロになる子供」が出てくるという図式だ。
そして、この図式においてもフェンダーのギターと同じで、「他の子供より早く、ちゃんとした本物のグローブを使って練習した子供の中からこそ、プロになれる子供が出現する」という現象がある気がする。(実際MLBでも、メジャーリーガーの父親がプレーヤーとか大学のコーチだったり、野球の熱狂的なファンだったりすることは、よくある)
ベースボールカードを集めたり、パソコンやゲーム機で野球ゲームをやることもまったく否定しないし、たいへんいいことだとは思うが、やはり、球場でナマのゲームを見てもらうことの大事さは、野球というスポーツの発展を考えるとき、やはり他と比較にならないほど大事なことだと思う。
June 14, 2014
ヤンキースがセーフコでゲームした木曜日、素晴らしい出来事があった。ひとりの野球ファンが長年の念願を果たしたのだ。
Lifelong M’s fan finally meets her hero (PHOTOS) | Q13 FOX News
Q13 FOXのライター、Lauren Padgett嬢が書いた心温まる記事によると、Joanna Hallさんは脳性まひと白内障をわずらっているようだ。
でも、そんなこと、断じて関係ない。
誰だって、自分が好きなプレーヤーに近くで会える日が来ることを祈っているものだし、まして、そのプレーヤーと握手できて、声までかけてもらって、さらにサインボールまでもらったら、有頂天になる。天にのぼるような気持ちになる。誰だって。
彼女がうれしいのは、そして、そんな幸せそうな彼女を見ていて微笑ましいのは、彼女が僕とまったく同じ、熱烈な野球ファンだからだ。ジョアンナがどういうシチュエーションにある人かなんて、関係ない。
おめでとう。
Joanna。
僕は心から、心から、あなたがうらやましいよ。
Absolutely!
Lifelong M’s fan finally meets her hero (PHOTOS) | Q13 FOX News
Q13 FOXのライター、Lauren Padgett嬢が書いた心温まる記事によると、Joanna Hallさんは脳性まひと白内障をわずらっているようだ。
でも、そんなこと、断じて関係ない。
誰だって、自分が好きなプレーヤーに近くで会える日が来ることを祈っているものだし、まして、そのプレーヤーと握手できて、声までかけてもらって、さらにサインボールまでもらったら、有頂天になる。天にのぼるような気持ちになる。誰だって。
彼女がうれしいのは、そして、そんな幸せそうな彼女を見ていて微笑ましいのは、彼女が僕とまったく同じ、熱烈な野球ファンだからだ。ジョアンナがどういうシチュエーションにある人かなんて、関係ない。
おめでとう。
Joanna。
僕は心から、心から、あなたがうらやましいよ。
Needless to say, the surprise was a home run for Ichiro’s number one fan. by Lauren Padgett
Absolutely!