May 27, 2008

昨日と全く同じ展開でシアトルが敗れた。昨日の試合展開が偶然とか、善戦とかいう代物ではなかったことは、たった1日で証明された。このダメ捕手は5月24日の試合後に「(ヤンキースの打者が)アウトコースをひっかけてくれない」とコメントしたことを、まったく記憶にとどめてもいないかのようだ。

この試合のポイントになったのは、4点をとられ、いつものようにトータル5点を献上して試合が決まった8回。

この回の打者をあえて、左打者と右打者に分け、打った球を並べてみる。
先発は右投手のヘルナンデスだが、左バッターにはアウトコース、右バッターにはインコース、つまり、「ピンチになるとヘルナンデスから見て常に右サイドにある側の球ばかりを投げている」ことがわかる。最も典型的だったのが、押し出し四球となったバリテックの打席。全9球のうち、8球がアウトコースである。これなら、バリテックはアウトコースのストライク・ボールだけを突っ立ったまま眺めて選球していればいいことになる。
ランナーが出たあと、これほど酷い「単調さ」なら、容易にコースを決めて待つことができるのは、プロの野球選手でなくともわかりきっている。

これで明確になったことは、どのコースにどんな球が来るかは、走者がいるか、いないかと、その投手の持ち球だけで、打者が判断できるということだ。つまり「走者のいるシチュエーションでは、どこに何を投げるか、相手の打者は常に知っている」ということだ。


ケーシー   左 アウトコース低め ライト前ヒット
エルズベリー 左 アウトコース低め 2ゴロアウト
オルティス  左 敬遠
ドルー    左 アウトコース真ん中 サード安打
バリテック  左 アウトコースを9球中8球投げ 押し出し四球

ルーゴ    右 インコース高め   1塁ゴロ
ペドロイア  右 インコース低め   エンタイトル2塁打
ラミレス   右 アウトコース真ん中 ライト前タイムリー
ローウェル  右 インコース真ん中  サード安打


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