May 29, 2008

この数年、シアトルの野球をつまらなくしていた2大不良債権の城島セクソンだが、この2人がこれほど成績がひどくとも、なぜかこの2人を同時にスタメンからはずした試合は、これまで何年も年間100試合以上の試合経過を追っかけている自分も、ほとんど記憶にない。

ところが、5月末のボストン3連戦、とうとう、というか、ようやくスタメンから「セクソン」という文字が消え、1試合を欠場した。だが、これまでも休養という意味でなら、セクソンが1試合を休むことはあったわけで、ケガ以外で2試合を続けて休ませることはなかったから、セクソンを本当にスタメンからはずす決断をシアトルがしたかどうか、問題はこの28日のゲームだった。

この日の先発投手は貴重なセットアッパーだったシェリルを出してまで獲得したベダード。すでに報じた通り、ベダードは「専属捕手制」としてバークを指定しているが、なにかとコロコロと方針が変更になるシアトルのことであり、これについてもベダード先発時の捕手を今後とも相性のいいバークでいくという保証はどこにもない。専属捕手かと思われたウオッシュバーンの捕手が再び城島に戻ってしまったという、つまらない経緯もすでにある。ベダードの球を受けるスタメン捕手が「城島」に戻ってしまっても、「ああ、またどこからか圧力がかかったのか」と、呆れるほかはないのである。



しかしながら、この日のゲームのスタメンの名前には「城島」の名前も、「セクソン」の名前もなかった城島セクソンがスタメンからはずれるという、待望の試合となった。結果は、ベダードが100球を越えて投げ、モロー、プッツと継投して、好調のレッドソックスを「完封」した。ベダードはランナーを出しながらも、8三振を奪う力投。

決断が遅すぎるのではあるが、とうとうシアトルが不良債権の処理に乗り出して、「ベースボール」を取り戻す時が来たようだ。今後を注意深く見守っていきたい。記念すべき勝利である。


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