June 18, 2008

今シーズンのシアトルマリナーズ低迷の元となったゴタゴタの最も大きな要因のひとつ、「城島問題」だが、破滅的にダメな成績のもとで、3年24Mもの契約延長があまりにもいきなり発表になったことの理由が、予想どおりの結果となって判明した。

やはり城島の契約延長を決めたのは、任天堂サイド。
筆頭オーナーで元任天堂社長の山内氏、任天堂アメリカの元会長で現在はマリナーズ最高経営責任者(CEO)ハワード・リンカーン、そして現マリナーズ社長アームストロングの3人だ。
下記の記事で、CEOのハワード・リンカーン本人が地元メディアに語ったヴォイスが公表されているので間違いない。

まったく予想どおりの顔ぶれだ。城島の契約延長には野球の現場のプロの人間は誰ひとりとして関わっていない。解雇されたGMのバベジすら、この件にはほとんど関わってない、というのだから驚きだ。
ハワード・リンカーンの経歴

このコラムの最後の部分に一部の翻訳を挙げてあるが、原文をあたられることを強く勧めたい。このインタビューでは、一部の投手が控え捕手のバークをパートナーに登板したがっている、との重要な記述もある。
その部分では、「投手」という部分が単数ではなく、複数表現をとられており、現在ベダードだけがバークを専属捕手に指名している動きが、ベダードだけに留まらないことを明記していることにも注目すべき
だろう。

また、城島の3年契約については、まだまだ首をかしげる部分がある。城島自身が、なにを勘違いしたのか「トレード拒否条項のようなもの」と語る、日本の球団にいつでも帰る権利という、まことに怪しげなオプションなど、わけのわからない契約がなされている。

下記の記事では城島の契約について、dealという単語が要所要所に使用されているが、この言葉は通常の商取引という意味でも使われるほか、密議謀議密約といった、表ざたにできない約束事に使われる単語でもあることに注意して読まれるといいと思う。


Florida Marlins at Mariners: 06/16 game thread
(抜粋 記事中に音声ファイルのリンクあり
http://blog.seattletimes.nwsource.com/mariners/2008/06/florida_marlins_at_mariners_06.html

Posted by Geoff Baker
The first was on who engineered the Kenji Johjima contract extension. Lincoln told me that it was Allan Nero, Johjima's agent, who first approached the M's with the extension idea. After that, it was primarily the team's owner, Hiroshi Yamauchi, Lincoln and Chuck Armstrong who did the deal. Bavasi had limited involvement in it.
Which begged the question of why Lincoln would sign off on the deal, given Johjima's poor hitting at the time and the fact some pitchers would rather throw to backup catcher Jamie Burke. I asked him about it towards the tail end of the clip you'll hear.


((上記の太字部分の翻訳))
最初の質問は、誰が城島の契約延長をもちかけたのか、ということだ。リンカーンは、契約延長をマリナーズに最初に持ちかけたのは、城島の代理人アラン・ニーロだと話した。その後の取引はおおむね、チームオーナー山内氏、リンカーン、チャック・アームストロングで行われたという。バベジGMはこの件で限定的にしか関与しなかった。

訳註:sign off on ((米俗)) 〜を承認する

不自然すぎる城島3年契約の詳細に関するシアトルタイムズ記事


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