July 23, 2008

城島オタの知ったかぶりに、今日は大いに笑わせてもらった。目の前で自説と違うことばかりが起きて、間違ったデマを流そうとしては失敗ばかりしているのに、いつも目を血走らせてありもしない作り話ばかりしているのだから笑うしかない。

まずは試合を見ていない人に、ちょっとした説明をしておこう。
先発はナックラーのディッキーで、捕手はクレメントだったが、2回の守備でバックネット際のフライを猛然と捕りにいったクレメントがネットで親指の爪を割ってしまい、3回から捕手が城島に変わった。だから、今日のボストン戦の失点は、クレメントが1、城島が3、なのである。(もちろん、城島はいつものようにノーヒット。打率がなかなか面白いことになってきた。そのうち打率2割を割ることだろう。)

そんな試合中盤の場面、狂える城島オタが披露してくれた笑える知ったかぶりは、こんな作り話だ。「ディッキーのリードは、城島がクレメントに優っている。なぜなら、クレメントはナックラーにストレートばかり投げさせたりする」。

この、何も見る気のない人々ときたら。目の前の事実すら追えないようだ。5回の表、城島が捕手の場面で試合を決定づける3点を失ったが、そのとき打たれた球種を記録しておく。

エルズベリー  チェンジアップ バントヒット 無死1塁
ペドロイア    ストレート   ヒット    無死1、3塁
ドリュー RBI ストレート   犠牲フライ  1死1塁
マニー  RBI ナックル    ヒット    1死1、2塁
ローウェル    チェンジアップ 2塁打    1死2、3塁
ユーキリス    敬遠  1死満塁  城島がパスボール
ラウリー RBI ストレート   犠牲フライ  2死1、2塁

このイニングの全球種を上げるのは控えるが、このイニング、城島がストレートを投げさせては簡単に犠牲フライを打たれてダラダラと失点し続けた現実は見ればわかるだろう。城島オタの妄想する「クレメントはディッキーにストレートを投げさせすぎる」という話など、単なるデマ、単なるデマカセであることなど、いうまでもない。ディッキーのコメントくらいは読めばいいのだ。
城島はいつもこうだ。四球などで相手のチャンスをダラダラと継続させ。失点しはじめると止まらない。相手のチャンスの連続性を断ち切る、ということをしない。だからビッグイニングを作られやすく、試合が壊れやすい。2007年から2008年春に何10回となく見てきた、典型的な城島の大量失点イニングのパターンだ。


また、「ナックルボールは城島のほうが捕るのがうまい」という馬鹿がいるが、これも笑い話、単なるデマカセだ。3点を失った5回表、記録には現れないが、城島がナックルをパスボールして相手のチャンスを広げている。クレメントはこんな馬鹿なパスボールはしていない。

詳細はこうだ。5回、すでに2失点した後の1死2、3塁で、シアトルベンチはユーキリスを敬遠したが、実は、最初から敬遠してはいない。普通に勝負していてボール先行、そこでナックルを城島が後逸したのだ。パスボールとして記録に残らなかったのは、サードランナーのマニー・ラミレスがホームに突入しなかったこととと、2、3塁だったことでボストンのセカンドランナーも進塁できなかった、それだけのことだ。ここでカウントは3-0、シアトルベンチはやむなくユーキリスを歩かせた。
そして、すっかりナックル捕球に自信を失った城島は、若いラウリーにストレートをやすやすと犠牲フライを打たれてしまう。

こういう細かい経緯は試合を見ていないとわからない部分だが、本来なら、サードランナーのマニーが生還して3点目を失い、さらに1死3塁のピンチが続いて、3点どころの失点ではすまなかったはずだ。パスボールから敬遠というのだから、チームの士気が下がらないわけがない。まったく気の抜けたプレーしかできない厄病神、城島である。


勝負どころでディッキーがナックルを投げたがらない理由の一端については、ディッキー自身が試合後のインタビューで語っているので、興味のある向きは、そちらのほうを原文で読むことをお勧めする。

M's finally score, still lose
http://blog.seattletimes.nwsource.com/mariners/2008/07/ms_finally_score_still_lose.html
R.A. Dickey told us after the game that he challenged J.D. Drew with that first inning sinker, with the count full, because he did not want to risk walking him with a knuckleball and putting him on base for Manny Ramirez so early in the game.

追記
おっと、クレメントと城島についての、おかしなデマ話をもうひとつ、忘れていた。「打撃はクレメントより城島のほうが上」とかいうやつだ。詳しい数字を挙げるまでもない。6月中旬以降、捕手が競いあうようになって以来、ヒット、ホームランなど、クレメントのほうがずっと数字を残している。馬鹿なことを言うな、と言っておく。


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