August 04, 2008

やはりシルバには、クレメントだ。
クレメントが指の怪我からようやく捕手に復帰した2試合目、シルバ先発。城島マスクの試合で今年8連敗しているシルバにとって、そしてチームにとっても、待ち遠しかった復帰だろう。シルバとの契約の長さを考えるとシルバにはぜひ多少復権してもらわないと、チームとしても非常に困る。
この試合、防御率6点のシルバがなんとか4失点に抑えてリレーし、打線がそれ以上に点をもぎとってやることで、7月31日の勝利パターンを取り戻した。
なんといっても投手3人で、四球がわずかひとつ、これが大きい。8月1日の城島先発のボルチモア戦では、四球でランナーを貯めては打たれる展開で、5四球を与え、チームは5月の悪夢を思い出す敗戦をしていた。
またクレメントの試合は、ダブルプレーでピンチを切り抜けるケースが多いということは以前も指摘しておいたが、この試合でも、満塁のピンチにダブルプレーをとっている。

試合が決まったのは、7回表の満塁からの攻撃。7月31日の4回について指摘しておいた通りの攻撃展開で、誰かひとりが作ったのではなく、チーム全体で作ったチャンスだ。
2つのイニングを比較してみれば、城島のような「出塁率があまりにも悪く、バントできず、走れず、進塁打が打てず、それでいて併殺だらけの打者」がチームにしがみついていることが、セーフコのような右打者不利の広い球場で野球をするシアトルにとって、いかに有害か、わかる。

こんなチームに全く向いていないダメ選手を、よくもまぁ、日本からわざわざ獲ったものだが、セクソンと城島、2人の右の馬鹿打者を並べれてみれば、かつてのチームマネジメントが方針を失敗して選手獲得したことは明らかだ。
この2人の不良債権のうちセクソンがチームを去った以上、城島もチームから早急に去らせて、新しいチーム方針に軌道修正するのが当然なのだが、チーム改革の流れを阻止しているのが、城島がコネのみで獲得した3年契約。不良債権なのが確定したこのダメ捕手だが、意固地になってチームにしがみついてベンチから冷えた視線をグラウンドに送る毎日を送ってでも、これからの若いチームの成長を阻害してでも、コネ契約を守りぬくつもりなのだろうか。

けして打率のよくない下位打線でも、よく見極めてランナーを貯め、そこからバント、犠牲フライ、進塁打、相手のエラーや野選、盗塁と、タイムリー以外のあらゆる方法と相手の守備に与えるプレッシャー、そして運で、なんとか得点できる可能性は広がる。チーム打率がたいしたことがないこのチームの下位打線でも、城島がいないことでどれほどスムーズに機能するか、ファンにはすでにわかっている。

BOX SCORE

1回
イチロー ヒット→盗塁
リード  バント失敗→フルカウントから三塁打(イチロー生還)

3回
ベタンコート 二塁打
イチロー   セカンドゴロ(ベタンコート進塁)
リード    犠牲フライ(ベタンコート生還)

7回 3得点
ラヘア    四球
クレメント  セカンド内野安打
ベタンコート 四球
イチロー   ショートゴロエラー(ラヘア生還)
リード    三振
イバニェス  ライト前タイムリー(クレメント、ベタンコート生還)


参考:7月31日のゲーム
http://blog.livedoor.jp/damejima/archives/478670.html
城島が打線にいる、ということは、どういうことか。
それは打線に「バントできない。四球を選べない。走れない。かといって、長打が打てるわけでもない。だから、ただただ打席でバットを振り回しさせて、運がよければ単打、だが8割以上の確率でアウト、かつ、ダブルプレーになる確率も高い、そういう孤立打者を放置しておく」そういう意味だ。(中略)
シアトルのようなチーム、セーフコのような球場には、下位打線に、ただ馬鹿みたいにバットを振り回すだけで出塁率の稼げない、バントもできない、犠牲フライも打てない、そんな頭の悪い右打者は、全く必要ない。

7月31日の4回 チーム2得点
カイロ  四球
ラヘア  四球(無死1、2塁)
バーク  バント(1死2、3塁)
リード  野選(カイロ生還)
イチロー 犠牲フライ(ラヘア生還)





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