September 08, 2008

よくメジャーでは、選手やチームのシーズンデータをAS(オールスター)の前と後で分けるものだが、今シーズンのシアトルでは「マクラーレン解任前」「マクラーレン解任後」のデータがないとお話にならないだろう。理由はハッキリしている。マクラーレン解任後にチームを大きくいじったためだ。

試しにマクラーレン解任の6月中旬の前と後での勝率データを作り始めてみたのだが、これがなかなか面倒くさく、時間がかなりかかった。もしかすると、眠い目で電卓をたたいたせいで、以下の数値にはわずかな誤差のある部分があるかもしれない。大義に間違いはないので、細部のミスはご容赦願いたい。
またマクラーレン解任に前後した投手陣のERAの変化なども計算してみたいものだが、手間がかかりそうで、いつかはやりたいとは思うが、時間がないため、こちらも当面はご容赦いただきたい。


まずは、チーム全体の勝率の推移。マクラーレン解任後に、だいたい1割、勝率が改善したことがわかる。

チーム全体
マクラーレン解任前 71試合 25勝46敗 勝率.352
3・4月 28試合 13勝15敗 勝率 .464
5月  28試合 8勝20敗 勝率 .286
6月  15試合 4勝11敗 勝率 .267
マクラーレン解任後 65試合 28勝37敗 勝率.446
6月  11試合 6勝5敗 勝率.545
7月  26試合 10勝16敗 勝率 .385
8月  28試合 12勝16敗 勝率 .429


次に、城島が捕手、あるいはDHとして先発出場した場合の、チームの勝率、および各月の打率について示す。このダメ選手が先発したなら、チームは勝率4割を越えることはできないのが判明する。4割以下の勝率というのは、いわゆるシーズン100敗する勝率、ということだ。
マクラーレン解任前も後も、城島のパフォーマンス、チームへの貢献度には、実はたいした差がない、つまり城島の大きな努力の跡がどこにもないことがわかる。
マクラーレン解任に関わりなく、打率は2割とまったく進歩せず、なんの反省もない発言の数々。努力もない。3年の契約延長期間に入れば、サラリーが上がるだけに、コストパフォーマンスはますます低下するだろう。

城島先発試合(捕手およびDH)
マクラーレン解任前 54試合 20勝34敗 勝率.370
3・4月 22試合先発 打率 .182 9勝13敗 勝率 .409
5月  21試合先発 打率.277  7勝14敗 勝率 .333
6月  11試合先発 打率 .205 4勝7敗  勝率 .367
マクラーレン解任後 33試合 12勝21敗 勝率.364
6月  4試合先発 打率 .312 2勝2敗 勝率 .500
7月  15試合先発 打率 .130 5勝10敗 勝率 .333
8月  14試合先発 打率 .200 5勝9敗  勝率 .357

シーズン 87試合先発 32勝55敗 勝率.368


最後に、城島が先発してないゲームのデータをあげておく。(城島が試合途中で代打出場した試合はこちらに含める)チームの勝率は2割もアップしている。「城島はずし」がいかにチームにとって有効かがわかる。
マクラーレン解任後のチーム状況にとって大きな変化をもたらした何かがあるとしたら、こちらであることは明白である。6月、7月、8月と、一貫して勝率が5割前後にキープされている。これまでこのブログで掲載した数多くの記事からもわかるとおり、今シーズンに限っては、この「非城島ゲーム」の5割という勝率に貢献している捕手は、2007シーズンに非常に勝率のよかったが、2008シーズンの勝率がよくないバークではなく、クレメントの先発ゲームなのはいうまでもない。
セプテンバー・コールアップ以降、クレメントは「怪我」を理由に先発マスクからはずれているが、少なくとも、このデータからは、チームへのクレメントの貢献度の高さは明らかである。彼の怪我が、無理矢理に城島の先発機会をつくろうとするオーナー筋からの意味不明な圧力からくる「無理矢理なクレメントはずし」「ニセの怪我」でないかぎり、怪我が治りしだいクレメントを先発マスクに復帰させるべきだ。

城島の非先発試合
マクラーレン解任前 17試合 5勝12敗 勝率.294
3・4月 6試合 4勝2敗 勝率.667
5月  7試合 1勝6敗 勝率.143
6月  4試合 0勝4敗 勝率,000
マクラーレン解任後 32試合 16勝16敗 勝率.500
6月  7試合 4勝3敗 勝率.571
7月  11試合 5勝6敗 勝率.455
8月  14試合 7勝7敗 勝率.500

49試合 21勝28敗 勝率.429



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