September 19, 2008

9月5日の先発デビューのNYY戦で、7イニング2/3を1安打1失点、あわやノーノーといえるキレのあるピッチングをみせたモローだったが、この日のLAA戦先発は城島の慢心に足をすくわれる形になって、イライラしつつマウンドを去った。あのノビノビと自由に投げる能力を発揮していた新人を、メジャーの野球にあわないダメ捕手の型にはめて、何が楽しいのだろう?

4月にディッキーが、城島と初めてバッテリーを組んだ時期のコメントを思い出す。

あれも、くしくも同じLAA戦だ。ディッキーは城島のサインに疑問を持ったまま投げて、試合を決める2塁打を打たれて後悔の念にかられ、こう言ったものだ。
「ハンターに速球を投げたことは、ちょっとどころじゃなく、後悔の念にかられてるよ。ハンターにはいくつか良いナックルを投げてて、彼はナックルに手を焼いてたのにね。そのあと、彼に出し抜けの速球をくらわそうとしたんだけど、それは間違った決断だったね。(サインに)クビを振ればよかった」

きっと9月は、今年の5月と同じような負け続けの月になるだろう。理由ははっきりしている。城島が湿ったバットと正捕手のマスクで自作自演のひとりよがりのゲームを続けて、投手たちを自滅させていくからだ。

BOX SCORE
GAMEDAY
モローのスタッツ

まずは3回裏。
1塁ランナーのマシューズが二盗を試みた。城島は何を思ったのか、サイドスローのような形で投げ、送球エラーとなって、マシューズはサードへ。1死2、3塁になって、アンダーソンにタイムリーを打たれる形で、エンゼルスに先取点を献上してしまう。
この、サイドスローで投げた、という点については、日頃はあまりプレーヤーのエラーについては触れない公式サイトの記事も、明確に「サイドスローで投げた」と書いており、誰もがクビを傾げる投げ方だった。

次は5回の裏。
ノーアウト1塁で打席。単純なキャッチャーフライを足がもつれて転び、落球。このあと2死1、2塁のピンチとなるが、モローが踏ん張ってことなきを得た。

だが、モローのズレはじめたリズムはもう戻ることはなかった。これで次の登板にさしつかえないわけもない。公式サイトですら、こう伝えている。

http://seattle.mariners.mlb.com/news/gameday_recap.jsp?ymd=20080912&content_id=3460491&vkey=recap&fext=.jsp&c_id=sea
Morrow started out fine, throwing 21 strikes in his first 30 pitches, and retiring the first five batters he faced. But he began losing command of his fastball in the third inning, and struggled a little more with command of his fastball and curveball in the fourth and fifth innings.
モローのスタートはよかった。最初の30球で21のストライクを投げ、最初に対戦した5人のバッターを退けていた。だが、3回になって速球が乱れ始め、4回、5回と、速球とカーブ、両方のコントロールに苦しむようになった。


この馬鹿捕手、もう何シーズンも、何ヶ月も繰り返してきた同じ過ちを、またもや繰り返そうとしているのだ。何度繰り返えすと気がすむのだろう。
モローやディッキーに限らず、初対面の投手にはいつもこれだ。投手に気持ちよく投げさせる、ということを知らない。そのクセ、自分の流儀だけはなんとしてでも押し付けようとする。まるでド田舎の教師のように。
そして、チーム先発デビューであれほどのキレをみせたカタナは、全てなまくらに変えてしまう。刃物の研ぎ方を知らないクセに、いきがって砥石を手にする馬鹿である。そして若い才能も、ベテランの経験も、すべての才能は子供の彫刻刀のように朽ちてしまう。


試合中、モローが城島のサインにクビを振る場面が何度も見られた。モローはクビを振った後、マウンドから城島を睨みつけるシーンもあった。だが、頑固で馬鹿なこの捕手は、同じサインを出し続け、ついには、試合中なのにマウンドでモローと城島が口論さえ始める始末。ピッチングコーチが、気持ちのキレたモローに、気持ちを切れさすなと諭すが、後の祭り。

投手に嫌われ続ける捕手は、こうして投手の気持ちを把握しないまま、チームに居座り続ける。城島は2009シーズンの芽も摘み取りたいらしい。


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