April 11, 2009

2007年はシアトルがマグレでチーム順位が2位になってしまい、あらゆるプレーヤーの戦力判断について誤りを犯した年である。
捕手についても、この年に貯金を量産して勝率の向上に貢献した捕手はバークであって、城島ではない。城島先発マスクのゲームの勝率をローテ投手ごとに調べてみればすぐにわかる。

ウオッシュバーンについては2007年にたしかこんなような数字が残っている。ほんとうはあと1勝がどちらかのケースにつくのだが、エイデンハート投手の事故のブログ記事づくりに熱中して疲れてしまい、正確な数字を調べる気力がないので、後で数字は訂正するかもしれないが、ひとまず勘弁してもらいたい。

城島が先発捕手のゲーム
おおよそ5勝11敗 勝率 約3割ちょっと

控え捕手のバークが先発のゲーム
おおよそ4勝4敗 勝率 約5割



ウオッシュバーンという投手の特徴は「軟投派」だということだ。彼には、ヘルナンデスやモローのような100マイル近いスピードボールがない。アナハイム時代の彼のキャリアスタッツを見ても、めちゃくちゃに勝ち星を積み重ねるというタイプではなく、むしろ勝ったり負けたりしながら、粘り強く、まぁまぁの成績を残すタイプ。こういう投手は、かつてシアトルにいたモイヤーなど、メジャーにもたくさんいる。

にしてもミネソタ第4戦は、そんな軟投派のウオッシュにしてはまったくもって完璧な内容だった。8回を除けば、ほとんどピンチらしいピンチはなし。まったく連打されなかったことが勝因になった。

ちなみに、この日のウオッシュバーンのストレートの球速は87マイル程度しかでていない。軟投派のウオッシュらしいデータである。
クビになった連敗キングのウィーバー兄がだいたい88マイル、あのどうしようもない気分屋のバティスタがだいたい92マイル近辺のストレートを投げるのだが、誰もがモローのように97マイルのスピードボールを連投できなければ楽勝できない、というものでもないのが野球という競技の面白いところである。


ほんとうはランナーが出た直後の打者の攻め方を、画像を使いながら解説したいところだが、ちょっと疲れているのでやめる。GAMEDAYでイニングを追いかけて自分の目で確かめてみてもらいたい。

何がこのゲームと、城島のケースと違うのかといえば、ランナーが出た直後の打者に対する対処法である。
GAMEDAYでみればわかるが、ほとんどの場合に打者のインコース、特に、左打者についてインコースを攻めて討ち取っている。ここがこのゲームと前日、前々日のゲームと決定的に違った。

2009/04/09_3回2アウト1塁3回2アウト1塁

2009/04/09_5回無死1塁5回無死1塁

2009/04/09_6回1死1塁6回1死1塁

2009/04/09_7回1死1塁7回1死1塁

馬鹿のひとつ覚えの城島なら、左打者のアウトコースの低めに同じ球種、同じ速さの球を何度も何度も連投させたりするから、ウオッシュバーンのような軟投系の投手はまったく使い物にならない試合が続出してしまう。早い球がないばかりに緩い変化球が生きずに、早いイニングでつかまってしまうのがオチだ。それが最初に挙げた2007年の、城島とバークの差などに現れている。モイヤーやウオッシュのようなタイプには向いていない捕手が単細胞の城島である。


そんなわけで今シーズンはロブ・ジョンソンがマスクがマスクをかぶるゲームでのひとつの楽しみとして、「走者がいるときにインコースの球をどう使っているか」に注目して試合を観戦してみると面白いと思う。



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