June 16, 2009

昨日のゲーム終了後、キロスが「城島コピーのような単調すぎるキャッチャー」であることを指摘しつつ、シアトルの首脳陣が「コロラドに連れていく控え捕手をどうやらバークではなくキロスにしようとしていた」ことなどについて記事を書いて、後は所要でブログを放置していた。

翌日になって公式サイトのある記事を見て、いつもの通り「やはり自分の思った通りだったな」と、ほくそ笑んだ。
公式サイトによれば、コロラド第3戦のバッテリーについて監督ワカマツは「アウトコース低めの変化球ばかりを痛打されていること」を批判し、また、投げて負け投手になったバルガスは「捕手キロスのサインどおりに投げて後悔している」と自分を責める形で、捕手のリード内容を批判した主旨の記事が掲載されているのを、今日になって知ったのである。
Rainy, fateful fifth costly for Mariners | Mariners.com: News
注:粗訳は、2009年6月14日、新加入投手バルガスは、「城島コピー捕手」キロスが出したサイン通り投げ、打たれまくったことを心から後悔した。(2)に掲載

このブログの「時系列にそって読む『城島問題』」というタイムライン記事を理解してもらっている人は、シアトルというチームでこの種の記事がでてくる意味は、もう説明しなくてもわかるはずなので、ここから先、読み飛ばしてもらってかまわない。

シアトル投手陣から「捕手のサイン通り投げたことを後悔した」というたぐいの発言が出るのは今回が初めてではない。
むしろ、「またか」という感じだ。
2008年以前から実は存在していた「城島問題」がようやく表沙汰になったのは2008シーズンだが、この年の「城島問題」のブレイク直前に、しかも、ウオッシュバーンディッキー、2人の投手から連続して今回のバルガスとソックリの発言が、発言が飛び出して、その後の「城島問題」の騒ぎにつながっている。

2008年4月15日、ウオッシュバーンは「城島のサイン通り投げた後悔」をクチにした。
2008年4月19日、新人投手ディッキーすら後悔をクチにした。

今回バルガスがキロスのリードについて語った記事で、すでにこのブログで何度も「キロスは城島と同じタイプ、城島のコピー捕手」と語ってきたことが事実として裏付けられた。
2009年5月31日、通算CERA5.51のキロスは6回裏以降「城島そっくり」の大炎上ぶりで、LAAスイープを逃した。
2009年6月6日、キロスの単調なリードを予測する。
2009年6月14日、城島・セクソンがゴーストとして復活したシアトルは、コロラドでスイープされた。


さて、問題のバルガス発言だが、
この記事は実際、かなりややこしいので、何度かに分けて記事にする。


まず、バルガス発言をきちんと読むためには、地元紙シアトルポストによる、下記の記事を必ず読んでおいてもらいたい。
Mariners manager Don Wakamatsu indicated before Thursday's game that one of his three catchers ― likely Jamie Burke ― would be sent back to the minors, while a pitcher would be called up.
Mariners | Russell Branyan's mammoth homer lifts Mariners back to .500 mark | Seattle Times Newspaper
次カードのコロラド遠征にあたってシアトルは捕手3人の帯同はせず、ジェイミー・バークがマイナーに落ち、ピッチャーを1人上げてくる模様だ、と、記事は推定している。つまり、バークをマイナーに戻し、しばらくはロブ・ジョンソンとキロス、2人捕手体制で行く、という意味だ。
この「キロスとバークの選択では、首脳陣はキロスを優先していたらしい」というポイントはたいへん重要なので、必ず頭に入れておいてもらいたい。
(もちろん、記者ベーカーの推測記事なのだから、「キロス優先」という話自体が間違っている可能性もないわけではない。だが書いたのが、シアトルマリナーズに深いコネクションを持つので有名で、ジャーナリストタイプの記者ベーカーであり、彼が具体的な取材ソースもなしに書くはずはない。必ずチーム内の誰かは、ベーカーに「キロスを連れて行く」旨の発言をしたのは間違いない)

しかし、ロブ・ジョンソンの配偶者の家族に不幸があった関係で、ロブ・ジョンソンはコロラド遠征を途中で欠場することがわかり、連れていくのは、結局バークも含めて3人の捕手になった。

ちなみに、城島骨折DL後、コロラド遠征直前の捕手3人のCERAは、ロブ・ジョンソンとバークが約2点前後で、キロスひとりが4.33と大きく離されている。
ロブ・ジョンソン
5勝3敗 73回自責点15 CERA 1.85 QS7回
バーク
2勝1敗 26回自責点6 CERA 2.08 QS1回
キロス
2勝1敗 27回自責点13 CERA 4.33 QS1回


2009年6月14日、新加入投手バルガスは、「城島コピー捕手」キロスが出したサイン通り投げ、打たれまくったことを心から後悔した。(2)
に続く。







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