July 28, 2009

以下の文章は、シアトルのご意見番のひとつとして名高いPro Ball NW(旧名:Bleeding Blue and Teal)ジョン・シールズが数日前に書いたものだ。
この文章が書かれたときはまだレッドソックスのフリオ・ルーゴの移籍は決まっていなかったように思うが、今はもうルーゴは、外野手のクリス・ダンカンと交換されて、カージナルスに移籍してしまい、もう赤い靴下ははいていない。

opt-out この場合は退団に関するオプションの取り決め
swap   交換。交換トレード。
buy out 契約の買取り。金を払ってやめてもらうこと。



Joh-K’s Outlook(ジョー・Kの前途)
by Jon Shields
http://www.proballnw.com/07-2009/joh-ks-outlook/

What to do with Kenji Johjima?
He’s not the starting catcher anymore. Rob Johnson has won over the pitching staff and more importantly manager Don Wakamatsu, catching whenever Felix Hernandez, Jarrod Washburn or Erik Bedard take the hill. He’s even been hitting since the calendar turned to July, batting .300 with a .900+ OPS.
城島健司を、どうしたらいいだろう・・・。
彼はもう、正捕手ではない。ロブ・ジョンソンは投手陣を味方にし、より重要なことに、監督ワカマツも味方にして、ヘルナンデス、ウオッシュバーン、ベダードが登板するときはいつも球を受けている。カレンダーが7月にかわってからは、打率.300とよく打ち、OPSも.900を超えている。

Johjima is under contract through 2011 and set to be one of the highest paid catchers in baseball over the next two seasons, but getting playing time is only going to get harder for him. Adam Moore, the organization’s top catching prospect, has continued hitting since landing in AAA and is just a few months of defensive work away from being MLB ready.
城島は、2011年まで契約があり、あと2シーズンはメジャー最高額のキャッチャーの1人だが、プレー時間は彼にとって厳しくなるばかりだ。アダム・ムーアは、捕手としてチームのトッププロスペクトだが、3Aに来て以来打ち続けていており、メジャーを遠く離れた場所でのほんの数ヶ月の守備的なトレーニングで既に準備はできている。

Will Johjima give up and go back to Japan? He has an opt-out clause in his contract that can be exercised after the 2009 season. It’s supposed to be reserved for family emergencies or other similar developments, but if he goes into 2010 Spring Training as the third string catcher behind Johnson and Moore (and not to mention Jeff Clement), might he find a way to exercise that clause and head back to Japan where he can find a starting job and play closer to his family?
城島はあきらめて、日本に帰るだろうか?
彼の契約には、2009シーズン終了後に履行できるオプト・アウト条項がある。本来は家族の緊急事態やそれに類する展開があったときのために用意された条項だが、もし彼が2010年のスプリング・トレーニングに、ジョンソン、ムーア(そしてもちろんジェフ・クレメント)に遅れをとる第三のキャッチャーとして参加したとすると、オプト・アウト条項を実行する道をとって、先発捕手の仕事を探せる日本に帰り、家族に近い場所でプレーするのを選ぶだろうか?

Or maybe he simply approaches the team asking to work out some kind of buyout? The Mariners could pay him something like $10M in exchange for his retirement. Just a thought.
もしくは、彼がシンプルに一種のバイアウト(=契約の買取りによる清算:ブログ補足)をチームに要求するというアプローチを選択するだろうか?マリナーズは彼のリタイアに対する代償として10Mかそこらは払うことになるかもしれない。ちょっとしたアイデアではある。

I mention those options first because I’m having a hard time thinking of a team that would want him in trade. The offense has slipped and there are surely rumors around the league about his inability to work effectively with a pitching staff. The Red Sox have been a popular target of speculation, but with Theo Epstein leading one of the most intelligent front offices in baseball and the Julio Lugo bad contract swap possibility a few days from going out the window, they don’t seem like much of a destination for Johjima.
私が最初にいろいろな選択肢に言及したのは、彼をトレードで獲得しようというチームについて考えていて悪戦苦闘したからだ。彼の攻撃力の低下、投手陣と仕事をする能力の無さについては、確かにリーグ周辺に噂が飛んでいる。
レッドソックスはトレード先候補として引っ張りだこのターゲットだ。しかし、メジャーで最も知性あるフロント・オフィスのひとつを率いるテオ・エプスタイン(=レッドソックスのGM:ブログ補足)にしてみれば、無用の長物になる期限まで数日しかないフリオ・ルーゴの貸し倒れスワップ契約相手の可能性としては、城島はたいした着地点にはならないようだ。(ブログ補足:その後ルーゴはカージナルスに移籍)

The Yankees could use a catcher, have money to burn and could market Joh alongside Hideki Matsui to their large Japanese demographic, but would they want Johjima? Not likely, but they’re the first real possibility that springs to mind.
火をつけて燃やすくらい金のあるヤンキースは、キャッチャーを必要としている。松井秀喜と並んで、城島を日本の巨大な購買層に売り込む可能性はある。だが、ヤンキースが城島を欲しがるだろうか?可能性は低いが、最初にパッと思いつく現実的な可能性ではある。

As funny as it is, the Royals match up on a couple of levels. They love hackers like Johjima and have Trey Hillman managing, but money would be an issue and Miguel Olivo is outperforming Joh at the plate this year.
冗談半分ではあるが、ロイヤルズとは相性がいいかもしれない。彼らは城島のようなおせっかい屋(hacker=侵入者 つまり、投手のシステムに侵入してくる人、という意味で使っているのだろう:ブログ注)が好きだし、(日本野球の経験のある)トレイ・ヒルマンが監督をしている。だが、予算的な問題があるだろうし、ミゲル・オリーボは今年キャッチャーとして城島をしのいでしまっている。

The Giants seem like a possibility, but Buster Posey isn’t long for the minor leagues so I don’t think they’d be eager to add an expensive catcher for the next two seasons. Who else could be a possibility? The Phillies?
ジャイアンツは可能性がありそうだが、バスター・ポジー(=1987年生まれの捕手で、MLBトッププロスペクト50に選ばれている捕手:ブログ補足)は、マイナーにそう長くいるわけではないだろうから、あと2シーズン先までのために、高額なキャッチャーを付け加えたいと切望するとは思えない。
プロスペクト・トップ50 Buster Posey
Buster Posey Top 50 Prospects Profile | MLB.com: Minors

The last options would be to either release Johjima outright and eat the $16M owed to him after this season, or allow him to stick around as the league’s most expensive backup for the next couple of seasons.
最後の選択肢は、シーズン後に城島を完全に放出してしまって彼に払うべき16Mを前倒ししてしまうか、数シーズンの間、「メジャーで最も高額な控え捕手」としてチームにしがみつくのを許すか、だ。

I’m getting of tired of rehashing these ideas every few months. I really hope the situation is resolved this offseason. What would you like to happen with Johjima? What do you think will actually happen?
私は、何ヶ月も何ヶ月もこういうアイデアを蒸し返して考えるのに飽き飽きしてきている。本当に、このシーズンオフには、解決に至ってもらいたいものだ。あなたなら、城島にどんなことが起きてほしい?どんなことが現実に起きると思う?







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