マクラーレン、リグルマン

2009年6月8日、ドラフト史上最高額ルーキーのストラスバーグ、デビュー戦でさっそく100マイルのスピードボールを記録。
2009年11月17日、元マリナーズ監督マクラーレン、リグルマン監督率いるナショナルズのベンチコーチとして、厄払いの終わったメジャーの現場に復帰。
2008年9月3日、テキサス戦に先発した捕手ロブ・ジョンソンについて、リグルマンとタコマメディアは微妙なコメントを残した。
2008年7月23日、リグルマンは「城島の不調はクレメントとは無関係だよ」と苛立ち気味に話した。
2008年7月10日、リグルマンは今後のクレメント育成続行をあらためて明言した。
2008年6月29日、リグルマンは今後もクレメントが多くマスクをかぶると明言した。
2008年6月22日、新監督リグルマンは城島にクレメント先発起用を直接通達、チーム方針が確定した。
2008年6月20日、ブレーブス第1戦の先発捕手はクレメント。
2008年6月19日、地元メディアは一斉に「監督解任の不自然さ」に異議を突きつける。
2008年6月17日、マクラーレンはクレメントへの正捕手変更を公言した。
2008年6月16日、ようやく城島に「メジャー捕手失格」の烙印が押された。
2008年5月21日、マクラーレンは地元記者に「城島問題」について話をした。

June 09, 2010

今シーズンから元マリナーズ監督のリグルマンが指揮をとるワシントン・ナショナルズがスティーブン・ストラスバーグをメジャーデビューさせた。いまちょうどゲームが始まったところだ。

対戦するのは岩村セデーニョクレメントが在籍するピッツバーグ。5番打者のデルウィン・ヤングに対する4球目で、ストラスバーグはやすやすと100マイルのストレートを投げてみせた。
やはりドラフト史上最高額の全米1位、ただのルーキーではない。

始まって2イニングで、既に4三振を奪っているが、三振はもっともっと増えるだろう。デビュー戦でいきなり2桁奪三振もありそうだ。
Pittsburgh Pirates at Washington Nationals - June 8, 2010 | MLB.com Gameday


ワシントン・ナショナルズは今年、いろいろと話題が多い。監督が元マリナーズ監督のリグルマンで、ベンチコーチも元マリナーズ監督のマクラーレン
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2009年11月17日、元マリナーズ監督マクラーレン、リグルマン監督率いるナショナルズのベンチコーチとして、厄払いの終わったメジャーの現場に復帰。

キャッチャーにイヴァン・ロドリゲス。1塁手は、ずっとこのブログで注目してきているライアン・ジマーマンである。ジマーマンは既にこのゲームでホームランを打っている。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2009年11月12日、速報イチロー、3度目のシルバースラッガー賞受賞! 注目のアーロン・ヒル、ライアン・ジマーマンが初受賞。

イヴァン・ロドリゲスはもう終わった選手だとか思ってる人も多いのかもしれないが、それは間違いだ。今シーズンの彼は甦っている。OPSこそ.808と驚くほどの数字ではないが、打率.331と打ちまくっている。
要は、今シーズンの甦ったパッジはアベレージ・ヒッターになったのである。






damejima at 08:30

November 20, 2009

城島が日本に逃げ帰ってシアトルが厄払いしたのと、まるで入れ替わり。
やはり2008年のマクラーレン辞任には何かあったわけだ。
「元のサヤに戻る」という言葉があるが、
これでようやく、ねじれていた糸がさらに1本、元に戻っていく。


かつて2008年6月中旬に城島を正捕手から控え捕手に降格させた2日後に、監督を辞任させられた元マリナーズ監督のジョン・マクラーレンが、ナショナルズのベンチコーチ(日本でいうヘッドコーチのようなものだが、発言権は助監督程度ある)として、現場復帰することになった。
ナショナルズは11月12日に、それまで監督代行(interim skipper)だったジム・リグルマンと2年契約を結び、正式に監督として迎えると発表したばかりだった。
McLaren tabbed as Nats' bench coach | nationals.com: News

もちろん、正式にナショナルズの新監督に就任したリグルマンとは、かつて2008年のマクラーレン辞任後にマリナーズの監督代行を務めた、あのジム・リグルマンである。
リグルマンは、2008年にシアトルでベンチコーチ、さらに監督代行を務めた後、2009年はナショナルズでベンチコーチをしていた。2009年シーズン途中に、ナショナルズが成績不振から監督をクビにしたことで、リグルマンは、奇しくも2年続けてシーズン途中で監督代行に就任していた。

これで、2008年シアトルでは、
マクラーレン監督
リグルマンベンチコーチ(後に監督代行)
 だったのが

2010年ナショナルズでは
リグルマン監督
マクラーレンベンチコーチ

と、立場の上下が逆転した2人が指揮をとることになった。
人生、何があるか、わからないものだ。
Nationals appoint Riggleman manager | nationals.com: News


SPI (Seattle Post Intelligencer 電子版)が、マクラーレンをベンチコーチに迎え入れたのは、リグルマンだと書いている。
And the man who hired him is another former Mariners' skipper, Jim Riggleman, who replaced McLaren in Seattle in midseason of 2008.
Former Mariners managers joining forces again in D.C. (Seattle Post Intelligencer電子版)

リグルマンはシアトルのベンチコーチ時代に監督マクラーレンを間近で見ていて、手腕を認識していたのだろう。
それはそうだ。リグルマンは、マクラーレンが「城島はずし」を断行してクビになった後に監督代行になり、「なぜ城島をはずしたんだ?」と何度も執拗に質問を繰り返してくる城島の提灯持ちライターたちに、何度となく「クレメント正捕手抜擢起用」を明言し続けて、マクラーレンのチーム改革方針を堅持し続けた、堅い意思の持ち主だ。

2008年6月22日、新監督リグルマンは城島にクレメント先発起用を直接通達、チーム方針が確定した。

2008年6月29日、リグルマンは今後もクレメントが多くマスクをかぶると明言した。

2008年7月10日、リグルマンは今後のクレメント育成続行をあらためて明言した。


今にして思えばマクラーレンも、元来のヒトの良さを見せずに、さっさと城島に引導さえ渡していれば、監督就任2ヶ月ちょっとで25勝47敗というような酷い成績にならず、チームはもう少しマシな成績になっていたことだろうし、ヘルナンデスも本来の実力を発揮して月間最優秀投手くらいは1年早く受賞できていたかもしれない。
だが、マクラーレンは、絶不調の投手陣の諸悪の根源が城島であることに気がついて、城島を切ろうとした瞬間、自分のクビのほうをすっ飛ばされてしまった。決断が遅い、判断力がないといえばそれまでだが、チームの内部事情の複雑すぎるマリナーズにあって、それは無理な相談というもの。監督としての手腕はどうであれ、正しいことを実行しようとしただけでも勇気がある。
その勇気を買ったのが、リグルマン、というわけだ。

2008年マクラーレン辞任前後の時系列的経緯
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:時系列にそって「城島問題」を読む。

2008年6月17日
2008年6月17日、マクラーレンはクレメントへの正捕手変更を公言した。

2008年6月19日、監督マクラーレン、突然の解任。

2008年6月19日、「マクラーレン解任の本当の理由はなにか?」ベイカーは誰もが抱く疑問を胸中に隠しフロントを取材した。

2008年6月19日、地元メディアは一斉に「監督解任の不自然さ」に異議を突きつける。

マクラーレンがクビになったことについて、GMバベシとの連帯責任のように思っている人がいるが、それはちょっと違う。
バベシをクビにしたことについては地元メディアは何も騒がなかったし、むしろ手を叩いて喜んたものだが、マクラーレン辞任については、一時ではあるが、地元メディアは「なぜマクラーレンを辞任させるのか」といくつか記事にした時期があった。


これでリグルマンも、マクラーレンも、「コネで出場機会を確保するような、歪んだプレーヤーのいない、本来の実力社会のメジャー」でノビノビとベースボールできるというものだ。もちろん、ナショナルズの成績が芳しくなければ2人してクビになるわけだが、それはそれで当然のこと。それがメジャーというものだ。
まぁ、とにもかくにも、よかったよかった。めでたし。

ナショナルズは、先日も書いたように、若い三塁手で、注目の「1983年世代」のライアン・ジマーマンというスターがいて、今年シルバースラッガー賞とゴールドグラブを同時に初受賞。そして、ドラフト1位の豪腕ストラスバーグを抱え、さらに監督リグルマン、ベンチコーチにマクラーレンと、これはなんだかますますカオス的展開になってきた。FAマーケットでも「買い手宣言」している。(Nats in market for big-name pitching | nationals.com: News
このチームに来シーズン何が起こるのか、興味深い。

2009年11月11日、ナ・リーグのゴールドグラブ発表。ア・リーグ同様、2人がFielding Bible賞と同時受賞。結局、センター以外を守る外野手でゴールドグラブに選ばれたのは、イチロー、ただひとり。

2009年11月12日、速報イチロー、3度目のシルバースラッガー賞受賞! 注目のアーロン・ヒル、ライアン・ジマーマンが初受賞。

2009年11月12日、2009年の攻守あらゆるポジションと賞を席捲し、これからのメジャーを担う「1983年世代」。






damejima at 09:45

September 05, 2008

今年初めてのロブ・ジョンソンの先発試合。0-1で負けたが、ヘルナンデスが好投し、彼自身、ご機嫌はいいようだ。まるで「顔見世興行」のように使われた若い選手たちだが、評価については、メディアとライターによって評価が違っている。例によって日本のファンは、公式サイトでお互いを誉めあうような、いわゆる「タテマエ」記事を鵜呑みにして、これからはロブ・ジョンソンだ、とか騒いでいるようだが、英語ではgoodという表現はたいした誉め言葉にならないことくらい、貧弱な中学英語でさえも教えているのだ。しっかりしてもらいたい。
監督リグルマンも、タコマのメディアも、シアトルはすでに若い選手をテストしはじめて定着と強化をはかっているところであって、むしろ、そのテストを続行したいのだが、なにせセプテンバー・コールアップという制度がいやおうなくある、テストの対象選手を大きく広げなければならないことを、ちょっと苦々しく思っている、という空気を読みとってもらいたい。
セプテンバー・コールアップ組の選手には、今シーズンのオフ、いろいろとトレードの画策があるかもしれないと予測しておく。


これはリグルマンが残した、セプテンバー・コールアップという制度自体について、その制度の意味を疑うかにみえる、微妙なコメント。現地シアトルの来シーズンに向けた空気を読むために、このコメントは重要と考える。実際には、リグルマン自身は、コールアップ制度を批判したいというより、就任して以来せっかく試行してきた6月中旬以降の新しいロスターを大事にしたい、との考えがベースにあることを主張しておきたいから発言しているのは明らか。
http://www.thenewstribune.com/sports/mariners/story/468548.html
“Do any other sports do something like this? Don’t misunderstand – I like that the kids come up, but on a nightly basis in September, eveybody’s roster should be 25 players,” Riggleman said. “We play baseball for five months with one set of rules, then change them in the last month when races are decided.”
「こんなの、ほかのスポーツでやってるかい?誤解しないでくれよ。メジャーにやってくる新人君たちは好きさ。でも9月は基本的にナイター続きだからね、25人のプレーヤーでやるべきだよ」と、リグルマン 「5カ月もひとつのセットで野球やってきて、ペナントレースが決まる最後の月にそれを変えるって、どうなのよ?」


このリグルマンのコメントに呼応するかのような記事は、ロブ・ジョンソンにやけに好意的なシアトルタイムズではなくて、タコマの情報に詳しいニュース・トリビューンが書いているのが面白い。マイナーの選手に同情的な立場をとるとみられるメディアがむしろ「トレード」という言葉を使うのだから、わりと説得力がある。リグルマンは「チョウチョになれ」と言っているが、なにも「シアトルで」チョウチョになれとは言っていないのが、微妙な言い回しなのだ。
http://blogs.thenewstribune.com/mariners/2008/09/03/if_the_kids_are_here_they_ll_play
"we want to let them get the butterflies out with that first game action."(中略)
(リグルマン)「メジャー初体験のゲームで、タコマの新人君たちが無事にチョウチョになれることを願ってるよ。」
The Mariners have already made heavy use of rookies like Wladimir Balenien, Jeff Clement Bryan LaHair, and given starts to pitchers Ryan Rowland-Smith, Ryan Feierabend and - on Friday - Brandon Morrow.
マリナーズは既にバレンティン、クレメント、ラヘアといったルーキーのヘビーローテーションに入っているし、ローランドスミス、フィアベント、そして金曜にはモローと、新人ピッチャーたちもスタートを切っている。
Now, the team gets to hold a month-long audition that also showcases young players they may want to trade in the off-season.
さあ、チーム主催による1ヶ月もの、長いオーディションの始まりだ。それはオフシーズンにトレードを希望するかもしれない若いプレーヤーの見本市でもある。


ここからは、公式サイトのコメント。上記の2つに比べれば、選手評価という面ではどれだけ中身がかったるいかわかるというシロモノだが、別の角度から見ると興味深いコメントでもある。
http://seattle.mariners.mlb.com/news/gameday_recap.jsp?ymd=20080903&content_id=3412475&vkey=recap&fext=.jsp&c_id=sea

1●ヘルナンデスのロブ・ジョンソンについてのコメント
on the same pageという表現は「共通の見解をもつ」という意味。人気のテレビドラマシリーズ「24」などでもよく使われている英語的表現。「24」では「了解した」という意味で、copyという単語を使ったりして、独特のスピード感をセリフに持たせている。
このコメントが価値があるのは、ヘルナンデスがキャッチャーに求めている「立場」というものがよくわかること。彼は捕手に「一方通行的なリード」などというものを求めてなどいない。同じ立ち位置にいてくれれば、それでグッジョブ、と言っているのである。
"He did a great job," Hernandez said. "(中略)We were on the same page all day on which pitch to call. Yeah, he's a very good catcher."

2●ロブ・ジョンソンのヘルナンデスについてのコメント
ムービング・ファストボールは、いうまでもなく、いまのメジャー、そして五輪、WBCのような国際試合でも主流になっている球種のひとつで、ロブ・ジョンソンもその威力に驚いている。このタマへの対応が、今の日本の野球で遅れていることが、城島の不振や、五輪での情けない成績につながっていることは、こんど別の記事で書く予定。また、公式サイトのライターが、ロブ・ジョンソンを「receiver レシーバー」という単語を使って呼んでいることにも注意。
"He was on with all four of his pitches," the rookie receiver said. "You need to be on top of your game to catch him. All of his pitches move quite a bit, and his breaking ball is really sharp."

3●リグルマンのロブ・ジョンソンについてのコメント
depth chartは、ひとつのポジションの選手の間の優先出場順位のことで、スポーツの記事では非常によく出てくる言葉。depthと、1単語だけで表現されることも覚えておく必要がある。順位の高い順に、スターター (starter)、バックアップ (backup)、3番手 (third-string) となるが、捕手の場合なら、正捕手、控え捕手、3番手となる。
ここでも、リグルマンが、ジョンソンのことをキャッチャーとは言わずに、receiverレシーバーと、表現している。サッカーの場合で、前線の選手を単にフォワードと言わず、プレースタイルによって、ストライカーとか、ポストとか、シャドウとか、言い分けたりするが、地元紙にしてもリグルマンにしても、打撃の弱いロブ・ジョンソンを「receiverレシーバー」と表現することの意味は、なんとなくでも、わかっておくべきだろう。
Riggleman dished out some praise for the catcher ranked at the top of the organizational depth chart on defense.
"He did what we heard he could do," the manager said. "He's a good receiver back there. He handled a tough guy like Felix and made it look easy."



長くなったが、最後にロブ・ジョンソンに、いやに好意的なシアトル・タイムズの記事。途中のカッコにくくられた部分の、城島に対する皮肉は、シアトルでの城島の立場がもうまったくゼロに等しい、針のムシロであることを示す。http://blog.seattletimes.nwsource.com/mariners/2008/09/02/september_callups_should_they.html
Johnson is another one that I'd like to see. There are still a lot of questions about Jeff Clement's defense. I think it makes a lot of sense to try him at first base or DH, considering the catching depth in the organization. Maybe Johnson could hold down the catching position for a year until Adam Moore is ready. (Yeah, I know Kenji Johjima is still around, too. I'm not smart enough to figure out an answer to that dilemma. Hey, it wasn't me that signed him to a three-year extension. A three-year extension!! Yes, folks, his new contract hasn't even started yet. Could he be the first player released before his contract extension even begins?). So, anyway, it would be nice to give Johnson some action, too. But Clement needs his at-bats.


参考
http://nhkradio-everyday.seesaa.net/ NHKラジオ/英語復習帳
このサイトは身近で使いやすく、気にいっている。



damejima at 22:03

July 24, 2008

なんとも皮肉っぽい文章だ。
いつものように仮定法過去が何度も使われ、いつものように見た目ほどは、わかりやすくない。ただ、それを頭に入れて読まないと、リグルマンとライターのうわっつらしか見えない。

例えば、最後のBut nobody enjoysから始まるセンテンスだが、けして城島に同情的に書いているわけではない。
むしろ「ヒトが苦しむ姿をみせられても、それを見てファンが楽しいと思うかい?そんなわけないだろ?」「1週間程度の好調期すらないのなら、契約延長を返上したらどうなんだ?」というキツイ本音を、わざとダブルミーニングで読めるように書いている。
もちろん、冒頭の7月の連敗についての城島の責任についても軽いものだ、なんてことはライターは露ほども思ってなどいない。そこを読みこまないと、原文を読む意味がない。

それはリグルマンのコメント部分にしても同じだ。言外に「やけに城島の不調をクレメントのせいにしたがってるヤツがいるようだけど、何を勘違いしてる?クレメントが上がってくる前から、城島は不調だったろ?これからもクレメントでいくよ」と、歯に絹をきせぬ言葉づかいに直して読めば、どういう意図で言ってるかくらい、いくら馬鹿な城島オタでもわかるだろう。

両者とも、言いたいことは同じだ。
城島の不調へのイラだち、それと、いつまで不調でいるんだ、自分のことくらい自分でなんとかしろよ、プロだろ?と苦言を呈しているのである。

Mariners squander chances
http://seattlepi.nwsource.com/baseball/371987_mari24.html
Johjima wasn't the only reason the Mariners dropped a 6-3 heartbreaker to the Red Sox in 12 innings. But he was a significant factor in their fifth consecutive loss and 12th loss in 19 July games.
(中略)
"He has struggled," Riggleman said. "If I rationalized it by saying his playing time has suffered since Clement has come up, that would be part of it. But he was struggling before Clement was called up.

"He's got a lot of pride and he's agonizing over what's happening, but the fact is he's just struggled with the bat."
Johjima, in fact, is in the deepest funk of his career. A .299 career hitter in Japan and a .289 career hitter in the U.S., Johjima is down to .203 for the season after his hitless Wednesday.

It's not making it any easier for him to come to the ballpark each day.

"Baseball is my job, so I'm here every day," he said. "But I never thought of it as fun. When I'm doing well, I enjoy doing this job."

But nobody enjoys a constant bitter struggle, which is what Johjima is locked in now. He signed a three-year contract extension back in April, but he'd probably give that back for a week in which his old offensive game reasserted itself.


城島だけが、12イニングにも及んだレッドソックスとのゲームを、6−3で落とすという痛恨の敗北の原因ではない。だが7月の19ゲームで、5回目の連敗、そして12回目の負けを喫するに至ったについては、際立った原因となっている。(中略)

「城島はずっともがき続けてきてるよ」とリグルマンは言う。 「もし私がそれを、クレメントのメジャー昇格で城島のプレー時間が影響を受けた、そういう理屈づけで説明するなら、いくらか解説になると思うかもしれない。でもね、マイナーからクレメントが呼ばれる前からすでに、彼は苦しんでたんだよ。」
「彼はプライドが高いから突然の出来事に苦しんでる。でもね実際は、彼はバッティングについて四苦八苦してるだけなんだ。」

実際、城島はキャリアで最も深い落ち込みの中にある。城島は日本での通産打率.299、そしてメジャーでの通産打率.289の打者だが、水曜のノーヒットのあと、シーズン打率は.203にまで落ちている。

いまの彼は、毎日球場に来ることで気楽な気分にはなれないだろう。

「野球は僕の仕事。だから毎日球場にいる。」と彼は言う。「野球を楽しみと考えたことはないけど、プレーが順調なら、仕事でも楽しめるんだろうけどね。」

しかしだ。城島が今とらわれているような、終わることのない苦闘を楽める者などいない。城島は4月に3年の契約延長にサインしたが、もし1週間でも、昔のような攻撃的なゲームぶりを取り戻せるなら、契約延長を返上しさえするだろう。

damejima at 21:28

July 14, 2008

セクソンが解雇された記事だが、セクソンのことは後日に回しておく。シアトル公式サイトのセクソン解雇記事で、リグルマンが6月29日に続いて今後の捕手の起用方法について触れた部分があるが、メディアでの報道ぶり、ブログでの解釈には、いろいろと問題があって、このときのリグルマンの発言がきちんと伝わっていないどころか、多少歪められてもいるので、それから触れてみる。
まずは、自分の目と解釈でじっくりと元ソースを読んでみてほしい。(以下は関係部分の抜粋)

Mariners release infielder Sexson
By Jim Street / MLB.com 07/10/2008 4:00 PM ET
http://seattle.mariners.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20080710&content_id=3107402&vkey=news_sea&fext=.jsp&c_id=sea
Although catcher Kenji Johjima recently took ground balls at first base, there are no immediate plans to put him there in a game situation.

"That is not something I see happening in the near future, Riggleman said. "We want to take a good look at [Jeff] Clement behind the plate and if Joh starts coming on with the bat and forces himself into the lineup, I guess we would have to consider him over [at first base] some."



この文章、簡単なようでいて、筆者的にはけっこうニュアンスが難しい文章だと思っている。意図的に直訳気味にした訳を載せておく。この文章には、take a good look、would、forceなど、いくつか注意すべき表現がある。

●当ブログの解釈
キャッチャー城島は最近ファーストでゴロ捕球練習をしているが、ゲームシチュエーションによって彼を一塁に回すという緊急なプランはない。(筆者注:ここまではライターであるMLB.comのジム・ストリートの意見。次からがリグルマンの意図)

リグルマン「それは僕が近い将来起こりえると考えるハプニング的な何かとは違うな。我々は今後もクレメントを捕手としてじっくりと見守っていきたいと思っている。もしも城島のバットがいい結果を出し始めて先発ラインアップに割り込んでくるようなことがあるんだったら、(城島を1塁に入れることも)少しは考えなくてはならないかもしれないけどね(それはありえない)。」

マーサマーサとポール
ビートルズの1968年のMartha My Dearという曲がある。
ポール・マッカートニーが別れた女性のことを歌ったなどと、さまざまに解釈のある曲だが、直接には「マーサ」とは、当時ポールが飼っていた犬の名である。この曲の詞にちょうど、take a good lookという表現が2度、続けて使われている。
リグルマンがWe want to take a good look at Clement.という表現をとるとき、ただ「感情抜きに観察したい」とクールな意味で言っているわけではない。だから上に挙げた訳で「見守っていく」と好意的なニュアンスを強く加えて訳した。またtake a lookとtake a good lookは基本的に意味が違う。

次に、forces himselfという表現。城島の打撃復活で先発ラインアップに復帰する可能性についてリグルマンは、(Johjima) forces himself into the lineup.つまり、城島によるスタメン強奪(割り込み)と、「主語」をリグルマン自身でなく城島にしている。これはどうみても実に微妙な表現だ。

3つ目に、wouldという単語。野球のインタビューでしばしば使われることは、このブログでも一度説明したことがあるのでおわかりと思う。仮定法過去というやつで、学校で習ったはずだ。ありえないことを一度仮定して、それからモノを言うという裏返しな論法で、便利な英語表現だ。

まとめると、リグルマンは、「すぐに城島の打撃が調子を大きく取り戻すことはあまり期待できないと考えている」「では、もし城島の打撃が戻ったとしたら?それでもクレメントを捕手からはずすことはしない」「ありえないことだが、もし城島の打撃が戻ったら、その場合はかえって城島の一塁コンバートが再度プランにのぼってくる」そういう3つのニュアンスを同時に言ってのけているのであって、打撃が戻っても城島を正捕手に戻すことなど全く念頭にないこと、クレメントの1塁コンバートはまずないことの2点は当然、このインタビューから読み取れなければならないし、さらに言うなら、すでにわかっていたことだが、リグルマンが打撃不振だけで城島を干しているのではないことも明言したに等しい。

今後の城島の進路、というか退路について、なかなか重い発言であることがわかってもらえただろうか。

●MAJOR.JPは誤報というより、流言。
さて対比する意味で、このニュースについてのメディアの報道ぶりを笑っておこう。適当な翻訳で、しかも元ソースを歪めて流すことの多いので有名なMAJOR.JPだ。

城島の一塁起用はある? セクソン放出で監督が見解
http://mlb.yahoo.co.jp/headlines/?a=14731
リグルマン監督代行は、城島の一塁起用について「近い将来に見ることはないだろう」と明言。「我々は(期待の若手であるジェフ・)クレメントがキャッチャーを務めるところを見たいし、もしジョー(城島の愛称)が復調して打撃に集中できるようになれば、そのときは起用法を考えなくてはならなくなると思う」との見解を示した。
マリナーズは、オールスターまではホセ・ビドロとミゲル・カイロの両内野手をファーストで併用する予定。傘下の3Aタコマでプレーする若手有望株のブライアン・ラヘア一塁手も新たなレギュラー候補だが、あいにく足の故障から復帰したばかりで、しばらくはマイナーでの調整が必要な状況だ。


一読しておわかりだろう。あえて説明するまでもないのだが、MAJOR.JPのライターは「起用法」とお茶を濁した表現をあえてとることで、あたかも城島の打撃が復調してきたら、捕手起用の増加もありうるとリグルマンが発言したかのように、読み手側の読み違えを誘発する書きかたを故意にしている部分がある。おまけにリグルマンがforces himself into the lineupと、実に微妙なことを言った部分はわざとカットしている。
「そのときは起用法を考えなくてはならなくなると思う」という部分は、実際には「打撃復調がもしあるなら、一塁起用も考えなくてはならなくなると思う」程度には訳さないと、自分の歪んだ意図を晒して、恥を晒すことになる。

●某翻訳ブログの文章
リグルマン監督:  「近い将来には、そういうことは考えていない。我々は、今後も捕手としてのジェフ(クレメント)をじっくりと観察していきたいと思っているので、もしジョーに当たりが戻ってきて打線に入れざるを得なくなってきた場合は、(1塁に入れることも)少し考えなくてはならないかもしれない。」

これについても、後半の城島1塁コンバートについての表現が、あいまいなままに訳してしまっていることは、MAJOR.JPの例からもうおわかりいただけることと思う。


damejima at 02:26

June 30, 2008

インターリーグが終わってからも、クレメントが城島よりマスクを多くかぶることになる、と、新監督リグルマンが公言した。当然だ。このわずか10ゲームほど見ただけでも、7連敗中のシルバに勝ちをもたらしたことや、スイープの原動力となったこと、打線のつながりを含め、城島をはずしたことがチームに大きな活気をもたらしたのは明らかだ。

リグルマンはクレメントの今後についても「3日に一度かそこら捕手としてボールを受けるためにここにいるのではない」
Clement is not here to catch every third day or something. と、catchという単語をわざわざ使って語った。つまり、きっぱりと 「今後もクレメントは捕手としての起用が中心」と明言したことになる。
この文章を読んで、リグルマンが曖昧に言っているかのように思う人がいるようだが、よほど読解力がない人としか思えない。リグルマンは語り口はソフトだが、クレメントはキャッチャーをやるためにこのチームにいる、と明言しているのがどうしてわからないのだろう。

クレメントはやがてシアトルの正捕手となるべく育てられていること、そして、城島はクレメントへのつなぎのキャッチャーとして獲得したにすぎないという経緯は、シアトルでは常識だ。もちろん、だからこそ、現地関係者、メディア、ファン、首脳陣、あらゆる人たちが、成績のあまりにも酷い城島と3年もの長期契約をかわすなどというのがまったくチーム方針に沿わない、馬鹿げた愚行だと口をそろえる理由もここにある。
そのことを、リグルマンはあらためて確認しつつ、この発言をしているのである。

ときおり日本のファンで、この程度の現地の常識もわからないまま、やれ「クレメントを一塁にコンバート」か、「トレードに出せ」、などと、まったくはきちがえた主観的願望をネットに曝け出している間抜けな城島オタがいるが、そんなことはマクラーレンも、リグルマンも、最初から微塵も考えてはいない。

城島が一塁の守備練習をやらされたからといって、それは3年目の「つなぎ捕手」城島が、捕手としても打者としても、橋渡し役としてすら力がないのを見切られただけで、自業自得というもの。野球の現場を無視したオーナーサイドが、そんな「つなぎ捕手」と3年もの長期契約を結ぶとは、現場首脳陣もさぞかしビックリしたことだろう。

それはそうだろう。
チームは城島をずっと使う予定など最初からないのに、結果も出せない「つなぎ捕手」が、野球の現場は誰も知らない密約のような3年契約をこっそり密室で獲得して、本人だけがずっとシアトルの正捕手で居座るつもりになっていたというのだから、開いた口がふさがらないのも当然だ。



クレメント 4勝2敗
18日 ●ディッキー
20日 ○ベダード
23日 ○ヘルナンデス
25日 ●バティスタ
28日 ○シルバ
29日 ○ベダード

城島 2勝3敗
21日 ●ウオッシュバーン
22日 ●シルバ
24日 ○ディッキー
27日 ○ウオッシュバーン
30日 ●ディッキー

Mariners notebook: With starters hurt, M's turn to bullpen
http://seattlepi.nwsource.com/baseball/368894_mbok30.html
SHARING A PLATE:
"(Clement is) probably going to get more time behind the plate in the immediate future than Joh does," Riggleman said. "When we get back in the American League, hopefully we can keep them both getting their at-bats. Clement is not here to catch every third day or something. He's going to get some significant time to see what we have there."

damejima at 19:53

June 24, 2008

ブレーブス戦でクレメントが今シーズン第1号をスタンドに放り込んだ。この日はツーベースも放って、湿った打線で1人気を吐いたといっていい。
もともと、クレメントは5月にメジャーに上がった試合で長打を放ちながら、謎の3A落ちをさせられていることは、すでにこのブログで触れた。この件については、詳しい経緯を「時系列にそって城島問題を読む」という項目で、時系列をよくおっかけてみてほしい。
(あとで、この項目は書き足す予定)

元記事
Mariners Notebook: Johjima makes room
Playing time likely will dwindle
with Clement back up
http://seattlepi.nwsource.com/baseball/368009_mbok23.html
On Sunday morning, it happened to Mariners catcher Kenji Johjima. He and his interpreter, Antony Suzuki, were the special guests of interim manager Jim Riggleman, who wanted to explain why Johjima could expect to see fewer at-bats in the coming days.

make roomは、通り道や場所をあける, 席や道を譲るという意味だ。だからこの記事のタイトルは「城島、席をあける」というのが直訳になり、城島が完全に干されるというニュアンスはなく、席を譲ってシェアする、つまり、同居する、という意味でライターは書いている。
ただ、もちろん make room for a younger generation という例文が、後進に道を譲るという意味になることや、記事全体のトーンを考慮するなら「城島、場所をあけわたす」とでも訳すのが妥当だろう。以下に日本でのマトモな報道例をあげておく。

城島一塁、若手捕手と併用プラン
…新監督が直接会談し通達

http://hochi.yomiuri.co.jp/mlb/news/20080624-OHT1T00054.htm
(略)ブレーブス戦の試合前、リグルマン監督が城島に、今後はジェフ・クレメント捕手(24)との併用を伝えた。(中略)ブ軍戦の試合前、監督室に呼ばれ、30分間の会談を持った。「私がケンジを自室に呼んだ。彼も話し合いを持ちたがっていた」と指揮官。(中略)城島を捕手だけでなく一塁手やDHとして起用する考えを明らかにした。(略)

(捏造記事)
このアメリカの記事を流用して、まったく違うニュアンスの記事にしたメディアがある。元記事の内容を使い、日本の新聞社のライターがまるで違うニュアンスに強引に書き換え、それを、あたかも元記事がそうであるかのように、記事として掲載しているのだ。以下にリンクをあげておくが、こうした捏造は全くフェアではない。

この記事の15%ほどは元記事ではない。
タイトルにしてからが、事実とは違う。城島のほうが談判にでかけたのではなく、通訳ともどもリグルマンに呼び出されたのである。元記事と比べて読んでもらいたい。まったくニュアンスが違う。
記事に、オリジナルソースのメディア名とライター名をいれてあることも、かえって悪質だ。


スポーツとはいえ、ジャーナリズムは存在する。まして、ソースのメディア名のみならず、ライターの名前を出している以上、勝手なニュアンスをつけくわえて、記事の方向性をねじまげるようなことはすべきではないし、もしそうまでして自分の意見をどうしても書き足したいと、つまらない欲求を抑えられないのなら、カッコで元記事の部分をくくるなりして、自分の勝手な意見と元のソースの部分を明確に分離しないとあまりに低レベルな捏造はすぐにバレる。

インターネットの時代でなければ、我々はオリジナル記事の存在を目にすることはないわけで、こうした部分はネット時代のメリットだと思う。逆にいえば、アメリカの記事を流用することくらいしか芸のないダメ記者は、ネット時代を舐めてもらっては困る。誰もがオリジナル記事を検証して、自分なりの意見をもつ、そういう時代には、スポーツ紙の記者の程度の低い煽りなど必要ない。

俺を試合に出してくれぇ〜 スタメン激減の城島が直談判
http://www.tokyo-np.co.jp/tochu/article/mlb/news/CK2008062402000152.htmlリンク切れ
【アトランタ=ジョン・ヒッキー】
出場機会が激減しているマリナーズの城島健司捕手(32)は22日、ブレーブス戦前にリグルマン新監督と起用方針について約30分話し合った。
指揮官は「君を尊重している」と言いつつも、交流戦期間は大型新人ジェフ・クレメント捕手(24)を優先して使うとし、攻守で不振の城島は「ゲームで使われるような選手でいないといけないということ」と、奮起をあらためて誓った。
城島はこの日もスタメンに名前はなく、ここ30試合で10度目の先発落ち。3日前に就任したばかりのリグルマン新監督は、会談の内容を「すべて起用法に関すること」と説明。城島には「試合に出たいという熱意は買うが、交流戦が終わればプレータイムも増えるから、羽を伸ばしていてくれ」と告げたという。
城島は現在、不本意な一塁の守備練習もさせられている。このまま攻守で不振が続けば、交流戦後も捕手失格の烙印を押される可能性だってある。
「これからも普段通りやる。それ以上はできないから」。日本ナンバーワン捕手のプライドにかけ、城島は試練を実力で突破するしかない。
(シアトルポスト・インテリジェンサー紙記者)


damejima at 08:58

June 21, 2008

あと30分ほどで試合が始まる。ブレーブス戦の先発投手はベダードで、今年のこれまでの方針なら捕手はクレメントであった。そして、イチローはライト。そしてセクソンの姿がある。

http://blog.livedoor.jp/damejima/archives/348379.html
マクラーレンのアイデアでいうと、

\喫畆蠅鮠訶腓らクレメントへ
▲戰澄璽匹寮貘以畆蠕は解消する
イチローをセンターからライトへ戻す
ぁ淵札ソンなど、いらない選手の解雇)

このうち、´↓が実行されていることになる。

さぁ。これで、どうなることか。
まだまだ波乱の毎日が続くことは間違いなくなった。
チームの現場への余計な介入の度合いが測られる注目のローテーションが始まった。

damejima at 08:04
マクラーレン解任の翌日、地元メディアのシアトル番ライターたちの記事が出揃ったが、その基本的なトーンは、当然のことながら、このブログと同じ方向のものだ。記事は一斉に、マクラーレン解任の不自然さを書きたてている。基本的なトーンは、こうだ。
●チーム低迷の責任はマクラーレンにもある。
 だが彼が問題のメインではない
●なぜ不要な選手に責任をとらせないのか?
●マクラーレンは選手整理に手をつけようとして、解雇された

マクラーレンが着手しようとしたのは、選手への責任追及と、整理である。そのマクラーレンが突然解任され、セクソンが次の遠征地へ出発したことなどから、選手の解雇などが突如ストップされそうな、チームのあまりにも不自然な動きに対して、地元メディアは痛烈な批判と牽制を行っているのである。
彼らは、マクラーレンを擁護しようとなど考えているわけではないが、不要な選手を処分しようとしたタイミングでのマクラーレン解任が、チーム低迷の責任をとらされたバベジ解任とは、全く意味が違うことを、よくわかっているのである。
seattlepiなどは、ハッキリと、選手をカットしようとしてマクラーレンは首になったと書いている。

そんなことはニュースをごく普通に追いかけているだけで理解できるわけだが、日本国内の某掲示板の間抜けな城島オタは、外部からの圧力で城島の正捕手としての首がつながったことを喜び、また認識のゆるいシアトルファンなどは、マクラーレンは解雇されて当然だ、程度の単細胞な認識しかもっていない。哀れなものだ。

●seattlepi.com
Mariner players haven't started to pay the price - yet
http://blog.seattlepi.nwsource.com/baseball/archives/141602.asp
The one thing a Lou Piniella type would have done was to have pushed his general manager to cut some of the players loose a while ago. McLaren was loyal, doggedly so, and it cost him his job.
ルー・ピネラのようなタイプ(の監督)がいたら実行したであろうことのひとつは、もう少し前の段階で何人かの選手を放出するよう、GMにプッシュすることだ。忠実で頑固なマクラーレンはそうしようとし、そのことで職を犠牲にした。

●News Tribune
Will changing managers make a difference?
http://blogs.thenewstribune.com/mariners/2008/06/19/will_changing_managers_make_a_difference
But instead the Mariners chose to fire John McLaren today, and Sexson and his slugging percentage of .360 and .220 batting average got on the plane for Atlanta. (中略)
Was McLaren the greatest tactical manager in baseball? No.
Did he have the most managerial cache? No
But was he the sole problem for the Mariners issue? No.

マリナーズは、(セクソン解雇の)かわりに今日ジョン・マクラーレンを解雇し、そしてセクソンと.360の長打率、.220の打率をのせ、飛行機はアトランタへ飛んでいってしまった。(中略)
マクラーレンは野球で偉大な戦術家監督だったか? いや。
彼は蓄えの多い監督だったか? ノー。
だが、マリナーズ問題の、唯一の問題だったか? そんなことはない。

damejima at 03:59

June 19, 2008

監督マクラーレンは、再びメジャーに昇格させたクレメントを、こんどはDHとしてではなく、主に捕手としてプレーさせると明言した。「5日間のうち3日ぐらいか?」、つまり先発ローテーション投手のうち3人くらいか?と尋ねる記者に対する答えは、こうだ。

「それぐらいか、もっと。」

ようやくマリナーズは城島を正捕手からはずす決断をした。これからは城島は控え捕手とDHでの起用となる。実際、この記事を書いている現在行われている日本時間6月19日のフロリダマーリンズ戦の先発捕手はクレメントで、城島はDHとしても先発出場していない。

Bedard and Burke,
no longer "Together Forever"

Posted by Ryan Divish
http://blogs.thenewstribune.com/mariners/2008/06/17/bedard_and_burke_no_longer_together_fore

With the call-up last night of Jeff Clement, McLaren made it clear today in his pregame meeting that Clement is up, and will play and will do that catching, not DHing.

"Last time we tried him as DH and it was awfully difficult situation for a young kid, so we're going to catch him quite a bit," McLaren said.

Exactly how much is quite a bit?

"We're going to catch him a lot," McLaren said.

So a lot could be three out of five days?

"That and more," McLaren said.

Hmmmmm.

And so what is going to happen with the regular starting catcher Kenji Johjima? Well, he was seen taking ground balls at first yesterday. Johjima said he was extremely uncomfortable at the position, though he played it a few games in Japan when he had a sore shoulder.

"We're going to DH him and catch him some," McLaren said.


damejima at 11:37

June 17, 2008

ほんとうにあらゆることが遅すぎるくらいだ。

GMの解雇が発表されたこの週明け、城島は試合前ファーストミットを持たされ、ノックを受けた。このときの様子は下記リンクが最も詳しいようなので、ニュアンスを掴んでおくといいと思う。

GMバベジ解雇は、低迷の責任のある人間には責任をとらせるという、球団の遅すぎる意志表明であって、この日に捕手の城島が1塁コンバートを匂わせるノックを言い渡されたことは、1塁手セクソン解雇への伏線というだけでなく、球団が「捕手としての城島」に「失格」の烙印を押し、バベジ同様に球団低迷の重い責任があると判断している、という意味になる。

下記の記事で城島は「僕はキャッチャーですから、ファーストをするためにアメリカに来たわけでない」などと言っているが、この選手、どれほど甘えた馬鹿なのだろうか。

日本人メジャーリーガーのパイオニアとして、あれほどの実績を残した野茂ですら、使えないとなれば何度もクビになっている。それでも彼はあらゆるチャンスにトライすることでメジャー復帰を何度も果たした。

メジャーに来てからの城島の攻守走、あらゆるデータからして、捕手としての城島など、とっくに解雇されていて当然だ。こんな捕手に3年契約などを結んだのは、セクソンのような役立たずの選手に大金を使いロスターで使い続けるという、近年のシアトルマリナーズが犯してきたダメな球団運営の一環だ。

「野球を見る目のない」球団運営システムが、無意味な選手契約をむやみと結び続け、使えもしない選手を起用し続けてきた。城島を解雇するどころか、3年24Mもの契約を結んでしまったことを、球団は前GMの失政の一部として、ようやく後悔しているのである。

城島は来シーズンからの3年、恥ずかしげもなくシアトルに居座り続けるつもりなら、この数試合を見てもわかるとおり、正捕手の座などもう確約などされないで冷遇されるのは当然と受け止めるのが当たり前で、クビでなくコンバートなら有り難いくらいでって、さらに、ことあるごとにファンからブーイングを受けるくらいは当然と思っていなければならない。

それがイヤなら、さっさと荷物をまとめて日本に帰ってもらいたい。

それくらいの冷遇、当然だ。メジャーに来てからの城島の成績の全てが最悪。ロスターとして1塁守備を必死で練習するなりの姿勢をみせても、城島へのブーイングはもう永遠に消えることはなく、いつでも用意されている。

http://mlb.yahoo.co.jp/japanese/headlines/?id=1861840&a=13952
「やれって言われました」
「れ」のところが、巻き舌。そして、こう続けている。
「(交流戦の)遠征に行って、ダブルスイッチの可能性があるから、ファーストをできるかと言われたので、即答で『できません』と言いましたけど、『やれ』と言われました。じゃあ、聞かなきゃいいじゃないですかね。それでも、『やれ』と言われました」
 明らかに不服そう。そして、「僕はキャッチャーですから、ファーストをするためにアメリカに来たわけでない」と口を尖らせた。
「嫌ですよ。反対から野球を見なきゃいけないんですよ。イチローさんがセンターからライトに行くのとは、訳が違う」
 ただまあ、実際に彼が一塁で起用されるとしたら、よほどの事情だろう。しかし、この日の試合後、ウラジーミル・バレンティンがマイナーに降格し、ジェフ・クレメントの昇格が同時に発表された。

damejima at 21:52

May 24, 2008

シアトルタイムズのブログから。
この記事で読むべきことは、中身よりもタイトルだろう。

Johjima out again.城島、再び干される。

そう。城島は「このシーズンですでに一度スタメンから干されかかって、こんどが2度目」なのである。一度目のときには、唐突にどこからか「圧力」がかかって元の自分の位置に復帰できたが、2度目のこんどはそうはならない。ベダードはバークを選んだ。
一度目干されかかったときには、日本のメディアでも掲示板でも、打てない、守れない、走れないこのダメ捕手が当然のようにスタメンから干されようとしていることはマトモに扱われなかった。むしろ、3年24Mの契約延長が、これも唐突に発表され、あたかも城島のメジャーでの選手生活が安泰なものであるかのようなニュースが、アメリカでも、日本でも流され、現実をみていないファンはそれを盲目的に信じた。
だが、実際の野球の現場では、城島のあまりにも単調なプレーぶりが批判の的になりつつあり、またチームの内部崩壊が進んでいた。その対策のひとつとして、チームの現場サイドは城島をスタメンからはずそうとしたが、野球の現場でプレーしている人間ではない場所からの圧力からか、一度目はそれが故意に阻止され、2度目になってようやく成功したことを、この記事のタイトルは示している。

Johjima out again
http://blog.seattletimes.nwsource.com/mariners/2008/05/johjima_out_again.html
May 21, 2008 2:40 PM
Posted by Geoff Baker

Mariners manager John McLaren had a choice on when to use Kenji Johjima and when to go with Jamie Burke, since there was a day game after a night game tomorrow. He opted to use Burke tonight with Jarrod Washburn on the mound. Coincidence? I decided to find out. And McLaren was blatantly honest. He wants to match the pitching and catching batteries that work together when he can.

That means, he volunteered later in the conversation, that Burke will be catching Erik Bedard for the forseeable future. As McLaren pointed out, it's been done before with Greg Maddux in Atlanta and Mike Mussina in New York. Neither was caught by their team's No. 1 catcher very often. But Washburn is not Maddux, nor is he Mussina. McLaren would not commit to making Burke the full-time Washburn receiver going forward. He only said he'd do such matching up when the situation presents itself.

"If we can do it, we'll try to do it,'' he says, here on this audio clip of my questions and his answers. "I'm not going to switch everything around. Just when there's an opportunity, when certain pitchers are pitching, if we can do it we can do it.''

All I'll say is, it's a very interesting situation for a team that just gave Johjima a three-year extension and has it's former No. 1 draft pick catching in Class AAA instead of up in the big leagues.

"You've got to look at it two ways,'' McLaren said. "If a guy is having success with one guy, you've definitely got to really weigh that heavily. That doesn't lie. We've got kind of that situation with Burke and Bedard. It's been a good combination and so we're going to stick with it for a while.''

I'll give McLaren credit. He didn't try to dance around what he was doing. He was accountable. And that's not always a common thing with this team.

And for Nat, in the comments section, I hope this adequately addresses what you asked about when you posted a link earlier today. I'm only trying to tell you what's going on in that clubhouse, the way I see it, as best I can. I don't think any of you would expect or accept anything less. It's not always fun writing this stuff, but when it's out there, it has to be told.


damejima at 07:17
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