November 19, 2009
ヘルナンデスが故国ヴェネズエラでルイス・アパリシオ賞という賞の6人目の受賞者となった。過去の受賞者は以下の通り。この賞、よく知らないのだが、錚々たるプレーヤーたちが受賞している。
サンタナがサイ・ヤング賞を獲得した年に2度受賞していることからして、今回のヘルナンデスが「サイ・ヤング賞」クラスの扱いを故国で受けたことになる。
2004年 ホアン・サンタナ(サイ・ヤング賞)
2005年 ミゲル・カブレラ
2006年 ホアン・サンタナ(サイ・ヤング賞)
2007年 マグリオ・オルドニエス(首位打者)
2008年 フランシスコ・ロドリゲス(最多セーブ)
2009年 フェリックス・ヘルナンデス(最多勝、最高勝率)
Luis Aparicio Award - Wikipedia, the free encyclopedia
ルイス・アパリシオは、南米最初の殿堂入りプレーヤーで、ヴェネズエラの英雄的プレーヤー。元ホワイトソックスのショート・ストップで、背番号11は永久欠番。
1959年にデビューして新人王と盗塁王になり、この年から9年続けて盗塁王。オールスター10回選出。ゴールドグラブ9回。
Luis Aparicio - Wikipedia, the free encyclopedia
ルイス・アパリシオ - Wikipedia
Baseball Referenceによれば、歴代のプレーヤーのうち、最もルイス "Little Louie" アパリシオに似ているプレーヤーは、かつて89年から93年にシアトルに在籍したオマー "Little O" ビスケール。
Luis Aparicio Statistics and History - Baseball-Reference.com
ビスケールは、ルイス・アパリシオの9回をしのぐ11回のゴールドグラバー。メジャー全体でもオジー・スミスの13回に次ぐ回数を誇る。通算守備率は歴代1位(1000試合以上)の.984、通算併殺数(ショート)でも歴代1位の1698(2008年終了時点。更新中)だそうだ。
打撃面でも、打率でアパリシオが通産打率.262なのに対して、ビスケールが.273と、やや上回っている。ビスケールは2009年6月25日に2678本目の安打を放ち、アパリシオのもっていたヴェネズエラ人最多安打記録の2677本を更新した。
このことからも、アパリシオとビスケールの比較において、こと打撃面だけに関していえば、ビスケールのほうがほんの少し上回っていることがわかる。
オマー・ビスケル - Wikipedia
走れて守備のいいアパリシオ、鉄壁の守備に加えてバッティングでやや上回るビスケール、どちらがヴェネズエラ最高のショートか。
スタッツだけでは非常に迷う部分があるわけだが、野茂さんが、両リーグでノーヒッターになったという記録以上に、日本人のMLB進出のパイオニアとしての尊敬を集め続けているように、ビスケールのヒット数がアパリシオを越えた今でも、やはり、南米プレーヤーとして最初のホール・オブ・フェイマーとなったアパリシオの功績に大しては大きな敬意が払われるだろう。
イチローは2009シーズン終了時でいうと、9回連続オールスター、9年連続ゴールドグラブ、9年連続200本安打で、通産打率.333なのだが、こうして数字をみてみると、ものすごく打てるアパリシオ(新人王、盗塁王9回、GG9回、オールスター10回 通産打率.262)、ものすごく打てるビスケール(GG11回、オールスター3回 通産打率.273)のようなものだ。あらためて、「凄い」、と、思う。
2010シーズンにイチローが10年連続ゴールドグラブとなれば、殿堂入りプレーヤーのルイス・アパリシオの9回を抜き、10年連続オールスター選出となれば、ルイス・アパリシオと肩を並べる。
しかし、それも通過点に過ぎない。めざすは13年連続ゴールドグラブのオジー・スミスだし、バッティングではこの2人をイチローがはるかに上回っている。
Ichiro Suzuki Statistics and History - Baseball-Reference.com
サンタナがサイ・ヤング賞を獲得した年に2度受賞していることからして、今回のヘルナンデスが「サイ・ヤング賞」クラスの扱いを故国で受けたことになる。
2004年 ホアン・サンタナ(サイ・ヤング賞)
2005年 ミゲル・カブレラ
2006年 ホアン・サンタナ(サイ・ヤング賞)
2007年 マグリオ・オルドニエス(首位打者)
2008年 フランシスコ・ロドリゲス(最多セーブ)
2009年 フェリックス・ヘルナンデス(最多勝、最高勝率)
Luis Aparicio Award - Wikipedia, the free encyclopedia
ルイス・アパリシオは、南米最初の殿堂入りプレーヤーで、ヴェネズエラの英雄的プレーヤー。元ホワイトソックスのショート・ストップで、背番号11は永久欠番。
1959年にデビューして新人王と盗塁王になり、この年から9年続けて盗塁王。オールスター10回選出。ゴールドグラブ9回。
Luis Aparicio - Wikipedia, the free encyclopedia
ルイス・アパリシオ - Wikipedia
Baseball Referenceによれば、歴代のプレーヤーのうち、最もルイス "Little Louie" アパリシオに似ているプレーヤーは、かつて89年から93年にシアトルに在籍したオマー "Little O" ビスケール。
Luis Aparicio Statistics and History - Baseball-Reference.com
ビスケールは、ルイス・アパリシオの9回をしのぐ11回のゴールドグラバー。メジャー全体でもオジー・スミスの13回に次ぐ回数を誇る。通算守備率は歴代1位(1000試合以上)の.984、通算併殺数(ショート)でも歴代1位の1698(2008年終了時点。更新中)だそうだ。
打撃面でも、打率でアパリシオが通産打率.262なのに対して、ビスケールが.273と、やや上回っている。ビスケールは2009年6月25日に2678本目の安打を放ち、アパリシオのもっていたヴェネズエラ人最多安打記録の2677本を更新した。
このことからも、アパリシオとビスケールの比較において、こと打撃面だけに関していえば、ビスケールのほうがほんの少し上回っていることがわかる。
オマー・ビスケル - Wikipedia
走れて守備のいいアパリシオ、鉄壁の守備に加えてバッティングでやや上回るビスケール、どちらがヴェネズエラ最高のショートか。
スタッツだけでは非常に迷う部分があるわけだが、野茂さんが、両リーグでノーヒッターになったという記録以上に、日本人のMLB進出のパイオニアとしての尊敬を集め続けているように、ビスケールのヒット数がアパリシオを越えた今でも、やはり、南米プレーヤーとして最初のホール・オブ・フェイマーとなったアパリシオの功績に大しては大きな敬意が払われるだろう。
イチローは2009シーズン終了時でいうと、9回連続オールスター、9年連続ゴールドグラブ、9年連続200本安打で、通産打率.333なのだが、こうして数字をみてみると、ものすごく打てるアパリシオ(新人王、盗塁王9回、GG9回、オールスター10回 通産打率.262)、ものすごく打てるビスケール(GG11回、オールスター3回 通産打率.273)のようなものだ。あらためて、「凄い」、と、思う。
2010シーズンにイチローが10年連続ゴールドグラブとなれば、殿堂入りプレーヤーのルイス・アパリシオの9回を抜き、10年連続オールスター選出となれば、ルイス・アパリシオと肩を並べる。
しかし、それも通過点に過ぎない。めざすは13年連続ゴールドグラブのオジー・スミスだし、バッティングではこの2人をイチローがはるかに上回っている。
Ichiro Suzuki Statistics and History - Baseball-Reference.com