May 18, 2011

シアトルの地元紙The News TribuneのRyanDivishツイッターによると、大学時代のジェイソン・バルガスはDHもやっていたらしく、かなりバッターとしても才能があったらしい。
https://twitter.com/RyanDivish

大学時代のジェイソン・バルガスについては一度記事にした。
ジェイソン・バルガスは、トロイ・トゥロウィツキージェレッド・ウィーバー、現横浜のターメル・スレッジは同時期にこのLong Beach State(カリフォルニア州立大学ロングビーチ校)でプレーした。
ダメ捕手、城島健司。The Johjima Problem.:2011年4月16日、トロイ・トゥロウィツキー、ジェイソン・バルガス、ジェレッド・ウィーバー、ターメル・スレッジの母校、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の「ダートバッグ野球」。アメリカのカレッジベースボールとMLBの深い繋がり。

スポーツのさかんなLong Beach Stateのウェブサイトには、在学生で後にプロとして活躍しているような選手たちのリストがあるが、気がつかなかったが、ジェイソン・バルガスの名前の横には、たしかに「Designated Hitter/Pitcher」とある。
最初、アメリカのカレッジ・ベースボールの名門LSU、ルイジアナ州立大学で野球をやっていたバルガスが、Long Beach Stateに在籍したのは1年間だけだが、その1年間だけで、打率.354の高打率、二塁打14本、ホームラン5本をマークしている。
1年間の数字とはいえ、野球の非常にさかんなカリフォルニア州での成績だから、なかなかたいしたバッティングセンスだ。

Jason Vargas, Designated Hitter/Pitcher, 2004
One of just a handful of solid two-way players for the Dirtbags, he spent just one year at The Beach, teamming with Jered Weaver and Cesar Ramos to go a combined 27-5 during the Super Regional run in 2004. He also led the team in hitting batting .354. He spent just a year and a half in the minors before getting called up from Double-A in 2005.
Long Beach State Official Athletic Site Traditions

MLBのプレーヤーになってからのバルガスのバッティングスタッツもいちおう見ておくと、これもなかなかのものだ。特にナ・リーグ時代の打率は、なんと.295。打撃不振に悩むシアトルの打者たちには、耳の痛い話だろう(笑)
投手は交流戦以外ではバッターボックスに立たないア・リーグに移籍してからは、コンスタントにバッティングをしなくなったせいか、バルガスの打撃成績もたいしかことはなくなったが、ちょっと期待しながらゲームを見てみるのも面白い。

2005年 FLA 26打数8安打 二塁打2本2打点 打率.308
2006年 FLA 16打数5安打 二塁打1本1打点 打率.311
2007年 NYM 2打数0安打
2009年 SEA 4打数1安打 打率.250
2010年 SEA 6打数0安打
通算 54打数14安打 二塁打3本 3打点 打率.259
ナ・リーグのみ 44打数13安打 二塁打3本 打率.295 OBP.326 SLG.364 OPS.690
Jason Vargas Batting Statistics and History - Baseball-Reference.com











Play Clean
日付表記はすべて
アメリカ現地時間です

Twitterボタン

アドレス短縮 http://bit.ly/
2020TOKYO
think different
 
  • 2014年10月31日、PARADE !
  • 2013年11月28日、『父親とベースボール』 (9)1920年代における古参の白人移民と新参の白人移民との間の軋轢 ヘンリー・フォード所有のThe Dearborn Independent紙によるレッドソックスオーナーHarry Frazeeへの攻撃の新解釈
  • 2013年11月8日、『父親とベースボール』 (8)20世紀初頭にアメリカ社会とMLBが経験した「最初の大衆化」を主導した「外野席の白人移民」の影響力 (付録:ユダヤ系移民史)
  • 2013年11月8日、『父親とベースボール』 (8)20世紀初頭にアメリカ社会とMLBが経験した「最初の大衆化」を主導した「外野席の白人移民」の影響力 (付録:ユダヤ系移民史)
  • 2013年11月8日、『父親とベースボール』 (8)20世紀初頭にアメリカ社会とMLBが経験した「最初の大衆化」を主導した「外野席の白人移民」の影響力 (付録:ユダヤ系移民史)
  • 2013年6月1日、あまりにも不活性で地味な旧ヤンキースタジアム跡地利用。「スタジアム周辺の駐車場の採算悪化」は、駐車場の供給過剰と料金の高さの問題であり、観客動員の問題ではない。
  • 2012年7月3日、『父親とベースボール』 (2)南北戦争100年後のアフリカ系アメリカ人の「南部回帰」と「父親不在」、そしてベースボールとの距離感。
  • 2012年7月3日、『父親とベースボール』 (2)南北戦争100年後のアフリカ系アメリカ人の「南部回帰」と「父親不在」、そしてベースボールとの距離感。
  • 2012年6月29日、『父親とベースボール』 (1)星一徹とケン・バーンズに学ぶ 『ベースボールにおける父親の重み』。
Categories
ブログ内検索 by Google
ブログ内検索 by livedoor
記事検索
Thank you for visiting
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

free counters

by Month