August 26, 2009
2008年7月 .130
2009年8月 .162(8月24日まで)
2008年4月 .182 →優勝争いから5月にして脱落
2007年7月 .191 →ワイルドカード争いから脱落
2008年8月 .200 →シーズン100敗
今年も城島を処分しないシアトルは、ポストシーズン争いからの脱落がほぼ決まったが、その後の消化試合恒例の、コネ捕手城島のバッティング面の帳尻あわせが始まった。
年々、このダメ選手の「特別扱い」はすすむばかりだが、今年はまた度を越している。
城島の.260や.270そこら程度のシーズン打率やホームランなど、こういう毎年のようにやっている「チームがプレーオフ争いから脱落してからの帳尻あわせ」、つまり、「厳しいペナント争いとは無縁になったチームで、チームが優勝争いから脱落した責任を問われるどころか、むしろ出場機会を増やしてもらって、バットをむやみに振り回しても責任が薄い8月・9月に、何も言われないのをいいことに、みかけだけ帳尻あわせした結果」に過ぎない。
だが、2008年と2009年に限っては、それらに加えて「正捕手から脱落したはずのダメ捕手を、ポストシーズンから脱落したあたりでチーム側がそろそろと、いつのまにか城島を正捕手に戻して打席を増やしてやる」という念の入りまくりな荒業が加わった。
無理にでも城島にゲーム数をこなさせ、その「無駄ゲームの中で帳尻バッティングさせる」という反吐の出そうな「ポストシーズンが無理だとわかった後の城島帳尻月間づくり」が、シアトル恒例行事、年中行事というわけだ。
おまけに、この「城島消化ゲーム帳尻打撃セール」、今年は、城島のみならず、グリフィー、スウィニー、ブラニヤンなどの振り回す系の打者全体も加わってやりだしている。
このところのシアトルの得点の大半が散発のホームランである理由がわからない馬鹿が、ファンにも、さらにはBS解説者にすらいるようだが、どこまでお人良しの馬鹿なんだ。そのくらいのこと、ここまで八百長まがいの御贔屓選手起用を続けてくれば、誰にだってわかりそうなものだ。
ただでさえ低いシアトルの得点力がこんなことをやっていて、上がるわけがない。ロブ・ジョンソンの先発ゲームでも、いくら失点を3点程度に抑えても、味方のエラーや得点不足で負けるケースが頻発している。
この「帳尻月間」「御贔屓選手起用」の余波で、2008年のクレメントは場所を失ったが、またしても、今年もロブ・ジョンソンが場所を失おうとしているらしい。
2シーズン続けて、よくこんなフェアでないことができるものだ。
呆れ果てて反吐が出る。
Kenji Johjima Stats, News, Photos - Seattle Mariners - ESPN
以前に何度か書いたことがあるが、メジャー挑戦する意味の全くなかった城島がスタッツ的にたったひとつBaseball Referenceに残した記録というと、「三振率」くらいなものだ。つまり、メジャーでも「あまり三振しないバッター」ということだ。
勘違いしてはいけないのだが、「三振しないバッター」だから、凄いわけでもなんでもない。ただ「むやみと、無駄にバットにボールを当てるのでて、凡退したり、併殺しやすいバッター」というだけだ。
その「なんでもかんでもバットに当てるだけのダメ打者」に、この8月にちょっとした異変が起こった。ゲームログを見てもらえばわかるとおり、この8月、コネ捕手は毎試合のように三振しているのである。
原因は簡単。
コネ捕手、ロブ・ジョンソンに抜かれた長打率を粉飾したくてしょうがないのだ。
ロブ・ジョンソンの打撃に関する記事で書いたが、城島のバッティングは打率がいくら.260とか見かけあっても、あれはただの「みせかけ」である。IsoPやSecAなどを見てもらえばわかるとおり、ペラペラで、ほとんど中身がない。たまたまひっかけたショートゴロが三遊間を抜ける程度のシングルが積み重なっただけの、見掛け倒しもいいところだ。
ロブ・ジョンソンが一時いい場面で二塁打を連発していた関係で、ロブ・ジョンソンにバッティングの「中身」では追い越されていた。
いまチームに出場機会を無理矢理増やしてもらってまで城島が必死にやっているのは、この「シングルヒットしか打てない薄っぺらなバッティングスタッツに、なんとか無理矢理『長打』を帳尻あわせして、見栄えを整えること」だ。
なんという「みかけだおし」。失笑するしかない。
しかし、その結果、どうなったかといえば、無理矢理長打狙いでバットを振り回した結果、三振も急増、やがて、まったくバットにボールが当たらなくなり、ボールが見えなくなるほどフォームを崩して、月間打率.162のていたらく。いまや、ストレートには振り遅れ、大きな変化球は空振りする。
この8月、ホームランを3本打ったことで城島の打撃が好調だと思っている馬鹿なテレビ解説者がいるかもしれないが、そんなヨタ話は信じてはいけない。
月間打率の.162は、過去の記録の中で2番目に酷い月間打率。
こんな成績で8Mもらうものだ。クラブハウスで「日本人に対するやっかみ」の原因を作らないわけがない。原因はもちろんこのコネ捕手の「特別扱い」だ。
2009年8月 .162(8月24日まで)
2008年4月 .182 →優勝争いから5月にして脱落
2007年7月 .191 →ワイルドカード争いから脱落
2008年8月 .200 →シーズン100敗
今年も城島を処分しないシアトルは、ポストシーズン争いからの脱落がほぼ決まったが、その後の消化試合恒例の、コネ捕手城島のバッティング面の帳尻あわせが始まった。
年々、このダメ選手の「特別扱い」はすすむばかりだが、今年はまた度を越している。
城島の.260や.270そこら程度のシーズン打率やホームランなど、こういう毎年のようにやっている「チームがプレーオフ争いから脱落してからの帳尻あわせ」、つまり、「厳しいペナント争いとは無縁になったチームで、チームが優勝争いから脱落した責任を問われるどころか、むしろ出場機会を増やしてもらって、バットをむやみに振り回しても責任が薄い8月・9月に、何も言われないのをいいことに、みかけだけ帳尻あわせした結果」に過ぎない。
だが、2008年と2009年に限っては、それらに加えて「正捕手から脱落したはずのダメ捕手を、ポストシーズンから脱落したあたりでチーム側がそろそろと、いつのまにか城島を正捕手に戻して打席を増やしてやる」という念の入りまくりな荒業が加わった。
無理にでも城島にゲーム数をこなさせ、その「無駄ゲームの中で帳尻バッティングさせる」という反吐の出そうな「ポストシーズンが無理だとわかった後の城島帳尻月間づくり」が、シアトル恒例行事、年中行事というわけだ。
おまけに、この「城島消化ゲーム帳尻打撃セール」、今年は、城島のみならず、グリフィー、スウィニー、ブラニヤンなどの振り回す系の打者全体も加わってやりだしている。
このところのシアトルの得点の大半が散発のホームランである理由がわからない馬鹿が、ファンにも、さらにはBS解説者にすらいるようだが、どこまでお人良しの馬鹿なんだ。そのくらいのこと、ここまで八百長まがいの御贔屓選手起用を続けてくれば、誰にだってわかりそうなものだ。
ただでさえ低いシアトルの得点力がこんなことをやっていて、上がるわけがない。ロブ・ジョンソンの先発ゲームでも、いくら失点を3点程度に抑えても、味方のエラーや得点不足で負けるケースが頻発している。
この「帳尻月間」「御贔屓選手起用」の余波で、2008年のクレメントは場所を失ったが、またしても、今年もロブ・ジョンソンが場所を失おうとしているらしい。
2シーズン続けて、よくこんなフェアでないことができるものだ。
呆れ果てて反吐が出る。
Kenji Johjima Stats, News, Photos - Seattle Mariners - ESPN
以前に何度か書いたことがあるが、メジャー挑戦する意味の全くなかった城島がスタッツ的にたったひとつBaseball Referenceに残した記録というと、「三振率」くらいなものだ。つまり、メジャーでも「あまり三振しないバッター」ということだ。
勘違いしてはいけないのだが、「三振しないバッター」だから、凄いわけでもなんでもない。ただ「むやみと、無駄にバットにボールを当てるのでて、凡退したり、併殺しやすいバッター」というだけだ。
その「なんでもかんでもバットに当てるだけのダメ打者」に、この8月にちょっとした異変が起こった。ゲームログを見てもらえばわかるとおり、この8月、コネ捕手は毎試合のように三振しているのである。
原因は簡単。
コネ捕手、ロブ・ジョンソンに抜かれた長打率を粉飾したくてしょうがないのだ。
ロブ・ジョンソンの打撃に関する記事で書いたが、城島のバッティングは打率がいくら.260とか見かけあっても、あれはただの「みせかけ」である。IsoPやSecAなどを見てもらえばわかるとおり、ペラペラで、ほとんど中身がない。たまたまひっかけたショートゴロが三遊間を抜ける程度のシングルが積み重なっただけの、見掛け倒しもいいところだ。
ロブ・ジョンソンが一時いい場面で二塁打を連発していた関係で、ロブ・ジョンソンにバッティングの「中身」では追い越されていた。
いまチームに出場機会を無理矢理増やしてもらってまで城島が必死にやっているのは、この「シングルヒットしか打てない薄っぺらなバッティングスタッツに、なんとか無理矢理『長打』を帳尻あわせして、見栄えを整えること」だ。
なんという「みかけだおし」。失笑するしかない。
しかし、その結果、どうなったかといえば、無理矢理長打狙いでバットを振り回した結果、三振も急増、やがて、まったくバットにボールが当たらなくなり、ボールが見えなくなるほどフォームを崩して、月間打率.162のていたらく。いまや、ストレートには振り遅れ、大きな変化球は空振りする。
この8月、ホームランを3本打ったことで城島の打撃が好調だと思っている馬鹿なテレビ解説者がいるかもしれないが、そんなヨタ話は信じてはいけない。
月間打率の.162は、過去の記録の中で2番目に酷い月間打率。
こんな成績で8Mもらうものだ。クラブハウスで「日本人に対するやっかみ」の原因を作らないわけがない。原因はもちろんこのコネ捕手の「特別扱い」だ。