ローリング・ベースボール
August 06, 2008
クレメントがメジャーに上がってきたばかりの頃を思い出すと、豪快に三振ばかりしていた記憶があるが、だいぶメジャーの球に慣れてきた。この日は5打席で29球、1打席あたり6球をほうらせた。ファウルで逃げることができる心のゆとりが出てきているのだろう。結果も、ヒットと四球、2出塁。悪くない。
リード面も、このごろナックルでストライクのとれないディッキーをもちこたえさせて7回3失点、QS(クオリティ・スタート)を達成した。7月初めの頃に投手にストライクを投げさせすぎてかえって狙い打ちされる失点がいくつかあったが、その点についても多少神経を配るようにしているようだ。ディッキーのナックルを受けるキャッチングにも、なんの問題もない。
バレンティンも、ビドロがDFAになって上がってきたばかりで、メジャーの感覚に戻す時間も必要だろうが、犠牲フライ、進塁打、ヒット。正直荒削りなタイプだが、自分なりにロールroleをこなそうという必死さが形になってみえる。
これでひさびさ3連勝。若手のこれからのローリングぶりがますます楽しみだ。
だが。今日の試合は本来楽勝していい試合だと思うし、なにより好投ディッキーに白星がつくべきだ。8回裏に1イニング早く出てきたミネソタのクローザー、ネイサンが崩れてくれたからいいようなものの、全体としてゲームメイキングには失敗したと考える。向上のため、反省を求めたい。チーム再建といっても、なにもかもがすぐにうまくいくわけがない。王者エンゼルスを越える日もまだまだ遠い。
さっぱりローリングしない2回
ロペス ヒット
クレメント 四球(無死1、2塁)←7球ねばる
バレンティン ライトフライ(1死1、3塁)進塁打
ラヘア 三振(2死1、3塁)
ベタンコート レフトフライ
4回は、イバニェスの3ランの後、昨日ほどではないが、少しローリングできた。というのも、いままでなら、誰かがホームランを打とうものなら、誰も彼も気がゆるんでしまい、意味もなくバットを振り回して凡退するだけだったからだ。こういう、ホームランの後でも追加点がとれるイニングが作れるようになってきたことを、まずは喜んでおくべきかもしれない。
少しローリングした3回
イチロー ヒット
リード ヒット(1、2塁)
イバニェス ホームラン(3RBI) 2試合で驚異の13打点
ベルトレ ショートゴロ
ロペス 内野安打
クレメント ヒット(1、3塁)
バレンティン 犠牲フライ(RBI)
ラヘア 三振
なお、上にあげた2回、3回の攻撃でラヘアが2度三振して、攻撃の流れを止めている。ほかのイニングでもベタンコート、ベルトレあたりが打線のローリングを止めている。接戦を呼び込んでしまった原因は、うまくローリングできなかったイニングの拙攻と、クローザーに復帰したプッツのゆるみだ。特に今日のディッキーに勝ちがつかなかった原因は、プッツの漫然とした投球ぶり。モローが先発修行のためにマイナーに落ちた現在、クローザーとしては信頼度が低すぎると考える。
8回表にミネソタに逆転されたことをとがめたのかどうか、理由はわからないが、リグルマンは最終回の捕手をクレメントからバークにかえてきた。だが、これは無駄な交代。それは、捕手が交代した9回にもプッツが乱調だったことで、すぐに判明する。
9回表のプッツは、あまりにもチカラが入りすぎ。2死1塁の場面で、この日2ホーマーのクベルに二塁打を打たれたが、もしこのとき1塁にいたモーノーが生還するか、そのあと敬遠で2死満塁となって、代打レドモンドに打たれた強いライナーがライトを抜けていれば、この日のシアトルの勝利はなく、試合後のベンチはお通夜になっていただろう。8回表のプッツの2失点も、2ボールが先行してしまい、98マイル出せるストレートをわざと90マイルに抑えてストライクを置きにいって痛打された。
クローザーがこういう漫然とした投球をしていたのでは、好打者の多いミネソタは抑えられない。試合終了直後のプッツは、勝ったというのに俯いて地面を見ながらベンチに戻ってきた。内容を考えたら当然だ。まだ確かめてはないが、現地記事も、ディッキーよくやった、プッツ反省しろ、という方向で出ていることと思う。
なお、今日の記事タイトルは、某掲示板にあったリクエストによるもの(笑)
あと、言い忘れたが、Seattle Timesのベイカーがいうように、投手を含めた今日のスターター10人のうち、半分の5人は2008シーズンのスタートのときにはマイナーにいた。野手4人がポジションを失ったわけだが、セクソンが解雇され、ビドロは戦力外通告。この処分対象には、正捕手を剥奪された(本来はクビになっているはずの)城島も当然入っているのである。選手の処分とセールはまだ終わってはいない。
リード面も、このごろナックルでストライクのとれないディッキーをもちこたえさせて7回3失点、QS(クオリティ・スタート)を達成した。7月初めの頃に投手にストライクを投げさせすぎてかえって狙い打ちされる失点がいくつかあったが、その点についても多少神経を配るようにしているようだ。ディッキーのナックルを受けるキャッチングにも、なんの問題もない。
バレンティンも、ビドロがDFAになって上がってきたばかりで、メジャーの感覚に戻す時間も必要だろうが、犠牲フライ、進塁打、ヒット。正直荒削りなタイプだが、自分なりにロールroleをこなそうという必死さが形になってみえる。
これでひさびさ3連勝。若手のこれからのローリングぶりがますます楽しみだ。
だが。今日の試合は本来楽勝していい試合だと思うし、なにより好投ディッキーに白星がつくべきだ。8回裏に1イニング早く出てきたミネソタのクローザー、ネイサンが崩れてくれたからいいようなものの、全体としてゲームメイキングには失敗したと考える。向上のため、反省を求めたい。チーム再建といっても、なにもかもがすぐにうまくいくわけがない。王者エンゼルスを越える日もまだまだ遠い。
さっぱりローリングしない2回
ロペス ヒット
クレメント 四球(無死1、2塁)←7球ねばる
バレンティン ライトフライ(1死1、3塁)進塁打
ラヘア 三振(2死1、3塁)
ベタンコート レフトフライ
4回は、イバニェスの3ランの後、昨日ほどではないが、少しローリングできた。というのも、いままでなら、誰かがホームランを打とうものなら、誰も彼も気がゆるんでしまい、意味もなくバットを振り回して凡退するだけだったからだ。こういう、ホームランの後でも追加点がとれるイニングが作れるようになってきたことを、まずは喜んでおくべきかもしれない。
少しローリングした3回
イチロー ヒット
リード ヒット(1、2塁)
イバニェス ホームラン(3RBI) 2試合で驚異の13打点
ベルトレ ショートゴロ
ロペス 内野安打
クレメント ヒット(1、3塁)
バレンティン 犠牲フライ(RBI)
ラヘア 三振
なお、上にあげた2回、3回の攻撃でラヘアが2度三振して、攻撃の流れを止めている。ほかのイニングでもベタンコート、ベルトレあたりが打線のローリングを止めている。接戦を呼び込んでしまった原因は、うまくローリングできなかったイニングの拙攻と、クローザーに復帰したプッツのゆるみだ。特に今日のディッキーに勝ちがつかなかった原因は、プッツの漫然とした投球ぶり。モローが先発修行のためにマイナーに落ちた現在、クローザーとしては信頼度が低すぎると考える。
8回表にミネソタに逆転されたことをとがめたのかどうか、理由はわからないが、リグルマンは最終回の捕手をクレメントからバークにかえてきた。だが、これは無駄な交代。それは、捕手が交代した9回にもプッツが乱調だったことで、すぐに判明する。
9回表のプッツは、あまりにもチカラが入りすぎ。2死1塁の場面で、この日2ホーマーのクベルに二塁打を打たれたが、もしこのとき1塁にいたモーノーが生還するか、そのあと敬遠で2死満塁となって、代打レドモンドに打たれた強いライナーがライトを抜けていれば、この日のシアトルの勝利はなく、試合後のベンチはお通夜になっていただろう。8回表のプッツの2失点も、2ボールが先行してしまい、98マイル出せるストレートをわざと90マイルに抑えてストライクを置きにいって痛打された。
クローザーがこういう漫然とした投球をしていたのでは、好打者の多いミネソタは抑えられない。試合終了直後のプッツは、勝ったというのに俯いて地面を見ながらベンチに戻ってきた。内容を考えたら当然だ。まだ確かめてはないが、現地記事も、ディッキーよくやった、プッツ反省しろ、という方向で出ていることと思う。
なお、今日の記事タイトルは、某掲示板にあったリクエストによるもの(笑)
あと、言い忘れたが、Seattle Timesのベイカーがいうように、投手を含めた今日のスターター10人のうち、半分の5人は2008シーズンのスタートのときにはマイナーにいた。野手4人がポジションを失ったわけだが、セクソンが解雇され、ビドロは戦力外通告。この処分対象には、正捕手を剥奪された(本来はクビになっているはずの)城島も当然入っているのである。選手の処分とセールはまだ終わってはいない。
damejima at 20:50
August 05, 2008
クレメントが自分のチカラで城島を越えた。
重要すぎる場面の代打で、見事に勝ち越しタイムリー。大役を果たしただけでなく、その後マスクをかぶって、チームのドラマを危なげなく守り抜いたことも大きい。まさにワンチャンスをモノにした、若者の面目躍如である。
バティスター城島のバッテリーのいつもの大量失点で、いつもなら諦めた試合である。事実、7回、先頭打者として打席に立ったのは城島で、なんの工夫もなく、サードゴロ。このとき日本のファンは「今日もいつものマリナーズか」と、その後に待っているドラマなど予想できない展開だった。
自信をもって言うが、この日の連続得点のパターンは、既にこのブログでは予測していた。7月31日の4回に「来シーズン以降のシアトルの形が見えた」と書き、そして7月31日の4回に再現された、あの「選んで貯める、繋いで返す」という、クレメント先発のここ数試合にみられるシアトルの新しいローリングする野球スタイルだ。
「選んで貯める」とは、もちろん、ランナーが出たらヒットだけ狙ってファーストストライクをむやみに早打ちして併殺に終わるような淡白な攻撃ではなく(この8月4日も、そういう馬鹿な攻撃は何度もあった。何人もの走者がいつものように見殺しになった)、無策のままアウトカウントを無駄に増やさないで、四球もきちんと評価しつつ、ランナーを丁寧に貯め、進め、試合相手の守備に大きなプレッシャーを与えていくスタイルだ。
「繋いで返す」とは、もちろん、出したランナー、貯めたランナーを無駄にしない攻撃のこと。クラッチヒッターの前にランナーを貯めタイムリーやホームランを期待するのはそれは理想だが、そんなケースが試合で何度も訪れるわけはない。たとえ繋がりづらい下位打線の出塁でも無駄にせず、塁を埋めたランナーを返すためにできることはなんでもする。進塁打、バント、代打、代走、相手のエラーや野選。なんでも利用しつつ、フィニッシュの形はたとえ犠牲フライでもいいから、小さいチャンスも無駄にせず、得点として丁寧に収穫していく。
いいかえれば、海でむやみに魚を獲って資源を枯渇させるのではなく、チャンスという卵を、育ててはかえし、育てては返し、何度も収穫する栽培型漁業のような野球、とでもいうような野球だ。
ロールroleとは「役割」のことだが、今日の7回は選手がきちんとロールをこなしつつ、チャンスを先へ先へと転がしていく、つまり、ローリングさせていく、そういうチームの姿勢の変化がもたらした野球が、おもしろいように連鎖的につながって結果的に大量点を産んだ。
ランナーを貯める作業を繰り返す経過でミネソタの守備に大きなプレシャーがかかって、何度もエラーを誘発したが、こうしたエラー誘発も偶然ではない。7月31日の4回、7月31日の4回、いずれの得点シーンも相手のエラーがらみだ。
やはりランナーを貯めていくプレッシャーが相手守備をかなりビビらせ、ミスを誘発させるのである。
BOX SCORE
7回裏
城島 サードゴロ(2球目)
ベタンコート ヒット
イチロー 四球(1、2塁)
ブルームクイスト ヒット(満塁)
イバニェス グランドスラム(4RBI)
ベルトレ 2塁打
ロペス ヒット(RBI 2塁)
ビドロ サードフライ
代打カイロ 四球
代打クレメント ヒット+エラー(RBI 2、3塁)←勝ち越し
ベタンコート ヒット+エラー(RBI 2塁)
イチロー 敬遠四球(1、2塁)
ブルームクイスト 四球(満塁)
イバニェス ヒット+1塁走者ブルクイ本塁アウト(2RBI)
注 イバニェスの1イニング6RBIは、球団レコードとのこと。これまでの記録は、グリフィーJr.の5打点(1999年4月29日 at old Kingdome)
10得点のイニングの動画(MLB)
http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?mid=200808053255236&c_id=sea
ところでこれは、日本のメディアのシアトル番記者として有名なN氏の記事だが、「(存在感を示す)機会さえ奪われて」とはまた、おかしなことを書くものだ。
城島に屈辱の代打 一打勝ち越しのチャンスに
http://mlb.yahoo.co.jp/headlines/?a=15622
「打率が2割1分を前後する。そうした選手が名誉回復するとしたら、今日のような場面で存在感を示すしかないが、その機会さえ奪われては、気持ちの整理がつかなかったのかもしれない。」
7回の先頭打者は誰だったか?
そして、その打席を、気持ちがたるんでいるとしかいいようがない阿呆なバッティングで無駄にした「油断」は誰の責任か。チームか。
すべて、城島自身である。
忘れてはいけない。7回、城島はすでに一度、チャンスをもらっているのだ。無策にサードゴロを打った時点で誰もが「ああ、いつものマリナーズか」と暗澹たる気持ちにさせられた。同じイニングの2度目の打席で代打を出されたことが「チームが機会を奪った」ことになるわけがない。
チャンスの打席だけよこせ、とでもいうのか?
何を甘えたことを言っている。馬鹿を言うのも、ほどほどにしたらどうか。
この7回の大量得点は、チャンスを、それぞれの打者が自分のロールを自覚して、チャンスを作り、育てながら繋いで、収穫して、またチャンスをローリングさせて作りだしたものだ。
だらしなくクチをあけて「チャンスになったら、エサちょうだい」とピーピーと泣き喚いてばかりいる小鳥ではあるまいし、チャンスがもらえるのを待っているだけの選手などに、用はない。代打を出されて当然だ。
そもそも、この2008年シーズンという途方もなく大きなチャンスを与えられてもらっておいて、ぶざまな大失態でそれを逃したのは、ほかならぬ城島自身だろう。
いつまで甘やかしておけば気がすむのだ。
もう一度書こう。7回の先頭打者として打席に立ったのは城島で、打者として、なんの工夫もなくサードゴロ。このヘボ打者がこの後起きたチームのドラマへの参加を許されなかったのは、しごく当然のことだ。
重要すぎる場面の代打で、見事に勝ち越しタイムリー。大役を果たしただけでなく、その後マスクをかぶって、チームのドラマを危なげなく守り抜いたことも大きい。まさにワンチャンスをモノにした、若者の面目躍如である。
バティスター城島のバッテリーのいつもの大量失点で、いつもなら諦めた試合である。事実、7回、先頭打者として打席に立ったのは城島で、なんの工夫もなく、サードゴロ。このとき日本のファンは「今日もいつものマリナーズか」と、その後に待っているドラマなど予想できない展開だった。
自信をもって言うが、この日の連続得点のパターンは、既にこのブログでは予測していた。7月31日の4回に「来シーズン以降のシアトルの形が見えた」と書き、そして7月31日の4回に再現された、あの「選んで貯める、繋いで返す」という、クレメント先発のここ数試合にみられるシアトルの新しいローリングする野球スタイルだ。
「選んで貯める」とは、もちろん、ランナーが出たらヒットだけ狙ってファーストストライクをむやみに早打ちして併殺に終わるような淡白な攻撃ではなく(この8月4日も、そういう馬鹿な攻撃は何度もあった。何人もの走者がいつものように見殺しになった)、無策のままアウトカウントを無駄に増やさないで、四球もきちんと評価しつつ、ランナーを丁寧に貯め、進め、試合相手の守備に大きなプレッシャーを与えていくスタイルだ。
「繋いで返す」とは、もちろん、出したランナー、貯めたランナーを無駄にしない攻撃のこと。クラッチヒッターの前にランナーを貯めタイムリーやホームランを期待するのはそれは理想だが、そんなケースが試合で何度も訪れるわけはない。たとえ繋がりづらい下位打線の出塁でも無駄にせず、塁を埋めたランナーを返すためにできることはなんでもする。進塁打、バント、代打、代走、相手のエラーや野選。なんでも利用しつつ、フィニッシュの形はたとえ犠牲フライでもいいから、小さいチャンスも無駄にせず、得点として丁寧に収穫していく。
いいかえれば、海でむやみに魚を獲って資源を枯渇させるのではなく、チャンスという卵を、育ててはかえし、育てては返し、何度も収穫する栽培型漁業のような野球、とでもいうような野球だ。
ロールroleとは「役割」のことだが、今日の7回は選手がきちんとロールをこなしつつ、チャンスを先へ先へと転がしていく、つまり、ローリングさせていく、そういうチームの姿勢の変化がもたらした野球が、おもしろいように連鎖的につながって結果的に大量点を産んだ。
ランナーを貯める作業を繰り返す経過でミネソタの守備に大きなプレシャーがかかって、何度もエラーを誘発したが、こうしたエラー誘発も偶然ではない。7月31日の4回、7月31日の4回、いずれの得点シーンも相手のエラーがらみだ。
やはりランナーを貯めていくプレッシャーが相手守備をかなりビビらせ、ミスを誘発させるのである。
BOX SCORE
7回裏
城島 サードゴロ(2球目)
ベタンコート ヒット
イチロー 四球(1、2塁)
ブルームクイスト ヒット(満塁)
イバニェス グランドスラム(4RBI)
ベルトレ 2塁打
ロペス ヒット(RBI 2塁)
ビドロ サードフライ
代打カイロ 四球
代打クレメント ヒット+エラー(RBI 2、3塁)←勝ち越し
ベタンコート ヒット+エラー(RBI 2塁)
イチロー 敬遠四球(1、2塁)
ブルームクイスト 四球(満塁)
イバニェス ヒット+1塁走者ブルクイ本塁アウト(2RBI)
注 イバニェスの1イニング6RBIは、球団レコードとのこと。これまでの記録は、グリフィーJr.の5打点(1999年4月29日 at old Kingdome)
10得点のイニングの動画(MLB)
http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?mid=200808053255236&c_id=sea
ところでこれは、日本のメディアのシアトル番記者として有名なN氏の記事だが、「(存在感を示す)機会さえ奪われて」とはまた、おかしなことを書くものだ。
城島に屈辱の代打 一打勝ち越しのチャンスに
http://mlb.yahoo.co.jp/headlines/?a=15622
「打率が2割1分を前後する。そうした選手が名誉回復するとしたら、今日のような場面で存在感を示すしかないが、その機会さえ奪われては、気持ちの整理がつかなかったのかもしれない。」
7回の先頭打者は誰だったか?
そして、その打席を、気持ちがたるんでいるとしかいいようがない阿呆なバッティングで無駄にした「油断」は誰の責任か。チームか。
すべて、城島自身である。
忘れてはいけない。7回、城島はすでに一度、チャンスをもらっているのだ。無策にサードゴロを打った時点で誰もが「ああ、いつものマリナーズか」と暗澹たる気持ちにさせられた。同じイニングの2度目の打席で代打を出されたことが「チームが機会を奪った」ことになるわけがない。
チャンスの打席だけよこせ、とでもいうのか?
何を甘えたことを言っている。馬鹿を言うのも、ほどほどにしたらどうか。
この7回の大量得点は、チャンスを、それぞれの打者が自分のロールを自覚して、チャンスを作り、育てながら繋いで、収穫して、またチャンスをローリングさせて作りだしたものだ。
だらしなくクチをあけて「チャンスになったら、エサちょうだい」とピーピーと泣き喚いてばかりいる小鳥ではあるまいし、チャンスがもらえるのを待っているだけの選手などに、用はない。代打を出されて当然だ。
そもそも、この2008年シーズンという途方もなく大きなチャンスを与えられてもらっておいて、ぶざまな大失態でそれを逃したのは、ほかならぬ城島自身だろう。
いつまで甘やかしておけば気がすむのだ。
もう一度書こう。7回の先頭打者として打席に立ったのは城島で、打者として、なんの工夫もなくサードゴロ。このヘボ打者がこの後起きたチームのドラマへの参加を許されなかったのは、しごく当然のことだ。
damejima at 19:35
August 04, 2008
やはりシルバには、クレメントだ。
クレメントが指の怪我からようやく捕手に復帰した2試合目、シルバ先発。城島マスクの試合で今年8連敗しているシルバにとって、そしてチームにとっても、待ち遠しかった復帰だろう。シルバとの契約の長さを考えるとシルバにはぜひ多少復権してもらわないと、チームとしても非常に困る。
この試合、防御率6点のシルバがなんとか4失点に抑えてリレーし、打線がそれ以上に点をもぎとってやることで、7月31日の勝利パターンを取り戻した。
なんといっても投手3人で、四球がわずかひとつ、これが大きい。8月1日の城島先発のボルチモア戦では、四球でランナーを貯めては打たれる展開で、5四球を与え、チームは5月の悪夢を思い出す敗戦をしていた。
またクレメントの試合は、ダブルプレーでピンチを切り抜けるケースが多いということは以前も指摘しておいたが、この試合でも、満塁のピンチにダブルプレーをとっている。
試合が決まったのは、7回表の満塁からの攻撃。7月31日の4回について指摘しておいた通りの攻撃展開で、誰かひとりが作ったのではなく、チーム全体で作ったチャンスだ。
2つのイニングを比較してみれば、城島のような「出塁率があまりにも悪く、バントできず、走れず、進塁打が打てず、それでいて併殺だらけの打者」がチームにしがみついていることが、セーフコのような右打者不利の広い球場で野球をするシアトルにとって、いかに有害か、わかる。
こんなチームに全く向いていないダメ選手を、よくもまぁ、日本からわざわざ獲ったものだが、セクソンと城島、2人の右の馬鹿打者を並べれてみれば、かつてのチームマネジメントが方針を失敗して選手獲得したことは明らかだ。
この2人の不良債権のうちセクソンがチームを去った以上、城島もチームから早急に去らせて、新しいチーム方針に軌道修正するのが当然なのだが、チーム改革の流れを阻止しているのが、城島がコネのみで獲得した3年契約。不良債権なのが確定したこのダメ捕手だが、意固地になってチームにしがみついてベンチから冷えた視線をグラウンドに送る毎日を送ってでも、これからの若いチームの成長を阻害してでも、コネ契約を守りぬくつもりなのだろうか。
けして打率のよくない下位打線でも、よく見極めてランナーを貯め、そこからバント、犠牲フライ、進塁打、相手のエラーや野選、盗塁と、タイムリー以外のあらゆる方法と相手の守備に与えるプレッシャー、そして運で、なんとか得点できる可能性は広がる。チーム打率がたいしたことがないこのチームの下位打線でも、城島がいないことでどれほどスムーズに機能するか、ファンにはすでにわかっている。
BOX SCORE
1回
イチロー ヒット→盗塁
リード バント失敗→フルカウントから三塁打(イチロー生還)
3回
ベタンコート 二塁打
イチロー セカンドゴロ(ベタンコート進塁)
リード 犠牲フライ(ベタンコート生還)
7回 3得点
ラヘア 四球
クレメント セカンド内野安打
ベタンコート 四球
イチロー ショートゴロエラー(ラヘア生還)
リード 三振
イバニェス ライト前タイムリー(クレメント、ベタンコート生還)
参考:7月31日のゲーム
http://blog.livedoor.jp/damejima/archives/478670.html
城島が打線にいる、ということは、どういうことか。
それは打線に「バントできない。四球を選べない。走れない。かといって、長打が打てるわけでもない。だから、ただただ打席でバットを振り回しさせて、運がよければ単打、だが8割以上の確率でアウト、かつ、ダブルプレーになる確率も高い、そういう孤立打者を放置しておく」そういう意味だ。(中略)
シアトルのようなチーム、セーフコのような球場には、下位打線に、ただ馬鹿みたいにバットを振り回すだけで出塁率の稼げない、バントもできない、犠牲フライも打てない、そんな頭の悪い右打者は、全く必要ない。
7月31日の4回 チーム2得点
カイロ 四球
ラヘア 四球(無死1、2塁)
バーク バント(1死2、3塁)
リード 野選(カイロ生還)
イチロー 犠牲フライ(ラヘア生還)
クレメントが指の怪我からようやく捕手に復帰した2試合目、シルバ先発。城島マスクの試合で今年8連敗しているシルバにとって、そしてチームにとっても、待ち遠しかった復帰だろう。シルバとの契約の長さを考えるとシルバにはぜひ多少復権してもらわないと、チームとしても非常に困る。
この試合、防御率6点のシルバがなんとか4失点に抑えてリレーし、打線がそれ以上に点をもぎとってやることで、7月31日の勝利パターンを取り戻した。
なんといっても投手3人で、四球がわずかひとつ、これが大きい。8月1日の城島先発のボルチモア戦では、四球でランナーを貯めては打たれる展開で、5四球を与え、チームは5月の悪夢を思い出す敗戦をしていた。
またクレメントの試合は、ダブルプレーでピンチを切り抜けるケースが多いということは以前も指摘しておいたが、この試合でも、満塁のピンチにダブルプレーをとっている。
試合が決まったのは、7回表の満塁からの攻撃。7月31日の4回について指摘しておいた通りの攻撃展開で、誰かひとりが作ったのではなく、チーム全体で作ったチャンスだ。
2つのイニングを比較してみれば、城島のような「出塁率があまりにも悪く、バントできず、走れず、進塁打が打てず、それでいて併殺だらけの打者」がチームにしがみついていることが、セーフコのような右打者不利の広い球場で野球をするシアトルにとって、いかに有害か、わかる。
こんなチームに全く向いていないダメ選手を、よくもまぁ、日本からわざわざ獲ったものだが、セクソンと城島、2人の右の馬鹿打者を並べれてみれば、かつてのチームマネジメントが方針を失敗して選手獲得したことは明らかだ。
この2人の不良債権のうちセクソンがチームを去った以上、城島もチームから早急に去らせて、新しいチーム方針に軌道修正するのが当然なのだが、チーム改革の流れを阻止しているのが、城島がコネのみで獲得した3年契約。不良債権なのが確定したこのダメ捕手だが、意固地になってチームにしがみついてベンチから冷えた視線をグラウンドに送る毎日を送ってでも、これからの若いチームの成長を阻害してでも、コネ契約を守りぬくつもりなのだろうか。
けして打率のよくない下位打線でも、よく見極めてランナーを貯め、そこからバント、犠牲フライ、進塁打、相手のエラーや野選、盗塁と、タイムリー以外のあらゆる方法と相手の守備に与えるプレッシャー、そして運で、なんとか得点できる可能性は広がる。チーム打率がたいしたことがないこのチームの下位打線でも、城島がいないことでどれほどスムーズに機能するか、ファンにはすでにわかっている。
BOX SCORE
1回
イチロー ヒット→盗塁
リード バント失敗→フルカウントから三塁打(イチロー生還)
3回
ベタンコート 二塁打
イチロー セカンドゴロ(ベタンコート進塁)
リード 犠牲フライ(ベタンコート生還)
7回 3得点
ラヘア 四球
クレメント セカンド内野安打
ベタンコート 四球
イチロー ショートゴロエラー(ラヘア生還)
リード 三振
イバニェス ライト前タイムリー(クレメント、ベタンコート生還)
参考:7月31日のゲーム
http://blog.livedoor.jp/damejima/archives/478670.html
城島が打線にいる、ということは、どういうことか。
それは打線に「バントできない。四球を選べない。走れない。かといって、長打が打てるわけでもない。だから、ただただ打席でバットを振り回しさせて、運がよければ単打、だが8割以上の確率でアウト、かつ、ダブルプレーになる確率も高い、そういう孤立打者を放置しておく」そういう意味だ。(中略)
シアトルのようなチーム、セーフコのような球場には、下位打線に、ただ馬鹿みたいにバットを振り回すだけで出塁率の稼げない、バントもできない、犠牲フライも打てない、そんな頭の悪い右打者は、全く必要ない。
7月31日の4回 チーム2得点
カイロ 四球
ラヘア 四球(無死1、2塁)
バーク バント(1死2、3塁)
リード 野選(カイロ生還)
イチロー 犠牲フライ(ラヘア生還)
damejima at 20:58
August 01, 2008
価値ある勝利だった。
昨日と、今日。わずか2試合だが、比べてみれば全く違うゲームになった。昨日までの2試合で散々ミスを犯した城島をはずしただけで、こうも野球が変わるのだから、城島の悪影響の大きさがわかるというものだ。こんなに楽に勝てるというのに、昨日、一昨日と2試合のドタバタ、いったいなんだったのか?
BOX SCORE
シアトルは結局、積極的に2008夏のトレードチャンスを活用することはできなかった。長年の欠陥である選手活用の下手さもある。だが、それ以上に大きいのは
「2007シーズンの評価を大きく間違えたことによる2008シーズンの大失敗でシアトルに向いてないことがわかった大味な野球、向いてない選手をスッパリ切る見切り。そして、来シーズン以降にやるべき野球への脱皮のためにどの選手が必要で、どの選手が必要ないか見切ること」
この2つの見切りが、いまだに果たせないでいることが大きい。
(2007シーズンの評価の間違いについては、この話をするだけでブログがひとつ必要になる長い話なので割愛する。
要は、2007シーズンは2位だから成功と思っている人が多いが、あれはイチローがあまりにも打ちすぎたりで順位が偶然上がってしまっただけで、チームとして見たら失敗したシーズンという前提に語るのが当然だった、という話。そして、この勘違いは、城島問題、つまり城島の勘違いをはじめ、2008シーズンに噴出したあらゆるチームの内部問題の基礎になっている。)
シアトルが目指すべきなのは、打撃面では、もちろん今日のような偶然の長打に頼らないで楽に勝つゲーム展開だが、そのためには的確な人選と配置が急務なのはいうまでもない。
城島が打線にいる、ということは、どういうことか。
それは打線に「バントできない。四球を選べない。走れない。かといって、長打が打てるわけでもない。だから、ただただ打席でバットを振り回しさせて、運がよければ単打、だが8割以上の確率でアウト、かつ、ダブルプレーになる確率も高い、そういう孤立打者を放置しておく」そういう意味だ。
城島を放置してチーム打撃が効率的になるわけがない。城島が孤立した、ただの打線の穴なのは、なにも打率の低さ、長打の無さからだけではない。たとえ打率が人並みになろうと、この他のプレーヤーとの繋がりを築く技術も意思もないダメ打者を使う限り、戦術は限定され、かつ、得点効率の効率化は達成されない。そこが問題なのだ。
簡単な例で言えば、単打のヒット3本打っても点が入らない、そういうゲームだらけになってしまう。これではいくらイチローがヒットを積み重ねても、入る点は限られる。
わかる人にはとっくに結論が出ている。
シアトルのようなチーム、セーフコのような球場には、下位打線に、ただ馬鹿みたいにバットを振り回すだけで出塁率の稼げない、バントもできない、犠牲フライも打てない、そんな頭の悪い右打者は、全く必要ない。
その代表格が、ヤンキースにトレードされたセクソンではなく(彼は四球を選ぶ力があるために出塁率はまぁまぁあった)コネで居座り続ける城島なのは、2007年からすでにわかっていたことだ。
そんな、チームの外にいるのと同じ孤立した捕手に、マウンドに来られて、ああだこうだピッチングを非難されようものなら、投手だとて人間だ、キレるのも当然だろう。投手たちが、今年までよく我慢したものだ。
下記に、2,4回に合計4点をもぎとった場面を挙げておく。四球、エラー、つまり相手のミスにつけこんで、いやらしく点を重ねた。特に4回など、2四球と捕手バークのバントで作った1死2,3塁が綺麗に点になった。
もし、ここにバントのできない城島がいたら、プレーの選択肢は「まぁ、好きに打て」とでも指示するしかなくなり、ダブルプレーにでも終わって、チャンスは瞬時に潰れていたことだろう。
城島を推す馬鹿ファンが「日本式」だのという言葉を使いたがるが、丁寧な野球が必要な今のシアトルに最も似合わない、荒っぽく雑な野球しかできないのが、城島という選手だということ、つまり、これからのシアトルの野球に最も必要ない、いてもらっては困るのが城島だ、ということに、早く気がついたほうがいいだろう。
2回
ラヘア ヒット
バーク 三塁失(1、3塁)
リード 犠牲フライ(ラヘア生還)
イチロー 二塁打+ライトのエラー(バーク生還)
4回
カイロ 四球
ラヘア 四球(無死1、2塁)
バーク バント(1死2、3塁)
リード 野選(カイロ生還)
イチロー 犠牲フライ(ラヘア生還)
昨日と、今日。わずか2試合だが、比べてみれば全く違うゲームになった。昨日までの2試合で散々ミスを犯した城島をはずしただけで、こうも野球が変わるのだから、城島の悪影響の大きさがわかるというものだ。こんなに楽に勝てるというのに、昨日、一昨日と2試合のドタバタ、いったいなんだったのか?
BOX SCORE
シアトルは結局、積極的に2008夏のトレードチャンスを活用することはできなかった。長年の欠陥である選手活用の下手さもある。だが、それ以上に大きいのは
「2007シーズンの評価を大きく間違えたことによる2008シーズンの大失敗でシアトルに向いてないことがわかった大味な野球、向いてない選手をスッパリ切る見切り。そして、来シーズン以降にやるべき野球への脱皮のためにどの選手が必要で、どの選手が必要ないか見切ること」
この2つの見切りが、いまだに果たせないでいることが大きい。
(2007シーズンの評価の間違いについては、この話をするだけでブログがひとつ必要になる長い話なので割愛する。
要は、2007シーズンは2位だから成功と思っている人が多いが、あれはイチローがあまりにも打ちすぎたりで順位が偶然上がってしまっただけで、チームとして見たら失敗したシーズンという前提に語るのが当然だった、という話。そして、この勘違いは、城島問題、つまり城島の勘違いをはじめ、2008シーズンに噴出したあらゆるチームの内部問題の基礎になっている。)
シアトルが目指すべきなのは、打撃面では、もちろん今日のような偶然の長打に頼らないで楽に勝つゲーム展開だが、そのためには的確な人選と配置が急務なのはいうまでもない。
城島が打線にいる、ということは、どういうことか。
それは打線に「バントできない。四球を選べない。走れない。かといって、長打が打てるわけでもない。だから、ただただ打席でバットを振り回しさせて、運がよければ単打、だが8割以上の確率でアウト、かつ、ダブルプレーになる確率も高い、そういう孤立打者を放置しておく」そういう意味だ。
城島を放置してチーム打撃が効率的になるわけがない。城島が孤立した、ただの打線の穴なのは、なにも打率の低さ、長打の無さからだけではない。たとえ打率が人並みになろうと、この他のプレーヤーとの繋がりを築く技術も意思もないダメ打者を使う限り、戦術は限定され、かつ、得点効率の効率化は達成されない。そこが問題なのだ。
簡単な例で言えば、単打のヒット3本打っても点が入らない、そういうゲームだらけになってしまう。これではいくらイチローがヒットを積み重ねても、入る点は限られる。
わかる人にはとっくに結論が出ている。
シアトルのようなチーム、セーフコのような球場には、下位打線に、ただ馬鹿みたいにバットを振り回すだけで出塁率の稼げない、バントもできない、犠牲フライも打てない、そんな頭の悪い右打者は、全く必要ない。
その代表格が、ヤンキースにトレードされたセクソンではなく(彼は四球を選ぶ力があるために出塁率はまぁまぁあった)コネで居座り続ける城島なのは、2007年からすでにわかっていたことだ。
そんな、チームの外にいるのと同じ孤立した捕手に、マウンドに来られて、ああだこうだピッチングを非難されようものなら、投手だとて人間だ、キレるのも当然だろう。投手たちが、今年までよく我慢したものだ。
下記に、2,4回に合計4点をもぎとった場面を挙げておく。四球、エラー、つまり相手のミスにつけこんで、いやらしく点を重ねた。特に4回など、2四球と捕手バークのバントで作った1死2,3塁が綺麗に点になった。
もし、ここにバントのできない城島がいたら、プレーの選択肢は「まぁ、好きに打て」とでも指示するしかなくなり、ダブルプレーにでも終わって、チャンスは瞬時に潰れていたことだろう。
城島を推す馬鹿ファンが「日本式」だのという言葉を使いたがるが、丁寧な野球が必要な今のシアトルに最も似合わない、荒っぽく雑な野球しかできないのが、城島という選手だということ、つまり、これからのシアトルの野球に最も必要ない、いてもらっては困るのが城島だ、ということに、早く気がついたほうがいいだろう。
2回
ラヘア ヒット
バーク 三塁失(1、3塁)
リード 犠牲フライ(ラヘア生還)
イチロー 二塁打+ライトのエラー(バーク生還)
4回
カイロ 四球
ラヘア 四球(無死1、2塁)
バーク バント(1死2、3塁)
リード 野選(カイロ生還)
イチロー 犠牲フライ(ラヘア生還)
damejima at 14:05